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借金問題の相談相手はやっぱり弁護士や司法書士がいい?家族や親友はダメ?

借金問題の相談相手はやっぱり弁護士や司法書士がいい?家族や親友はダメ?

問題ありません。

ただ、安易に相談し、解決できてしまうのも、デメリットがあります。

先生

借金の相談って言っても、その額次第だよね!額が大きければ知人に相談したって解決できないよね!まあでもその知人が大金持ちっていうケースもあるから一概には言えないけどね!今回はとにかく、そのあたりの基本的な考え方について詳しく解説するね!

更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

親兄弟、親友など

銀行や消費者金融など、多くの金融機関からお金を借りてしまうと、そのうち借金の額が増えて返せなくなる場合があります。中には一人で悩む人もいますが、早めに対処するために他の方に悩みを打ち明けるのも一つの方法です。その相手としてまず思いつくのが、家族や親友ではないでしょうか。借金の額にもよりますが、少ない額であれば、家族や親友に頼めば貸してくれるかもしれません。1万~10万円程度であれば、家族や親友、また会社の同僚、上司、先輩などから助けてもらえる可能性は十分にあります。

 

しかし、借金を行う状態にもよります。今回が初めての借金であれば、家族や親友など身近な人たちから助けてもらえる可能性はあります。それに反して今まで何回も借金を行っているなど、常習性のある人の場合はまた変わってきます。常習性のある人は、たとえ助けてあげても、また同じような行為を繰り返してしまうことも考えられます。

 

実際、親兄弟、親友などに頼んでお金を借りて借金返済を怠った人たちの特徴について、近いうちにまた同じような過ちを繰り返す人が多いというデータもあります。そのため常習性が高い人の場合、家族や親友などに頼んでも難しいかもしれません。他人から借金を肩代わりしてもらった時は感謝の気持ちを持っていますが、所詮他人のお金です。自分が苦労して稼いだお金ではありませんので、感謝の気持ちがすぐに薄れてしまう人もいるようです。

 

借金を返済する場合、自分が苦労して返さないと経験にはなりませんので、時間の経過とともにまた借金癖が出てくる可能性が高いのです。悩みを打ち明ける最初の相手に親兄弟を選んだ場合は、本人がお金を直接借りて相手に支払いをするのではなく、親兄弟や親友から直接相手に返済する場合が多いです。そのため本人は苦労をすることなく、再びスタートラインに立てます。本人がしっかり反省していれば良いのですが、きちんと反省していないとまた同じ行為を繰り返す可能性が高いといえます。

 

この章のまとめ

  1. 1万~10万円程度であれば、家族や親友、また会社の同僚、上司、先輩などから助けてもらえる可能性は十分にある。
  2. ただし、そうして工面するお金は、自分が苦労して稼いだお金でないので、感謝の気持ちがすぐに薄れてしまう。

 

弁護士

借金の問題を相談する相手として、法律の専門家である弁護士を選ぶ人もいます。弁護士であればこれまで多くの事例を取り扱っていますので、最適な方法を提示してもらえるかもしれません。法律事務所では無料相談も行っていますので、まずは一度利用してみるのも良いでしょう。

 

法律家の専門家は他にもいますが、やはり弁護士が一番確実で頼りになる存在と思っている人が多いようです。弁護士は依頼者の代理人として法定に立つことができます。債務者に変わって法律行為を行ってくれますので、債務者自身が仕事を休んで裁判所に行く手間も省けます。借金の問題で最も大変なのは金融機関との交渉ですが、弁護士であれば金融機関との交渉もしっかりしてくれます。そのため、相手方との折衝に悩む必要もありません。

 

しかしいくら法律の専門家といっても、全て任せっきりにするのは良くありません。本人も、ある程度の自覚を持つ必要があります。自分自身が借金と戦っている、という自覚を持つことが大切です。多重債務と戦う意識が薄れてしまうと、やがてまた同じような行為を繰り返してしまうことが多いです。これではいつまで経っても問題は解決しないので、本人も借金についてしっかり意識してください。

 

また弁護士はそれぞれ得意分野を持っています。そのため選ぶ時は、まず専門分野の確認から始めてください。借金などの債務整理を専門にしている専門家であれば、あなたの悩みに合った最適な方法を提示してくれるでしょう。専門分野を見つける時は、ホームページや日弁連に連絡してみると良いでしょう。

