Contents|目次

マイルス・デイビス『“ジャズ”は白人に媚びへつらう黒人の言葉だ。使うのをやめるべきだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

最近タモリが『ヨルタモリ』で、

『ジャズというジャンルはない。ジャズな人がいるだけ。』

 

と言ったが、周りの人はきょとんとしていてそれ以上話を発展させられないが、私はとても深い意味があると思って耳を傾けていた。それというのも、以前『笑っていいとも!』でタモリが、大喜利として人の名前を書くときに『渋沢栄一』と書いたところ、さまぁ~ずの三村が、

 

誰だよ!

 

と例のツッコミを入れ、誰一人渋沢栄一がどんな人物であるかに触れないまま、番組が進行されていったことがあった。私はその時タモリが、それについていちいち説明をしなかった理由が何となくわかった。

 

20年前の映像等を見ると、タモリはいいともの晩年期と比べ、使う言葉も喋る内容も、鋭いものがあった。例えば、『卑下』等という言葉を晩年期の10年で使っているのを聞いたことがなかったが、当時は使っていたのだ。私が推測するに、恐らくタモリは、この長い番組運営の中で、(この番組は、笑っていいとも!なのだ)ということを悟ったのだ。

 

徳光和夫がテレフォンショッキングに出た時、『タモリさんは、いつからそんなに飄々とするようになったんですか。』と聞いていたが、それはつまり、『表層上に本性を現さなくなった』ことを意味し、そこに、タモリなりの哲学が眠っているのだと私は睨んだ。

 

恐らくタモリは博識すぎて、周りがそれについていけないのだ。だからレベルを落とした。渋沢栄一の名前を書いて、『伝わる』と思ったのがタモリのレベルだが、会場にいる(おそらく)誰一人として、それが誰なのだか理解できなかった。日本資本主義の父、渋沢栄一のことを知らなかったのだ。

 

 

私はタモリがそれを説明しなかったのを見た時、こういうことがタモリの身に何度も何度もあったのだと推測した。そしてあるいは、(まあ、この番組は、笑ってなんぼだからなぁ。)と、ある種の本音をひた隠す哲学に徹したのだ。そういうことの断片を、昔を知っている徳光和夫が見て、(何か違和感がある)と感じ取ったのだろう。私はそんな風なことを考えながら、あの番組に随分長い間お世話になったのである。

 

『ヨルタモリ』で言ったこの言葉も、今回のマイルス・デイビスが使う言葉と同じくらい深い意味があるだろう。奥が深い人間の言葉はいつだって、傾聴に値するのである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

名言一覧

名言一覧(厳選した500人の8,000の格言)

 

Pickup名言

8000の言葉から名言がランダムに表示されます。偶然あなたに突き刺さる言葉に出逢えるかも∠(`・ω・´)✧!?

名言AI

パブロ・ピカソ『私は捜し求めない。見出すのだ。』 御木本幸吉『しかし、その中で役に立ったアイデアは十数件、最後にまとまったのはただの一件です。』 エルヴィス・プレスリー『価値観とは、指紋に似ている。誰一人として同じ価値観を持った人はいないが、人は行動のすみずみに自分の価値観の痕跡を残す。』

 

関連する『黄金律

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

同じ人物の名言一覧

マイルス・デイビスの名言・格言一覧