名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
ドストエフスキーは言った。
ドストエフスキーは、コロンブスの心境を見抜いた。地位や名誉や財産を得るために生きるのではない。それは喜ばしいことだが、『その為に生きる』となると、話が変わってくる。どこかこう、浅薄で、拝金的で、夢が無い。しかしキケロが言う言葉を聞くと、
(いや、人間は浅薄なのだ。英知(優れた知恵)を求めることが出来ない。それが人間である。)
という残念な事実に直面することになる。
ソクラテスは言った。
そしてソクラテスは、『知恵無き者たち』に無実の罪で、処刑されたのだ。それを考えただけでも、確かにキケロの言う通り。ソクラテスの処刑に票を入れた人間達に、英知などなかった。彼らを支配していたのは英知ではなく、自分がその先の人生を、どう幸福に生きていけるかどうか、という問題だったのだ。
ソクラテスはこうも言った。
『わたしは、善いことかもしれない死を、はじめから、よくわからないのに恐れて逃げることは絶対にしない。』(超訳)
彼の様に、英知と真理に絶対的な信頼を寄せて死ねるか。全ての人間が、このことについてこのたった一度の人生で、どう結論付けるかを問われているのだ。一つだけわかっていることは、
と言う人間よりも、
と言う人間の方が『知者』の名にふさわしそうだということだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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