名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
なすべき『正当なこと』というのは、例えばアインシュタインの言う、
この言葉を同じ的を射ている。つまり、『良心に反すること』をしてしまえばそれは、『不当なこと』となる。そう考えると、思い浮かべるのは『ウサギとカメ』だ。
つまりこういうことだ。
もしカメも『ウサギを見る』ような人間だったら、バギーに乗ったり、あるいはウサギに睡眠薬を飲ませて対抗したかもしれない。だが、カメは『ゴール』を見ていた。最初から敵はウサギではなく、自分自身だったのだ。自分のなすべき正当なことというのは、限られている。例えば、人が遠い異国で泣き叫ぶおなかを空いた赤ん坊の、おむつを替えてあげることはできない。だとしたら、人は結局自分の出来る範囲の中で、自分の可能な限りの最善を尽くすことしかできないのだ。
だから、その物理的限界について憂う必要はない。それを憂う人は逆に傲慢であり、(もし自分にそういう物理的限界がなければ)という、万能の力を少しでも期待する、野心家である。『その方向』は誰しもが一度は目を向けるが、実はその方向ではないのだ。それを悟った人間が例えば、
ブッダである。
私も完璧主義だから、自分がごみのポイ捨てをしたところで、地球に悪影響などないと考えていた。つまり、工場や車が排気ガスを出し、家や道路を作るため、埋め立てるために自然を破壊し、生活の利便性が向上する裏で様々な環境汚染が行われている中で、自分が今日捨てるティッシュ一枚は、何の影響ももたらさないと、そう考えていたのだ。
だが、その考え方は甘かった。そもそも私は、完璧主義者であって、完ぺきではなかったのだ。だからその不完全な私が考え付いた考えなど、不完全でしかなく、それに依存する意義も必要性もなかった。
『自分のなすべき正当なことのみを行なえ。そのほかのことはおのずからなされよう。』
その他の要素がどうであろうと、自分は自分にできる最善のことをする。この姿勢こそが、人間が最後にたどり着く、最高潮の心構えである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
ジョン・レノン『彼女は僕の弱点。彼女は僕の力の源。こんなに素晴らしいもの、ほかにはないよ。』 ジード『人は、欠点をそのままでは直せない。それには、まずその欠点を快く認めることが必要である。』 サラ・ティーズテイル『来るものは最大限に利用し、去るものは最小限に関わる。』
関連する『黄金律』
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』
『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』
『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』