ジョニー・デップ『基本的に心配はいらない、僕が全部用立てるよ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

ハリウッドスターであるニコラス・ケイジが、とある理由で6億円もの借金を負うことになってしまった時の話だ。ジョニー・デップは言った。

なぜ彼が他人の莫大な借金を返済しようというのか。実は、ジョニー・デップは、ニコラス・ケイジにしてもらった恩を、忘れられないのだという。実は、この話がどうなったのかはわからない。それはどうでもいいのだ。では本題に入ろう。引用元は失念してしまったが、そこに記載されていたジョニー・デップがスターになるまでの歴史を見て見よう。

• 11歳：ドラッグに手を染める。
• 12歳：ガソリンを口に含んで火を吹き、大火傷。
• 13歳：『フレイム』というバンドを結成。
• 14歳：あらゆるドラッグを制覇。
• 15歳：両親が離婚。
• 16歳：高校を中退。
• 20歳：一度目の結婚。だが稼ぎが少ないため、詐欺まがいの電話ビジネスに手を出す。
• 21歳：そしてニコラス・ケイジと出会い、『エルム街の悪夢』で俳優デビューを果たす。

それからの彼の活躍は、周知のとおりだ。つまりこういうことだ。 ジョニーがニコラスの借金を代替したとか、ニコラスが男気を出してそれを拒否したとか、それについての真意はどうでもいい。私が言いたいのは、全てのドロップアウト症候群（被害者ヅラしてる奴ら）に対する、こういうことだ。

ドラッグをやってしまった。前科がついてしまった。ドロップアウトしてしまった。 ”だから”、俺はもう、一生ドロップアウト人生なんだ。そういう人間が、私の周りにも何人もいる。そして開き直り、半永久的な闇に堕ちた人間も、何人もいる。彼らにくどくどと使命の話をしても通じないだろう。男として、ジョニー・デップに負けて悔しくないのか。タトゥーを入れても、ドラッグに手を染めて、たとえ逮捕されても、彼のように何か一つ群を抜ける特技を磨け。そうすればむしろ、それらの経験が自分の底上げをしてくれるようになるだろう。

電力王、松永安左エ門はこう言っている。

長い闇を経験した人間にしか、到達できない境地があるのだ。四の五の言う暇があれば、残りの人生、前を向いて生きるべし。

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