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伊藤博文『たとえここで学問をして業が成っても、自分の生国が滅びては何のためになるか。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

私が個人的にこの言葉から感じられるのは、『愛国心』などではない。もっと大きな『虚無感』を覚えるのである。人は、何を、どれだけ突き詰めても、いずれ必ず、絶対に死んで、その全てが消えてなくなってしまう。そういうことを考えた時、完璧主義の私が考えるのは、

 

(どうせ消えるなら、やっても無駄だ)

 

という発想なのである。私の様な完璧主義者は、例えば、常に部屋を清潔にしていないと気が済まない。全てを合理的にし、虫一匹出る隙の内容な空間を心掛けるのである。だが、例えばそこに赤ん坊が生活することになるとする。すると、部屋は間違いなく汚れてしまうわけだ。だとしたら、『最初から汚れることが前提とした空間』を用意するとかして、とにかく、

 

(どうせ汚れるから、掃除はしない)

 

という考え方をしてしまうのである。つまり私はこの言葉を聞いて、ある種の虚無感を覚えた。

 

(ここでは国が滅びたら無意味だと言っているが、人はいつか必ず死ぬから、そしたらそれでも、無意味になるんだよなあ)

 

という発想をしてしまうのである。だが、そこはポジティブの塊のような私だ。だとしたら、自分が死んでも、永久に生き続けるような生き方をすればいい。それは、不老不死を願うことではない。何もしないで生きながらえ、人生を浪費し、宇宙の藻屑となって、この人生に悔いを残さない、とういことなのだ。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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