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借金の審査には現在の借入状況が影響するの?
はい。
借入数、借入額、共にその数が大きければ大きいほど、審査には不利になります。
Contents|目次
もしあなたが消費者金融や銀行系カードローンで、借金をしようと考えていても必ず希望の金額を借入出来るとは限りません。返済能力があるかどうか審査され、審査に通らなければ、お金を貸してはもらえないからです。ではどのような状態であれば、審査に通る事が出来るのでしょう。
審査ではまずあなたの属性について調べられます。どの企業に何年ぐらい勤務していて、収入はどれぐらいあるのか?原則として、借入金額の上限は法律で年収の3分の1以下と決められています。そして持ち家なのか、妻子はいるのか、子供がいれば子供は私学と公立のどちらの学校に通っているのか?そんな事、借金にどう関係あるの?と思うような事まで調べられます。
これらの情報は、もし借金が加算でしまい、返済出来ないという追いつめられた状況で夜逃げしないかどうかの確認です。持ち家だったら、子供が学校に通っていたら、そう簡単に夜逃げするのは難しいだろうと判断するわけです。ただ、
『大企業に10年以上勤務していて、年収は500万円以上ある』
という人がいたとしましょう。属性だけ見れば、何も問題はありません。すぐに審査に通り、借金の借入をする事が出来るでしょう。しかしこんな属性の人でも審査に通らないケースがあります。
この章のまとめ
では、属性がよくても審査に通らない理由とは何でしょうか?属性以上に審査で重要視されるのが、信用情報です。信用情報って何?と思う人もいるかもしれません。日常生活の中ではあまり耳にしない言葉ですね。信用情報とは、他社からの借入状況や、過去の取引状況の事です。
例えば、現在すでに3社の消費者金融から借金していて、返済中なのに、まだお金が足りなくて借金を増やそうとしている。借金の返済が大変で、お金に困っている状況が丸わかりですよね。たぶん毎月借金の利息の返済だけで精一杯で、元金が全然減っていない。この状況が続けば、借金はどんどん膨れ上がり、自己破産に陥る可能性がある。
当然ながら審査段階で信用情報を見たら、そう判断して審査には通らないでしょう。審査基準は、消費者金融によって異なりますが、一般的に3社以上で借入している人が、これ以上審査に通るのは、どこの消費者金融でも難しいと言えるでしょう。
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そのためいくらあなたが属性がよくても、信用情報に問題があると判断され、審査に通らないという状況であれば、信用情報の心象を改善する必要があります。
例えば、すでに3社から借入しているのであれば、1番借入金額が少ない消費者金融の借入をまずは完済させましょう。信用情報で借入中であるという事は借金を抱えているので、マイナスの査定になりますが、完済すれば話は別です。完済は、マイナスの査定ではなく、この人は借りたお金をキチンと返済してくれる人だというプラスの査定になるからです。
ただ、借金返済に追われて、生活費もないほどお金がない状況だからお金を借りたいという状況の人が多いはずです。他の借金を完済したくても、完済出来る余裕がない。
その場合は、現在3つの消費者金融から借入している借金をおまとめローンで1つにまとめてしまいましょう。ローンを1つにまとめる事で、返済の手続き等も楽になりますし、またあと借金の総額がいくら残っているのかも明確に把握出来ます。そして、金利は高くなってしまいますが、月額の返済額は少なくなります。つまり、生活の困窮具合が少し楽になると言えるでしょう。
もっとも、借入をすでに3社からしているという状況で、4社目から借入をしたいと思っている状況はとても危険な状況です。借金をする方法よりも、借金を早く返済し、どう生活をしていくのか、これ以上借金を増やさない方法を考える事の方が大切です。
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銀行系カードローン、消費者金融等で、借金をしたいと考えている人は、最初が肝心です。例えばあなたが年収が300万円で、借入金額を100万円希望しているとしましょう。
初めて消費者金融を利用する際には、不安や緊張もあるでしょう。年収300万円で、100万円の借入というのは、法律的な条件はクリアしています。法律では年収の3分の1の金額を借入金額の上限としているからです。しかし、当然ながら、借入金額が高くなれば高くなるほど、審査は厳しくなります。
初めてだし、審査に落ちたら困るからと様子見で30万円の借入金額を希望しようと思う人も少なくないでしょう。借金自体が初めてで、属性情報に問題がなければ、30万円の審査には通る可能性は高いと言えます。しかしこの時のあなたの行動がのちのち、自分の首を絞める結果となります。
無事、借入の審査に通ったあなたは、まだ必要な金額に70万円足りていませんから、別の消費者金融の審査に申込みをします。その時も前回30万円で審査に通ったから、次も同じ30万円であれば、審査に通るだろうと考えます。この審査にも通る事が出来るでしょうこれで合計60万円の借入金額となります。ですが、まだ必要な金額には40万円足りません。
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そして次も同様に、別の消費者金融で30万円の審査に申込みをしました。すると、すでに2件の消費者金融で借入している情報は、信用情報として審査の時に確認されます。すでに60万円の借入があるのであれば、30万円は難しいけれど、10万円ならと、10万円借りる事が出来ました。これで合計70万円です。まだ必要な金額に到達していません。
