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シェイクスピア『友情は不変といってよいが色と恋が絡めば話は別になる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

だとしたら『不変』ではないではないか。ということである。ある日私は、中学からの旧友と遊んでいた。20歳前後になった我々は、毎日のように一緒にいて、周りからも常に仲がいいと評判だった。その中でも、最も仲が深い私と友人Aが、その日クラブで夜遊びをしていた。その日は友人の彼女も来ていた。私は、もちろん性欲は強いが、率先して浮気をしたり、ましてや友人の彼女に手を出すなどということは、絶対にしない主義だった。そういう心構えがお互いにあるからこそ、友情は長い間続いてきたのだ。

 

しかしその日、その彼女が私と写真を撮ろうと言って、二人で自撮りのような形で写真を撮った。それだけでも(少しくっつき過ぎているかな)とは思ったが、それは私が異性に対しても友情をきちんと保つ人間だという信頼の上に成り立っているものだと信じ、私は言われるまま写真を撮った。

 

クラブ

 

店内が暗かったため、写真写りが悪かったのか、少し外になっているところに出て撮ろうということになった。彼女がどういう思いだったかはわからないが、私が認識していたのは、『お互いがただいい写真を撮りたい』と思っていたはずだったということだった。しかし、それを見た彼氏である友人が、普段は見せないような態度を見せ、私に殴りかかろうとするくらいの勢いで、怒鳴り散らしてきた。

 

そして冷静に諭された。

 

自分の彼女と、二人きりで写真を撮られたらどう思うよ?

 

その言葉を断片的に解釈すれば、確かに一理ある話だと思ったが、やましい気持ちはなかったし、私の意志を疑われたことや、この話の根幹にある『嫉妬』という感情への憎悪ゆえに、理不尽な話だと感じた。それ以来、私とその彼女とはあまり接近することが出来なくなった。男と女の友情は成り立つと思っている私だが、『嫉妬』する人間の心がある限り、それは実現することはないのだと、実感した。

 

『友情は不変といってよいが色と恋が絡めば話は別になる。』

 

確かにシェイクスピアの言う通りなのかもしれない。しかもこの言葉の場合、私のケースよりもっと事態は広がってしまっている。『恋』をしてしまっている。私のケースで言えば、『私とその彼女が恋をしている』状態だということだ。これなら確かに、彼氏である友人との人間関係も壊れるだろう。

 

クリスチャン

 

全ての人間は、人間の前に『生命』である。その種の保存の本能の前には、どんなものでも太刀打ちできない。それが生命の本性である。しかし、私はたまに、この『生命の本性』に逆らおうとする人間を見かけることがある。彼らの人生からは『意志』を感じる。この儚く、虚しい人生を強いられた運命と対立する、『意地』を感じる。私は人間である以上その様な生き方をしていきたい。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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