名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『あまりにも多くの食料が、裕福な人々によって浪費されている。食料を切実に必要としているのは、貧しい人や苦しんでいる人たちだ。なのに、一部の人々の贅沢が、彼らから食料を奪ってしまう。だから裕福な人は粗食を心がけなさい。それは体調を損なうどころか、むしろ健やかな体を手に入れることにもなるのだから。』
リユースとリサイクルを推進したかつての当社のHPには、こういう一文がある。
エコロジカルフットプリントは国によっても異なります。例えば米国のエコロジカルフットプリントは1人あたり9.5ヘクタールです。これは人類全員が米国人のような暮らしをすると、地球が5個以上必要となる計算になります。つまり地球環境に悪影響となっているのです。一方、人類全員がインドネシア人のような暮らしをすると、地球の天然資源・環境資源は現在の6割程度で賄えることになります。つまり地球環境に良い影響となっているのです。
では日本はどうなのでしょうか。日本のエコロジカルフットプリントは1人あたり4.3ヘクタールです。人類全員が日本人のような暮らしをすると、地球が2個以上となります。つまり地球全体を考えた場合、日本は環境破壊と資源消費について悪影響なのです。
つまり世の中は今、適正ではないのだ。しかし、『地球の資源を他国分まで使用している先進国』は、別に気に留めない。資源が無限だと言わんばかりの消費量をやめようとしない。それどころか、自分たちがその資源を取ることは当たり前だと思っていて、『資源からの逆襲』や『地球のサイン』について、びくびくと怯えている。このことについてよく考えた方が良い。
マザー・テレサは言った。
つまり、裕福な人が『足るを知る者は富む』という事実を知るだけで、この問題は解決する。例えば、アフリカのベナンの子供たちは昼食が食べられない。給食が出ないからだ。だが、『1万円給食プロジェクト』という活動に支援すると、年間一万円の寄付で、子供が一年学校で『栄養の入ったおかゆ』のようなものを食べることができる。
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ただ、寄付というものは少し妙な違和感もある。私もやったが、確かに良いことをした気分になった。だが私の場合、それよりも何かこう、自分がその子供の支配者にでもなったような、そういう気分になって、少し妙な感覚に陥った。世の人も、きっとこの違和感がなければ寄付をしたいと思うのではないだろうか。本来、人が人に施しをするということは、越権行為にすら見える。
もちろん、その施しを待っている人がいるのも事実だ。私は厳冬の季節に家出をしてお金がなかったとき、友人がおごってくれた銭湯の暖かさは、今でも忘れることはできない。だから越権行為だと思っても、人は貧しい人に施しをする必要があるのだ。震災のとき、食事がなくて困っているとき、テレビで『もうこれ以上食べられません』というひたすら食べまくる番組を見て、違和感を覚えた人が大勢いた。貧しい人から見ると飽食の人は、歪んだ人間に見えてしまうのである。
我々は支えあって生きていくのが最善なのだ。人が多すぎて麻痺している部分があり、排泄物や害虫、死体や汚れなど、見たくないものに蓋をして生きている我々だが、心のどこかには世界で困っている人をいつか必ず助けるという尊い気持ちを持っていたいものである。まずは『いつか』でいいのだ。その気持ちさえ大切にしていれば、タイミングが合えば必ず施しができるときがくる。自分だって生きていくのに大変なのだ。しかし、見るべきなのは以下の黄金律だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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