給料、持ち家はクレジットカード等の金融機関の審査対象になる?
はい。
クレジットカード等の金融機関の審査では、持ち家や給料の他に、勤続年数や家族構成なども審査の対象になります。
銀行や消費者金融などの金融機関では、様々な種類のクレジットカードを提供しています。それぞれのクレジットカードによって借入限度額、支払い期間、金利などが異なりますので、商品の選択をしっかり行う必要があります。
クレジットカードの申込みを行うと、各金融機関では申請書に基づいて審査を行います。そして審査に受かることで、初めてカードを利用できるようになります。金融機関によっては審査が厳しいところ、甘いところ様々ですので、事前にしっかりリサーチしておくと良いでしょう。
クレジットカードには、以下の種類があります。
これらカードの中で銀行系のカードは、金利が低いですがその分審査が厳しいです。また消費者金融系のカードや信販系のカードは、金利が高いですがその分審査が甘いといわれています。もちちん全てがその通りとは限りませんので、前もって確認しておくと良いでしょう。
金融機関の審査については、インターネット上のまとめサイトや口コミサイト、掲示板などがおすすめです。これらのサイトであれば、それぞれの金融機関の審査内容、状況、実際に申請した人たちの体験談などがありますので参考になります。特に体験談は、実際に審査を受けた人たちの生の声ですので説得力があります。
またこれ以外にも会社や学校、趣味サークルなどで実際にクレジットカードを作成した人たちから聞いてみるのも一つの方法です。このように様々な方法がありますので、この中から自分に合った方法を選択してみてください。
この章のまとめ
クレジットカードがあればいつでもお金を借りることができますが、承知の通り、その前に金融機関の審査に受かる必要があります。金融機関が審査を行う時は、利用者が提出した申請書など様々な情報を総合的に判断して、融資を行うための審査を行います。そして審査の時に重視されるポイントとしては、次の点があります。
などです。金融機関によってはこれら全ての項目をチェックするところもあれば、会社の独自の項目をチェックしたりなど、金融機関によって様々です。以下でそれぞれの項目を見てみます。
まず信用情報です。金融機関が最初に重視するのが信用情報です。信用情報というのは、過去の履歴のことです。今までの借入で事故などがなかったかどうか、審査の時に確認します。ここでいう事故とは、以下のような情報をいいます。
事故情報とは
さらにこれ以外にも現段階での借入状況、直近の半年間の融資申し込状況なども登録されています。審査ではこのような信用情報を重視しており、利用者に少しでも事故情報があれば、その時点で審査に落ちる可能性が高くなります。
また、たとえ事故情報などがなくても現在多重債務の状態であったり、借入金の返済状況が悪かったりした時は審査に通らないこともあるようです。ローンにも様々な種類がありますが、例えば住宅ローンのような高額融資を行うものは、信用情報のハードルは高くなります。
しかしカードローンのような少額融資のものであれば、信用情報のハードルは低目に設定されているようです。住宅ローンのような高額融資を行う商品については、年収に対する返済比率が厳格に設定されています。そのため多重債務者は、返済比率をクリアできなくなるため審査に落ちることが多いのです。カードローンの場合、少額融資であればそんなに厳格ではありませんが、やはり信用情報について注意する必要があります。
カードローンにおける信用情報は審査の入り口になりますので、ここでつまずくと先に行けなくなります。この入り口の審査をクリアすることで、初めて次の細かい属性の審査に入ります。
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金融機関が次に重視するのが勤務先です。特にカードローンのような使途が自由な無担保商品は、前述の信用情報の審査で90%以上は終了しているところが多いようです。最初の信用情報で特に問題なければ、勤務先に在籍確認を行います。銀行系のカードローンや消費者金融系のカードローンでは、在籍確認を行わないところもあります。各金融機関によって様々です。
また在籍確認を行う時は、会社名ではなく個人名でかかることが多いです。銀行系や消費者金融系のカードローンの在籍確認は簡単な確認だけで終わりますが、住宅ローンのような高額融資の商品は厳格なチェックが入ることもあるようです。特に利用者の勤務先が上場企業や公務員であれば今後も安定収入が望めますので、審査にプラスに働くことが多いようです。
さらに上場企業のサラリーマンや公務員の方は、銀行や保証会社に対するリスクが低いと判断されますので、保証料や金利も低くなる傾向があります。例えばあまり聞かない名前の会社であれば、その会社の業務内容や業績まで確認するところもあるようです。そして会社の業績があまり良くない場合は、融資を断られる可能性があります。
また会社経営者や個人事業主の方は、金融機関の審査にマイナスに働くことがあります。そのため会社経営者や個人事業主の方にとって、住宅経営はハードルが高いといえます。このように金融機関が行う審査では、勤務先も重要な項目になりますので注意してください。
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次に年収、給料です。金融機関の審査では、年収なども大切な要素になります。審査では、年収などは多ければ多いほど審査に有利に働きます。借金は毎月支払うことになりますので、やはり年収が高い方が支払い不能のリスクを軽減できます。
住宅ローンであれば、返済金の負担について返済比率が決まっています。そのため年収が高ければ高いほど返済比率に余裕が出てきますので、審査に有利になります。また、カードローンなどの使途が自由な商品は、限度額を年収と同程度にするところが多いようです。
このように金融機関では、様々な事項を審査でチェックしています。カードローンや住宅ローンを利用する場合、銀行や消費者金融などの金融機関では申込みの後に審査を行います。上記で主な審査項目について紹介しましたが、金融機関によってはこれ以外の事項も審査を行うことがあります。気になる方は、事前にリサーチしておくと良いでしょう。
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金融機関の審査では、住居形態や居住年数もチェックを行います。住居が持ち家の方はその人の資産でもありますので、たとえ返済不能になっても差し押さえが可能です。さらに返済不能になった時でも、持ち家を捨てて逃亡するようなリスクも軽減できます。また住居が家族名義であっても、返済不能になった時は家族に連絡をとってもらうことも可能です。
このように、住居形態は返済不能になった場合に対処できるかどうかを判断していますので、賃貸住宅の場合は審査がマイナスとなることもあります。そして居住年数については、長ければ長いほど審査には有利になります。
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