名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
我々が今いるのはここは、一体なんだろうか。宇宙、地球、日本、そんなことはわかっているのだが、この星は何だ。いつまである星なんだ。
虚無たる宇宙。そこにたまたま太陽があって、絶妙な位置に地球があり、そこに生命が生まれて、そして恐竜は絶滅し、今はこうして、大人間時代を生きているわけだが、だから、何なのだ。その人間の寿命は、いつまでなのだ。
絶滅しないのか。恐竜が絶滅して、人間が絶滅しない理由は何だ。我々と他の動物との違いは、『考える』ことをするかしないかだ。
デカルトは言う。
いや、だからその『我』が何であるかなのだ。思って、認識して、自分がここにいることは知っているが、そもそもなぜ、この宇宙と地球という状況にいて、そしてどこに向かって生き、何の為に命を繋ぐのだ。その延長線上に、何があるのだ。何かを突き詰め、研鑽し、蓄積し、構築し、遺し、築き上げ、得て、確かにしていく。その延長線上に、何があると言うのだ。
人間は思慮を巡らせ、そう考えていくと、どんどんどんどん、答えの出ない疑問のブラックホールに飲み込まれていく。『無限』を考えるのと同じだ。1個、2個、と、有限であれば数に限りがあるが、『無限』を数えることは、出口のない迷路に迷い込むのと同じだ。
だから人々は、漠然と考えている。あえて、そうしているのだ。そうしなければ、人生で毎日のように直面するノルマを、こなすことが出来なくなる。
例えば赤ん坊が泣いた。その世話をしなければならない。仕事の緊急の電話だ。その対応をしなければならない。こういう具合に、ノルマをこなすことが出来なくなってしまうのだ。
(画像)
何の為に生きているのだろうか。それは書いたように、絶対的な答えは永久に出てくることは無い。それは『不変的』に見える答えだ。だが、相対的な答えなら出て来る。それはほとんど、『普遍的』にすら見える。
それぞれにしか出せない答えがある(相対的だ)という事実自体が、全員に当てはまる(普遍的な)事実なのである。
イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープは言った。
決められた終着点などない。我々は、大海原に堕ちたのだ。
どの方向へ行くか。
どれだけ前に突き進むか。
いいんだ。
思う存分旅をすればいいんだ。
どこへ、どれだけ進んだか。
それが自分がこの世に生きた、証だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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