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現在一番多く利用されているカードローンの申し込み方法はインターネットを利用する方法だと思いますが、実際に申し込みをしてからカードが手元に届くまでの期間は申し込んだカードローン会社により差があります。審査が円滑に進めば指定銀行口座に即日振り込んでくれるカードローン会社もありますし、ネット申し込みの手軽さを利用してもカード到着に10日程かかる場合もあります。では、審査に支障がないと判断した場合でのカードローン申し込みの流れを必要性別に見ていきましょう。
信託銀行や消費者金融系のカードローン会社に多い即日融資が受けられるサービスですが、インターネットでの申し込みと自動契約機での申し込みを利用している人が多くなってきています。インターネットでの申し込みでは、氏名・年齢・勤続年数や役職・債務の有無とその金額など必要な申請項目に入力後、審査結果がメールや更新画面にて通知されます。その後本人確認書類など必要な提出書類を、
などで提出し、問題なければその日のうちに希望する指定銀行口座に振込が完了します。この方法の最大の利点は一度の来店もすることなく、且つ迅速な対応が受けられるところにあります。ただし、本当に即日に融資してほしいのであれば営業時間内に申請を済ませる必要があるので注意しましょう。多くのカードローン会社の営業時間は午後2時までとなっていますが、会社によって違いますのでしっかりと確認して下さい。申し込みは24時間対応していても、融資を受けるには審査が通り必要書類の定時が受諾されなければならないことがほとんどです。審査に問題がなかった場合でも、融資の許可が降りた時に営業時間外だと実際に融資が降りるのは翌営業日以降となってしまいます。
また自動契約機での申し込みを利用する場合ですが、こちらは24時間受付しているところと営業時間が定められているところがあるので注意して下さい。自動契約機での利点は、何か合った時に専属のオペレーターが対応してくれるので細かな疑問点や相談も気軽にすることが出来るところにあり、その場でカードの発行まで済ませられるところにあります。この場合、カードが発行されると提携ATMや即日振込が可能になるので一番面倒が無い申し込み方法と言えるでしょう。
大きくまとまった融資を受けたい場合や緊急性がそれ程ない申し込みをする場合、金利の安く審査難易度が高い銀行系のカードローンを申請する人も多いでしょう。この場合、インターネットで申し込んだとして実際にカードが手元に届くまでの流れは一週間程度かかるところが多いでしょう。具体的には、インターネットの専用ページからまずは申し込みをします。受付完了の連絡は当日中にあると思いますが、その後勤め先に在籍確認の連絡がカード会社から入ります。これが大体2日目のことです。そして3日目に本人確認または収入証明の為の公的書類をインターネット経由で提出すると、その4日後には簡易書留でローンカードが手元に届きます。審査が通ると、カード発送までは4、5日を有するカードローン会社が多いようです。その後の流れとしては「預金口座振替依頼書」の返送をカードローン会社に提出して終わりです。
上記の通り、カードローンの申請からカード発行までの流れは・申し込み・必要書類の提示・審査・カード発行の順となっていて大きく変わりはありません。従来型の電話・郵送・窓口の申し込みであったとしてもです。スピード審査の場合だと融資後の必要書類提出可の場合もありますが、公的書類はいずれの場合も提出必須となっています。まずはしっかりと書類を準備してから申し込みましょう。
カードローンを申し込む時、注意したいのは「申し込みブラック」となってしまわないようにすることです。審査難易度を見極め、手当り次第に申し込むのではなく自分に本当に合ったカードローン会社に申し込みましょう。
カードローンの申請に落ち、半年間の間に3社以上申請してしまうことを指して「申し込みブラック」と言います。複数申し込むのがいけないわけではありませんが、3社目以降の申し込みは「申し込みブラック」となり審査が通り難くなるので注意しましょう。申し込みブラックに陥る原因として、カードローン会社の特徴を見極めていないことが挙げられます。
まずはしっかりとカードローン会社の審査難易度を見極めましょう。金利は安いが審査が厳しい傾向にある銀行カードローンに落ちた場合、次も同じように他の銀行カードローンを申請しても通る可能性は低いと思われます。そのため次に申し込みをするカードローンは、信販系もしくは消費者金融の発行する銀行系カードローンを検討しましょう。金利は高くなりますが審査難易度は銀行カードローンよりも易しくなるはずです。また申請するカードローン会社は違っても審査を行っているのが同じ消費者金融であったりする場合は審査に落ちる可能性が高くなりますので、審査を行っている会社がどこであるのかをしっかり確認してください。
申し込みブラックに陥る前に確認しておかなければならないのは、自分の負債が何社あり、どのくらいの額であるか把握しておくことです。例えば審査難易度が低い消費者金融系のカードローンを申し込んで落ちた場合、ネックになっているのが多重債務である場合があります。この時、同じ消費者金融系で他社のカードローンを申請しても同じ理由で落とされる可能性がないわけではありません。そのため、借入先を減らすことを目指しましょう。金利の高いものから完済して行くのが一番ですが、難しい場合にはローンをひとつにしてくれる「おまとめローン」を検討してみて下さい。新しくカードローンを申請する場合でも安定した収入があることが大前提になっていますので、まずは「おまとめローン」を申請して債務をひとつにしてから新たなカードローンを申請してみて下さい。複数の債務がある場合、返済能力が低いと判断されてしまう可能性があるため、カードローンの申請は通り難くなってくるためです。
