名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
私が個人的にこの言葉から感じられるのは、『愛国心』などではない。もっと大きな『虚無感』を覚えるのである。人は、何を、どれだけ突き詰めても、いずれ必ず、絶対に死んで、その全てが消えてなくなってしまう。そういうことを考えた時、完璧主義の私が考えるのは、
(どうせ消えるなら、やっても無駄だ)
という発想なのである。私の様な完璧主義者は、例えば、常に部屋を清潔にしていないと気が済まない。全てを合理的にし、虫一匹出る隙の内容な空間を心掛けるのである。だが、例えばそこに赤ん坊が生活することになるとする。すると、部屋は間違いなく汚れてしまうわけだ。だとしたら、『最初から汚れることが前提とした空間』を用意するとかして、とにかく、
(どうせ汚れるから、掃除はしない)
という考え方をしてしまうのである。つまり私はこの言葉を聞いて、ある種の虚無感を覚えた。
(ここでは国が滅びたら無意味だと言っているが、人はいつか必ず死ぬから、そしたらそれでも、無意味になるんだよなあ)
という発想をしてしまうのである。だが、そこはポジティブの塊のような私だ。だとしたら、自分が死んでも、永久に生き続けるような生き方をすればいい。それは、不老不死を願うことではない。何もしないで生きながらえ、人生を浪費し、宇宙の藻屑となって、この人生に悔いを残さない、とういことなのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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セルバンテス『ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。』 サミュエル・ジョンソン『神様ですら、この世の終わりがくるまでは、人間を裁こうとはなさらないのだ。』 ツルゲーネフ『私のために夕食の支度をして待っていてくれる女性がどこかにいたら、私は才能の全てを投げ捨てても悔いはない。』
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』