名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
これは明智光秀の言葉ではないだろうが、有名な3つの句とは違っていたので取り上げる。
織田信長の、
『鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス』
徳川家康の、
『鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス』
豊臣秀吉の、
『鳴かぬなら 鳴かせて見せよう ホトトギス』
そして明智光秀の、
『鳴かぬなら 私が泣こう ホトトギス』
である。明智光秀は、
『鳴かぬなら 放してしまえ ホトトギス』
とも言われているという。この句はそれぞれの武将の性格を表すものだというが、どちらにせよ明智光秀にあったのは、『優しさ』という一面だったようだ。私は基本的に、この明智光秀タイプだ。決して織田信長というタイプではなく、むしろそういう人間を軽蔑視することろがある。今までずっとそうだった。逆に弱い人間に見えるのだ。力に支配されているように見える。時代次第ではカリスマ性を発揮するが、それが偶然だっただけのように見える。少なくとも私だったら絶対にそれに屈することはない。
本気を出して、秀吉タイプに変わるイメージだ。基本的に、『鳴かぬなら 別に無視しろ ホトトギス』ということで、ちょっと冷たい人間のように見られてしまうかもしれない。しかしそれは、『人目を気にしていない』からそうするのであって、以前、精神未熟な時、人からなんと言われるか、どう見られるかを気にしていた時代なら、違うことを言って、悦に入っていただろう。
だが、ジャン・アノイルという人物がこういうことを言っている。
優しい人を演じる人は、その人と問題を解決し、ゲラゲラと笑っている時、遠い地球の片隅で、人が理不尽に殺されていることをどう思っているだろうか。まさか、『自分とは無関係だ。だから今日も大笑いする。』と言うわけではあるまい。いや、別に言ってもいいが、私にはそういう人間があまり高潔な人には見えない。
人間、なるようにしかならない。そしてそれは人間だけでなく、この世の一切の森羅万象がそなっているのだ。それを無理やり、人為的に捻じ曲げようとする行為は、越権的である可能性がある。私も、目の前で子供が明らかな迷子で泣いていたら、手を差し伸べる確率は100%だ。だが、『ホトトギスが鳴いていない』からといって、それを無理やりどうにかするつもりはない。越権的だからだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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