うつ病の克服にとって最も重要なことってなに?
うつ病の克服に最も重要なキーワードは、『重荷を取って軽くする』です。
『心の重い荷物を少しずつ軽くする』、という考え方は、実に幾多ものうつ病関連の本に書いてあり、重要視されている。ここでは、その一部を紹介する。
ハーバード大学で学士号を取り、スタンフォード大学で博士号を取得したソニア・リュボミアスキーの著書、『幸せがずっと続く12の行動習慣』にはこうある。
『書く』というプロセスを大切にする
(省略)
心理学の世界では、『トラウマとなる過去の出来事に関して心の奥底にある感情を書けば多くの恩恵がもたらされる』という結果が次々と出ています。
対象グループに比べて、試練やトラウマなど心の奥にある思いや感情を掘り下げながら書き留めて3日間を過ごした人々は、その後、以前よりも病院へ行く回数が減り、免疫システムが向上した、という結果が示され、落ち込むことや苦悩することも減ったと報告されています。
さらに、学業や仕事の成績が上がり、失業していた人も、その後の就職率が高くなったのです。このような影響は様々な人に現れました。健康な人も病気の人も、若者も老人も、貧しい人も裕福な人も、そしてヨーロッパや東アジア、北アメリカに住む人にも同じ結果が出たのです。
(中略)
からです。
人間にとって『書くこと』というのは、まるで排泄行為に近い快感と心身の爽快感がある。
(自分はなにやってもだめだなあ)ではなく、(俺なら出来る)的なアファメーションが必要だ。やはり様々なうつ病の本には、イメージトレーニング、メンタルトレーニングの重要性を説くものが多い。
等が与える影響が大きい。またその逆も然りである。
腹式呼吸やマッサージ等で血行を良くし、温かくすることも大事。これは冷えが悪影響という事実とも一致する。うつ病の本には、冷えが体に良くないということがたくさん書いてある。冷えはやはりよくないようだ。それはたった今私が体調不良気味だったからわかる。コーラから温茶に変えたら、体調は治った。
自分がリフレッシュできると思うことは、全てやってしまえばいい。
これらは全て、
行動なのである。
ピンチはチャンスだ。とあるうつ病の本の著者も、
と記載してる。また、
も悟ったという。危険を省みることなく向う見ずに何かをしでかす蛮勇と、困難を克服する活力である勇気の違いを知った。
本には、『自分で×にも○にもいける選択肢があるなか、あえて×を選択しているんだ』と言っているあたり、
とうり二つである。部下は、
という連鎖を、もう丸8年繰り返している。オーストリアの心理学者、アドラー は、
と言ったが、『困難を克服する活力である勇気』を燃やすのは、自分なのであるということを理解する必要がある。
例えば、遅刻をしたとしよう。
そういう『ミス』をした。自分の会社内だけならまだいい。だが、それを許した延長線上に、
という事態があることを考えると、上司は、その部下のミスを注意する『責任』があるのだ。
つまり、『注意をする上司』に非があるのではない。
、という発想が出来なければ、『困難を克服する活力である勇気』ある人間とは、到底言えないのである。
またアドラーは、『幸せになる唯一の方法は他者への貢献』とも言っている。部下は
、だ。落ち込んで周囲を闇に巻き添えにするのも、配慮されて当然だと思っているのも、自分の立場を忘れ、思い上がったり、他者に人格Bを(順風満帆にいっている姿を演じて)見せようとする見栄も、全て『自分本位』だ。
と本は言う。この部下は、
からといって、それを盾にし、特権を乱用し、被害者たる立場を『援用』した。援用、それはつまり、『恣意的な解釈』であり、特権の乱用である。つまり、『疾病利得』だ。
という性根の腐った馬鹿に育ったのである。
まで、彼は被害者という特権を乱用し、怠惰にひた走り、『困難を克服する活力である勇気』を燃やすことはできないだろう。