名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『いつでもどこでも、いますぐ幸福になる方法、常に幸福感を味わえる方法はあります。それは簡単なことです。つまり、どんなことでも感謝することを自分の中に、まわりに探して見つけることです。「見える、ああありがたい」、「聞こえる、ああありがたい」、「手足が動く、雨露がしのげる天井や壁のあるところで寝起きができる、ああありがたい」、「着るものがある、食べ物がある、ああありがたい、幸福だなあ」と。』
ソクラテスは言う。
あるいは、ブッダならこうだ。
戦争を知らない人間は(私も31歳だが)、今の平和が『初期設定』だ。しかし、かつてこういう時代があった。しかもそれは、歴史で言うなら、つい最近の事である。
作家の五木寛之氏は著書『大河の一滴』でこう書いている。
あるシベリア帰りの先輩が、私に笑いながらこんなことを話してくれたことがある。
『冬の夜に、さあっと無数のシラミが自分の体に這い寄ってくるのを感じると、思わず心が弾んだものだった。それは隣に寝ている仲間が冷たくなってきた証拠だからね。シラミは人が死にかけると、体温のある方へ一斉に移動するんだ。明日の朝はこの仲間の着ている物をいただけるな、とシラミたちを歓迎する気持ちになったものだった。
あいだに寝ている男が死ぬと、両隣の仲間にその死人の持ち物、靴や下着や腹巻や手袋なんかを分け合う権利があったからね。』
私がこれ以上書き加える必要はない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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サアディー『女は男の抱擁にて満たされぬとき、平和のうちにありても争い多し。』 セルバンテス『つまらぬ財産を持つより、立派な希望を持つほうがマシだ。』 ジョン・ミルトン『朝が昼の証を示すごとく、幼き時代は成人の証となる。』