あがり症克服講座とはどのようなもの?
人前で話すことの専門家が、発声練習から話の順序、相手に伝わりやすい話し方などを教えてくれる講座です。
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人前で話す行為に緊張をしてしまうのは人前で話す行為が慣れていないから、
、そんなふうに感じる人もいるかもしれません。
確かに、軽度のあがり症で精神的にもタフな性格の人であれば、何度も人前で話すうちに慣れてきて、あがることもなくなる、というケースがないわけではありません。
しかし、
です。なぜなら、場数を踏むという克服法は荒治療で、逆効果であがり症が悪化する可能性も高いからです。
なぜ悪化してしまうのかというと、人前で話した際に緊張して上手く話せず失敗をしてしまったと感じた場合は、次の機会で前回よりも人前で話すことが怖くなります。
つまり
してしまい、あがり症の症状も悪化してしまうのです。ですから、特に完璧主義者や神経質な人は、無理に場数を踏んであがり症を克服しようと考えるのは止めた方が良いでしょう。
あがり症を克服するためにはどうしたら良いのかというと、
ことです。人前で話す時に緊張してしまうのは、失敗したらどうしようという不安が生じるからです。ですから、 ことが大切です。ただし、いきなり場数を踏むというぶっつけ本番のようなことは止めましょう。
練習とは、例えば最近は
などの講座が人気があります。人前で話すことの専門家が、発声練習から話の順序、相手に伝わりやすい話し方などを教えてくれる講座です。
また講座の中では、実際にそのクラスの人前でスピーチの練習もするでしょう。スピーチは緊張すると思うかもしれませんが、そのクラスのメンバーは皆が
です。
人が失敗したり、あがり症の症状が出て挙動不審になっても笑ったりはしません。そういう場でスピーチの練習をすることで、人前で話すことを少しづつ練習していくのです。そして練習をしていれば人前で話すことに少し自信がつき、あがり症の症状が改善されるというわけです。
あがり症の克服講座では、話し方教室以外にも
を学ぶことも効果的です。あがり症の症状で動悸がすると、脈が早くなります。しかしこれらの症状も、 をすることで改善されます。
息を深く吸い込みゆっくりと吐き出すことで、気分を落ち着かせる効果があります。緊張したら深呼吸をすると良い、といわれるのはこのためです。深呼吸は、理論的に効果があるのです。