あがり症ってだけで離婚率や解雇率は高くなるの?
はい。離婚率は約2倍、解雇率は約4倍高い傾向にあります。
あがり症はれっきとした病気か。それとも単なる個性か。 – Inquiry. |
病気だと気づかれないあがり症・うつ病・吃音症 – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。その記事にも書いた私の部下は、『吃音症』であると同時に、
の可能性も否定できないような、ほぼそそれに近い行動や態度を取ることがあった。従って、まず、『周囲側』の意見を軸に考えるなら、これらの精神的な問題を持った人間と『一緒に居たくない』と思ったり、あるいは彼らに対する『足手まとい感』という気持ちは、私にはよくわかる。
たちの気持ちもよくわかる。
正直、私もこの部下が
、殴った打ち所が悪くて殺してしまっているかもしれない。そのぐらい腹が立つ行動を取り、そのくせ、 のだから、そりゃあ『クズ』に見えても、ある種仕方がないことだ。
『SAD(あがり症)患者の人工統計学的特性(海外データ)』を見てみよう。
SADではない人と比べてSADの人は、
※対象:米国ノースカロライナ州の3,921世帯から構造化面接による回答が得られた3,801名。方法:DSM-ⅢにてSADの有無を判定し、有病率や人工統計学的特性など9種類の変数項目について検討した。
私がこの部下に感じるのは『
』という部分だ。度重なる遅刻や寝坊、あるいは同じ失敗に同じ注意。もう、通常の人間であればとっくに根を上げてしまうぐらい、指導する側も大変なのである。
あがり症の人は、
などと思う傾向があるというが、私の部下もまさに、私の会社に来るとき友人に、
などという内容の話をしていて、それで、
という私の発言に乗って入社したわけなので、私の部下も、吃音症だけではなくあがり症的な症状も患っていた可能性が高い。
私の部下の場合を見ていると、あがり症の人が『思い切った挑戦が出来ずに結婚ができない』というよりは、この『離婚率=1.9倍高い傾向』というところに注目するべきで、『
』ところがこの病気のポイントだと考えている。
私も何度部下に、
という発言をしただろうか。彼はそのように、築かれた人間関係を一瞬でリセットしてしまうような、そういう一線を越えた私利私欲の暴走をすることがある。犯罪まではいかないが、
のだ。『やった』のに、本当にやっていないような顔をして、
という発言を堂々とする。だからか、あがり症全般をそう疑うわけではないが、この部下に限っては、『病気じゃなかったらクソ人間』だと表現しても過言ではないのだ。
どちらにせよ、病気を患っていることで、これらの数値がはじき出される事実がある。様々な意味で、これらの精神疾患は積極的に治療していく意志を燃やしたいのだ。