返済方法をしっかりとシミュレーションしてから申し込みを行って下さい。自分が必要なお金がいつまでにいくら必要なのか、融資後の返済目処はどのくらい付いているのか把握することが何よりも大切です。例えばまとまった大きな額の融資を受けたい場合、近くボーナス一括での返済が可能な額だけ初月金利無料のカードローン会社を申し込み、その後金利の安い銀行カードローン会社申し込んだ方が払う総額が得な場合があります。しかし、複数のカードローン会社を利用しなくても、一社のみから融資を受け、そしてボーナスを利用しての繰り上げ返済を行った方が金利が安くなる場合もあります。自分の返済能力をしっかりと把握して、各社金利の面など様々なキャンペーンをきちんと調べ、計画的に申し込みするようにしましょう。複数のカードローン申請ですが、それが悪いと言うのではありません。
しかし、本当に重複しての申請が必要なのか、申し込みブラックにならない為にはどうしたら良いのか冷静に分析してみてください。「来店不要」や「自宅にいながら」の申し込みが一般的になってきたカードローンですが、窓口や自動契約機等で専門のオペレーターに相談することもカードローンを申し込む際には有効と言えるでしょう。
カードローンを申し込む際、審査難易度は借りる額や会社によって違ってきますが最低限の審査基準とその目安はどのカードローン会社もそれほど変わりません。主に勤続年数や信用情報の確認ですが、具体的な目安は以下のようになっています。
カードローン申請において基本情報に虚偽が無く、かつ信用情報機関にて審査項目がクリアになっていることが大変重要です。まず返済能力の有無ですが、その判断となるのは勤め先と勤続年数、また信用情報機関に事故の記録がないことがその判断材料となります。勤続年数における審査基準は1年以上が望ましいことは誰しも予想が付くと思いますが、例えば転職したてであっても役職に就いているといった安定した収入が見込めると判断されればその限りではありません。また任意整理や自己破産など、債務整理を過去5年間のうちに行っている場合は事故情報として信用情報機関に履歴が残っているので審査は通らないでしょう。信用情報機関には他社借入返済の履歴も残っており、2ヶ月返済を滞らせた場合も事故として処理されていますので、この場合も審査は通らないとみていいでしょう。
またカードローンを申し込むだけであったとしてもその情報は信用情報機関に登録されており、短期間での申し込み複数ある場合も返済能力が低いとみなされてしまいがちです。また個人の信用度としては、独身者より既婚者である方が信用度が高まる傾向にあり、住まいも賃貸より持ち家である方が信用度が高い傾向にあります。しかし、この2点においては他のチェック項目より重要度は低いため、あくまで目安として見て下さい。
他社借入の有無も審査基準としてチェックされる必須項目ですが、新たにカードローンを申し込む際には融資希望額がいくらなのかも審査結果に影響します。具体的にいくらなら審査が通るといった目安となる審査基準があるわけではありませんが、新しいカードローン会社との取引は信頼関係が非常に重要です。いきなり限度額最大の借入を申し込んでも信頼関係を築いていない段階だと審査は厳しくなってきます。そのため、借入希望額は限度額控えめにしておきましょう。
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カードローンが通らない時は審査基準を確認!『審査が通りやすい』とは?
申し込み欄には年齢制限を満たしているか、安定した収入があるかどうかといった個別条件が定められています。まずはその項目をクリアしていることが前提ですが、それとは別に、審査基準には総量規制というものがあります。賃金業規制法の改正により、総量規制が施行されたため、年収の3分の1を超える借入申し込みはそもそも審査が降りません。そのため、融資希望額が審査基準の目安となる年収の3分の1以下であるかどうかしっかり把握しておいてください。ただし、総量規制のない消費者金融系のカードローン会社はこの限りではありません。金利は高くなりますが、安定収入があり返済の見込みがあると判断されれば融資はおりると思いますので申し込んでみる価値はあります。
カードローンを申し込む時、勤務先の確認が取れることは非常に重要です。アルバイトやパートであってもカードローンを申し込める時代になっていますが、勤務先の確認が取れるということは返済能力があると判断される重要な審査基準となっています。複数のアルバイトを掛け持ちしているのであれば一番勤続年数が長いアルバイト先を申請すれば良いですし、もし個人経営の居酒屋が務め先であってもそこに確かに在籍しているとしっかり明記しましょう。
また、まとまった大きな額での融資を受けたい場合勤め先の規模を気にする人がいますが、カードローンの審査ですのでカード会社が勤務先を確認出来るかどうかが重要なだけであり、会社規模はそこまで重要ではありません。