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考察
この言葉を、単に『多くの女性の共感を得る言葉』として片づけるのは早い。男である私も、この言葉が捻出された事実について、大いに共感を覚えるのだ。
ソクラテスは言った。
そこにも書いたが、私は『食べるため』に生きているのではなく、『仕事をする』ために生きているのでも、『何らかの職業に就く』ために生きているのでもない。それは全て、『生きる為にやむを得ず』そうしていて、『それをしなくてもいいなら、しない』可能性が高いのである。
そのことについて言っているのだ。つまり、そういった全ての既成概念、固定観念、植え付けられた常識、ルール、義務、責任といった、蔓延している『不確かなもの』に対し、疑問を投げかける姿勢に、私はとても、共感を覚えるのである。フランスの哲学者、ルソーが書いた著書『人間不平等起源論』の文中にはこうある。
「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)。しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」
つまりルソーは、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』と言う。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化である。だとしたら、『この蔓延しているもの』は、本当に正しいのだろうか?本当にこれが、『人間の最終到達地点』なのだろうか?そこから目を逸らさないようにしたいのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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