名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
この件に関しては、トマス・ペインのこの記事にも書いた、
『中傷は奇妙な掟をもつ悪徳である。それを殺そうとすれば生きるが、放っておけば自然死する。』
以下の話を考えることが適切である。『ウェブはバカと暇人のもの』にはこうある。
バカの意見は無視してOK
炎上といえば、ネット世論へのスルー力を身につけた企業がある。TOKYO FMと吉本興業だ。2008年5月、お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志が当時多数報道されていた『硫化水素自殺』に対してラジオ番組で発言した内容をめぐる一連の騒動で、それは明らかになった。松本はラジオで、『アホがたくさん死んでくれてオレはええねんけど、これ以上増やさん為に、もう(報道は)やらんでええねん』と発言。ラジオで共演した放送作家・高須光聖氏の『マスコミが自殺の手助けしてるようなもんだよな』という発言に対し、松本が『そう、くだらないヒントを与えなくてええねん』と答えたり、『もうええねん、もう一切そのニュースなし』と発言したことからもわかるように、硫化水素自殺をめぐるマスコミ報道への批判が会話の主題だった。
だが、前後の文脈を捕らえず、『アホがたくさん死んでくれてオレはええねんけど』の部分だけがクローズアップされ、2ちゃんねるで『問題発言』との意見が出た。そして、松本と高須氏の会話がニコニコ動画で何度も再生された。この騒動を、J-CASTニュースは『ネットで騒ぎになっている』とし、『松本人志が硫化水素自殺で『放言』『アホが死んだら別に俺はええねん』の見出しを付けて報じた。当件について、オンエアしたTOKYO FMはサンケイスポーツの取材に対し、『発言の一部だけを取り上げ、捻じ曲げられて報道されています。局には発言についての抗議はない。』とコメントした。
また、松本の所属事務所である吉本興業は、発言について、『硫化水素自殺についての『死んだらアカン』という命の尊さを訴えている松本の意見表明だと思います。騒動報道についてはコメントすることはない』と答えた。さらに後日、ITmedia Newsは吉本興業による『社会に対する個人の意見の表明の域を出ないもので、問題発言とは捉えていない。ネット上の騒動についてコメントする予定はない』『記事は、放送の一部を恣意的に切り取ったもの。ネット上の個人の無責任な発言をいたずらに龍賦する報道姿勢について、J-CASTに抗議した』というコメントを紹介。対応によっては、法的手段を検討することも報じた。これにより、この騒動はパタリとやんだ。
(中略)常にネットの声に怯え、ネットの悪意のある声でさえも『貴重なお客様のご意見』、とする趨勢のなか、『バカの意見は無視してOK』『自分が正しいと思う信念があるのであれば、それを貫くことが大事』という前例を作っただけに、画期的な出来事だったと言えよう。
やるなら相手を、最低でも社会的な制裁を一生負わせる、ぐらいの気持ちでやることが必要だ。しかしそれはモード『北風』の場合。
まずはその他にも選択肢がないのかどうか、考えてからでも遅くはない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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