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ロバート・キャパ『きみの写真が傑作にならないのは、あと一歩、被写体に近づいてないからだ』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『義務を超えた勇気と冒険をもって撮られた海外での最高の写真』。それが、ロバート・キャパ賞である。人は、何のために生まれたのだろうか。何を成し遂げるために生まれたのだろうか。生きる理念を見出す人と、見出せない人。凡人と偉人の差は、一言、それだけの違いである。

 

私は写真家でもなければ、ロバート・キャパ賞を受賞する人生とは程遠い人生を歩んでいる。だが、私は20代で日本の世界遺産は全て観て回ったし、公園や特別名勝など、秀麗な景色はたくさん写真に撮ってきた。

 

カメラ

 

私の場合、『一度行った場所はもう二度と行かない』という覚悟で毎回の取材に臨んでいる。世界には秀麗な景色がたくさんあるわけであり、できるだけ多くの場所を見てから死にたいので、そういう考え方になったわけだ。

 

だから写真を撮るときに、いつもこのロバート・キャパの言葉を思い浮かべる。もう二度と来る予定がないこの場所で、『自分が出来る限りの最高の写真』を撮るためには、人にどう見られるか、何と言われるかを気にしているようではダメで、時には『周囲から浮く』覚悟が必要になる。

 

もちろん私の写真はプロからみたら甘いだろう。単純に私は、何の技術も学んでいないカメラの素人である。だが、私は写真を撮るときに、できるだけいい写真を撮ろうと努力している中で、いつもロバート・キャパのこの言葉を思い出している。知らぬ間に、被写体に一歩、二歩、近づいているからだ。

 

しかしおそらくこのロバート・キャパの『あと一歩被写体に近づいていない』という言葉の意味は、私が言う一歩の他に、もう一つ意味があるだろう。それは例えば、『実際に戦場に足を運ぶ時に必要な勇気』のことだ。ロバート・キャパ賞が『義務を超えた勇気と冒険をもって撮られた海外での最高の写真』に与えられるわけだから、人の心を動かす最高の写真を撮るときに必要なのは、燃え滾る情熱なのだ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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