名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
ここで考えたいのは、パブロ・ピカソのこの言葉だ。
ピカソは自分の仕事に対する心構えを説明する時、そう言った。
その理由は、回教徒(イスラム教徒)と同じように、『神聖なものに対する礼儀』という考え方がまず一つ。そしておそらく、『余分なものを全て脱ぎ捨て、ニュートラルな気持ちになる必要がある』というもう一つの理由があるからだろう。だとしたら、『宗教や芸術活動といった、精神的に繊細なアクティビティに携わるときは、余分なものが足かせになる』というイメージが浮き彫りになるわけである。それが邪魔をして、純粋に取り組めないのだ。ニュートラルに持っていけない。
また、もう一つ注目したいのが、次の内容だ。世界的に著名なアメリカの細胞生物学者であり、ウィスコンシン大学医学部やスタンフォード大学医学部で教鞭をとる、ブルース・リプトン博士の著書、『思考のすごい力』にある事実は、実に衝撃的だ。詳細は下記の記事に書いたが、
ここでは一部を記述する。
最初の治療で、メイソンは片方の腕に焦点を絞ることにした。少年を催眠状態に導き、この腕はイボが治って健康なピンクの肌になる、と暗示を与えた。一週間たって再びやってきたとき、治療を施した腕はかなり良好な状態になっていた。メイソンは喜び、少年を外科医のところに連れていった。だがそこで、メイソンは自分が医学上のミスを犯していたのを悟った。腕が治ったのを見て、外科医はびっくり仰天した。
メイソンには伝えてなかったのだが、少年の腕はイボではなく、先天性魚麟癬(ぎょりんせん)という、命にかかわる遺伝病によるものだった。この病気の症状を精神力『だけ』で治すことなど、とうてい不可能だと考えられていたのだが、メイソンと少年はそれをやってのけのである。(中略)メイソンは、治療に対する確信の無さが失敗の原因だと考えた。少年を治療したときは悪性のイボだと思い込んでいて、必ず治せると自信満々だったのだが、そのあとの患者の治療にはそういう態度で臨む事が出来なかったという。
つまり、このメイソンという医者も、その魚鱗癬の治療の最高作は、『処女作』だったのだ。彼はここで挙げたように、『余分なもの』に囚われたことが原因で、2回目以降の治療では、何一つ結果を出すことが出来なかった。これは非常に注目に値する内容である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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