名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『私は人生を楽しむ自由を手に入れたかった。人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ。まず最も大事なことは、殺されないようにすること、二番目が人生を楽しむこと、三番目は世界を知ること。それがわたしのプライオリティです。』
私の考え方と似ている。なぜ似ているかというと、私は『自由』を強くこの人生に求めている人間だからだ。そこに影響しているのは、幼少期から受けていた両親からの偏った宗教への強要である。それがあって家庭に居場所がなくなって、私は、強く強く、人生に自由を求めるようになった。あくまでもその自由の中で、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らの言葉と向き合い、対話した。これは、誰からも強要されたわけではなく、自分の意志で決めたのだ。私は『宗教を強要された』という人生における負の要素を、そっくりそのまま『バネにかかる圧力』に転換し、正のエネルギーを捻出したのだ。もちろん、そこに至るまでの道のりは平たんなものではなかった。極めて荒々しい道のりだった、と言っていい。
『遠くまで行き、深く考える。』
この発言に辿り着くところが、同じ自由を求める人間として、強い共鳴を覚える。『ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯』にはこうある。
人間は生まれながらにして自由ではなく、自由になっていくのだということを主張している点で、ソクラテス、ブッダ、イエスは一致している。人間は無知から脱却することによって、真実と虚偽、善と悪、正義と不正を区別することを学ぶことによって自由になる。自らを知り、自制心を持ち、分別を持って振る舞うことを学ぶことによって自由になる。
つまり、それらは真の自由を手に入れる為の登竜門。それを行わなければ、真の意味で自由になれたとは言えないのである。もっとも、ジム・ロジャーズと私とでは財力に雲泥の差があるが、こと、お金に対する考え方も、単なる『人間が作った道具』であることを意識している点だけは、同じなのだ。
この世を去るとき、金は天国に持っていくことは出来ない。だとしたら、吉川栄治の言うように、
人生を最大限に旅し、命を使い切るべきなのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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