名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
では、『悪い行動』を取っている時は、どう説明するのだろうか。犯罪だ。強盗、強姦、傷害、殺人。テロに戦争に誘拐に不倫。一見するとどう考えたって『悪を選んでいる』様にしか見えない。ダリは無意味な発言をしたことになるのだろうか。では次にこういうことを考えたい。
聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。
『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』
つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。
その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。
なるほど。そう考えると、シェイクスピアも言っているように、
確かに人間には『善(聖性)』と『悪(魔性)』の両面があるが、自分がその行為を行う時、それが『善』なのか『悪』なのかを、どれだけ認識しているかは、不明だ。何しろ、『聖戦』というキーワードがある。テロとて、テロリストにとっての、何らかの信念があるのだ。無論、それは多くの人から見て単なる詭弁に過ぎないが、ダリは、『人は誰しも、自分のやっていることが間違っていると思っていない』のだと言いたいのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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与謝野晶子『人間は何事にせよ、自己に適した一能一芸に深く達してさえおればよろしい。』 ベートーヴェン『大志ある才能と勤勉さの前に 「ここより先は進入禁止」の柵は立てられない。』 ジョン・スタインベック『人間は、時に誤りを犯しながらも、足をのばして前進する。時にはすべって後ずさりすることがあるかもしれないが、完全に一歩後退することは決してない。』