LEAN IN
■著者:シェリル・サンドバーグ
シェリル・サンドバーグは、ハーバードに財務省に、GoogleにFacebookに、世界で最も有力な女性、世界で最も影響力のある100人等、その華麗なる経歴を挙げたら、枚挙に暇がない。
だが、その道は平たんではなかった。まず第一に、『女性』だったのだ。
『男尊女卑』の時代は、いつまで続くのだろうか。今を生きる人が『黒人差別』の時代を今不思議に思うように、私にはそう遠くない将来に、それが終わる時代が来ると思う。
だがそれには当然、彼女のように立ち上がる人間が必要不可欠だ。マルコムXやキング牧師、ネルソン・マンデラがそうであったように、『違和感』に立ち向かう人間の潜在意識には、『確固たる真理』が視えているのである。