名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
友情というのは、人と人、つまり、他人と他人の間に生まれる絆のことだが、そこには当然、『別々の心』があるということが想像出来るはずである。
ニーチェは言った。
『一般的にいって、本当の友情は喜びと悲しみを共にすることによってのみ結ばれるものです。自分の生活上のいろいろな出来事が他の人のそれと接触すると、魂もまた互いに結ばれ、外的な結合が緊密になればなるほど、内的結合もますます堅くなっていくからです。』
元々違う要素で出来た個々各人の人格という個性。
環境も違う。状況も違う。そんなダイバーシティ(多様性)のある差異の中で、それぞれが独立しているはずの要素同士が結合されるとしたら、まず一度その独立させている『殻』を破って、『共通している中身』をむき出しにし、
それを混じり合わせる。外的結合だ。
最初こそそれぞれの色は違えど、何度も何度も混じり合わせていると、その内『共通の色』が形成されてくる。それが内的結合だ。
だとしたら、『魂の結びつき』というのは、この『内的結合』を意味し、その為に通るべき手順は、『自分の心をさらけ出す』こと、そして、『自分の意見を余すところなく主張する』こと。それでもなお、そこにある別の心と一致して、共鳴が生まれるのであれば、そこにあるのは『魂の結びつき(内的結合)』である。つまり大前提である『外的結合』さえないがしろにしているのであれば、そこに友情は一生芽生えることは無い。そこには『顔見知り』がいるだけだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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