老子『その光を和らげ、その塵に同じうす。』
中国の哲学者 老子(画像)
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考察
『光と塵』とは、それは例えば、『雲と泥』、『天と地』、『月とスッポン』という考え方である。自分がどれだけ偉い身分にあっても、偉そうにしない。偉そうな人に、偉い人はいないからである。自分がまるで、『いつまで経っても塵である』かの如く、謙虚な心を忘れない。そんな心がある人は、本当に偉い人なのである。
その逆で今言ったように、傲慢不遜に成り下がる人が後を絶たない。『光』を手に入れるために、彼らなりに苦労したのだ。だからこそ、その反動である。あるいは、(それをする為に努力したのだ)という思いが、彼らの言い分なのである。
しかしそれでは本末転倒だ。『光』とは、世の混沌の闇に、公明正大に明かりを灯す存在でなければならない。その光が、輝きを手に入れた刹那、自分の手元だけしか照らさないというのであれば、その光の灯はみるみるうちに、この世の闇夜に消えていくだろう。
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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
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老子『その光を和らげ、その塵に同じうす。』
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