しかし、すでに3社の消費者金融で借入してしまっているので、4件目を審査に申込みしても、どこの審査も通る事は出来ません。これは、借入金額に関わらず、3社以上の消費者金融に借入している場合は、4社目の消費者金融の審査に通る可能性はほぼないと言えるでしょう。万が一審査に通る事があれば、金利が非常識に高い闇金だけです。
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「最初が肝心」と言ったのはこういう理由です。
信用情報に何も記載されていない状況なら、審査に通りやすい
のです。借入金額に関係なく、複数の消費者金融で借入しているという状況が、次の借入を不利にしてしまいます。後になればなるほど、どんどん借入しにくくなってしまうので、100万円必要な場合は、最初の1社目で強気で希望を出しましょう。
借入金額100万円希望し、すんなり審査に通ればラッキーです。もし100万円は無理でも、80万円は借入出来るかもしれません。そうすれば、2社目の消費者金額で、残りの不足金額分の20万円の借入を申込みします。2社目でも20万円であれば、審査に通る可能性は高いでしょう。
そうすれば2社で目標金額の100万円分の借入に成功します。初めてだし、様子を見たい、審査に通らない可能性もあるから、確実に通りそうな金額をと考えてはいけません。少額で申し込むという事は、他社が信用情報を確認する際に、この人はA社では30万円の審査にしか通らなかったと判断されます。それなら自分のところも30万円以下にした方が無難だと考えるのは当然の事です。
最初は強気で審査に通ればラッキー、無理でも仕方がないという気持ちで、希望額を満額希望してみましょう。その方が上手くいく可能性がアップします。
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消費者金融などの貸金業者は、法律に基づいて運営をしています。そのため、金利は○%までという上限がありますし、借金の借入額は年収の3分の1以下と法律で決められています。
消費者金融の最大借入額は300万円と設定されているところが多いのですが、それはどんな人にも300万円貸してくれるという意味ではありません。もしあなたがどうしても300万円のお金がどうしても必要だという状況であっても、年収が900万円以下であればどの貸金業者でも、300万円をあなたに貸す事は不可能なのです。
では、1社で300万円借りるのは無理でも、1社100万円で3社から借りればと思う人もいるかもしれません。しかしながら消費者金融は、審査の時に信用情報を確認します。この信用情報で、他社の借入状況を確認する事が出来ます。そして上限は1社に対する上限ではなく、借入額の総額で設定されているため、他社ですでに年収の3分の1の金額を借入している人は、もう審査には通らないという訳です。
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消費者金融の借金申込み時の審査は、必ずしも年収額だけで判断されるわけではありません。例えばAさんもBさんも年収が同じ600万円だとしましょう。年収の金額だけで上限を決めるのであれば、2人とも200万円の借入額が可能なはずです。
しかしAさんは200万円の審査に通り、Bさんは200万円の審査には通りませんでした。同じ年収であっても、それぞれの属性は大きく異なります。Aさんは公務員で働き、大学を卒業して15年の勤続年数になり、非常に安定した収入が確保されています。
一方でBさんは転職を繰り返し、現在はベンチャー企業で働いて2年になります。ベンチャー企業の業績は現在は好調ですが、ゲーム関連の企業なので、次のヒットに恵まれなければ業績は急に落ちる可能性もあります。
借金は完済までに時間がかかるため、収入が不安定な場合は、あまり高額の借入額の審査には通らないのです。つまり年収と属性、そして信用情報を全て考慮した結果、借入額は決定するというわけです。年収が同じだから、同じ金額で審査が通るという保証はどこにもありません。
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先ほど、貸金業の法律では総量規制というルールがあり、年収の3分の1以下の金額までしか借りる事が出来ないと説明しました。しかし総量規制対象外ローンを利用すれば、年収の3分の1よりも多い金額を借りる事が可能なのです。でも、法律を違反する行為になるから、闇金とかリスクが高いヤバい金融業者からお金を借りる事になるのでは?そんな不安を覚える人もいるかもしれません。ですが、そもそも総量規制とは貸金業法ですから、消費者金融を対象とした法律です。
対して銀行ローンは銀行法という法律に基づいてお金を貸しています。つまり、それぞれ法律が違うため、銀行法では年収の3分の1以下という上限が設けられていないのです。年収の3分の1よりも高い借入額を希望するのであれば、消費者金融ではなく、銀行ローンを利用すればいいのです。ただし、すんなりお金を借りる事が出来るという意味ではなく、消費者金融よりも銀行ローンの方が審査自体が厳しい事も理解しておきましょう。
そもそもなぜ消費者金融に総量規制なんてルールが出来たのかと言えば、多重債務に苦しむ人が増えたからです。お金を簡単にいくらでも貸してくれる、そんなところがあれば、返済の苦労など考えずにどんどん借りてしまう人がいます。しかし貸したお金は当然返済しなければいけません。それも高い金利分も加算された金額です。借金地獄に陥らないための、総量規制ルールですから、無理のない返済を考えるのであれば、年収の3分の1以上の金額を借金するのは、やはり借りすぎの状況だと言えるでしょう。
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