 

法律事務所のホームページでは、それぞれの専門分野を記載していますので探しやすいと思います。また日弁連であれば、あなたの近くの弁護士を紹介してくれます。借金問題に強い弁護士であれば、多重債務の問題解決までそう時間は必要ないでしょう。また弁護士を選ぶ時は、後々のことを考慮して料金などもしっかり確認しておくと良いでしょう。同時に自分の希望もしっかり伝えてください。将来的にどうしたいのか、自己破産まで視野に入れているのかどうか、自分の意思がしっかりしていればその後の行為はスムーズに進みます。

 

この章のまとめ

  1. 借金の問題を相談する相手として、法律の専門家である弁護士を検討する。
  2. 法律事務所では無料相談も行っている。
  3. 弁護士には得意不得意がある。
  4. いくら法律の専門家といっても、全て任せっきりにするのは良くない。
  5. 弁護士を選ぶ時は、料金を確認し、自分の希望を正確に伝えてからにする。

 

司法書士

借金問題を解決してくれる専門家として、司法書士も挙げられます。テレビのコマーシャル、また新聞広告やチラシなどで債務整理のことを宣伝する司法書士が増えています。それだけ、債務整理の依頼を行う人が多いのです。借金の問題は、身近な人たちにはなかなか言いにくいものです。しかし法律の専門家であれば、悩みも打ち明けやすいのかもしれません。自分の悩みを真剣に聞いてくれ、最適な方法を提示してくれます。

 

弁護士と同様、司法書士も私たちの身近な法律家として利用する人が多いです。しかし司法書士を選ぶ時も弁護士と同じように、自分の目的をしっかり伝えてください。債務整理、利息制限法で対処してほしいなど、前もって確認しておくとスムーズな対応ができます。最近はクレジットカード、サラ金問題専門の司法書士が増えていますので、利用者の選択肢も広がってきています。

 

司法書士の中には特定調停、自己破産手続きを始め、多重債務解決に対する様々なノウハウを持っている方も少なくありません。弁護士と同じように、とても頼りになる心強い相手になるのではと思います。そして、依頼者が気になるのが利用料金です。利用料金について、それぞれの事務所によって異なります。最近は利用料金が安いところも増えていますので、まずは事務所同士を比較検討してみるのも一つの方法です。

 

比較については、インターネット上の比較サイトやまとめサイトなどがおすすめです。このような比較サイト、まとめサイトでは、債務整理手続きに強い司法書士の紹介を行っています。また全国から選ぶことができますので、どこにいても対応できます。しかし司法書士は直接代理人にはなれませんので、債権者と法定で争う場合は債務者本人が直接出頭することになります。このようなケースでは司法書士は口頭でのアドバイスになりますが、様々な対策を講じてもらえますので、債務者も心強いのではないかと思います。この場合の訴訟は本人訴訟と同じ形式になりますが、債務者本人も多重債務と戦っていることになりますので実感を持つことができます。

 

また債務者自身が自分の債務と直接向き合えるので、今後の対策にもなります。訴訟で勝てば、同じ過ちを起こすこともなくなるでしょう。このように自分も苦労して戦うと、借金についての自覚も高くなります。その意味でも、まず司法書士に悩みを打ち明けるのが良いかもしれません。借金の問題を一人で悩んでいる人もいますが、一人で悩まず誰かに打ち明けることが大切です。その中の一人として、法律の専門家である司法書士が挙げられます。

 

借金の問題で悩んでいる人も少なくありません。しかし、早めに解決するためにもまずは誰かに相談すると良いでしょう。様々な相手が考えられますが、自分の悩みを打ち明けやすい相手を選ぶようにしてください。

 

この章のまとめ

  1. 借金問題を解決してくれる専門家として、司法書士も挙げられる。
  2. しかし、司法書士は直接代理人にはなれないので、債権者と法定で争う場合は債務者本人が直接出頭することになる。
  3. ただし、債務者自身が自分の債務と直接向き合えるので、今後の対策にもなる。
  4. 比較については、インターネット上の比較サイトやまとめサイトなどがおすすめ

参考文献

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