名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『慎ましい』というのは、思慮深いとか、控えめである、という意味だ。自分に足りなかったものを自分の子供に期待するということの、何が慎ましいというのだろうか。例えばこういうことだ。自分の人生では、様々な問題があって、夢に向かって何かをするとか、そういう状況じゃなかった。例えば、親が自殺をするし、借金まみれになるし、とか、そういうことが起きたのだ。やりたいことはあったが、そんなことを考えるよりも、今日明日の食べる食事を確保することで精一杯だった。だから、仕事があるなら有難く何でもやった。
そういう状況も手伝ってか、気が付いたら借金を返していて、ある程度の貯金もあった。やがて良い人に巡りあい、結婚することが出来た。親はもういないが、ここから新しく自分の人生を始められる気がした。そして子供が生まれた。
この子には、絶対に自分と同じような思いをしてもらいたくない。俺はこの子にとっての肥やしでいいんだ。糧でいいんだ。自分がもし健全な家庭に生まれていたらやりたかったこと、この子と、妻と一緒に考えていこう。
そこにあるのは没我である。没我とは、愛である。それは、慎ましい人間の姿だ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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貝原益軒『古人、わざわいは口より出でて、病は口より入ると言えり。口の出し入れ常に慎むべし。』 藤子不二雄『ぼくのアイディアメモには、ちょっとした思いつきが、そのまま書き留めてあります。ぼくは、それを”タネ”とよんでいます。』 ショーペン・ハウエル『人間は、金を貸すことを断ることによって友人を失わず、金を貸すことによってたやすく友人を失う。』