名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
この言葉はもちろん、単なる異変や違和感ということでも通用するだろう。例えば私の友人に、自分が風邪をひいていることもよく理解しないくらい、鈍感な人間がいた。彼は自分の母親に、
と言われてはじめて、自分の体調不良に気づくという人間だった。その例を考えてみても、今回の言葉は当てはまる。
私の場合はこういう風に『認知ミス』が起きることは少ない。最初からそういう風に『印象管理』について気を配る人間だったし、極めつけは、しかしそれでも問題が溜まっていた深層心理の蓋をこじ開けた恩師の存在である。
17歳の頃彼ら恩師に、『お前は卑怯だ、醜い、ずるい、汚い。』と言われたその刹那、確かに彼らを怨む自分の感情があった。滅多に泣くことなどない、プライドの塊のような私が、人前で涙を止められなかった。しかし次の瞬間には、もう彼らの言葉を受け入れている自分がいた。それだけ、私と彼らとの間には、絶大な信頼関係があったのだ。彼らは私を信頼していたからこそ、こじ開けてくれたのだった。私の『表面上』は、文句ひとつ出ないものだった。しかし『心底の内面』には、自分本位で残酷なエゴイストが棲みついていたのだ。
私はそのエゴイストと闘う決意を決めたが、それはそれは大変な試練だった。
だが、ルソーは言った。
私はこの言葉の意味を、心底のレベルで理解しているのである。それから14年が経った。従って、『認知ミス』をすることは激減した。それは全て、恩師が私に助言してくれたことが、根源なのである。しかしあの時確かに、『刹那でも怨んでしまった』。その時の私に今回の言葉を見せてあげれば、とても有効な言葉だっただろう。もっとも、恩師と私との信頼関係には、その他の言葉など、入る余地はなかった。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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