うつ病を克服をするためにはどんなことが重要?
うつ病克服の重要キーワードは、『不一致』と『ストレッサー』です。
『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』という記事でも書いたが、『ストレス』という言葉の意味を紐解いたとき、そのキーワードの重要性がますます上がったようだ。
ストレスは元々物理学用語。
を意味する。生体に有害な影響を与える外的刺激のことを『ストレッサー』といい、その結果起こる生体の緊急反応のことをストレスと言う。例えば、PC漬け、ネット依存は負担が大きい。脳に影響も。交感神経が優位になり、ストレスの原因となる。
つまり私は、
のだ。
例えば風船にストレッサーを与えると、自らの形を歪ませてバランスを保とうとする。同時に、ゆがみを補正して元の形に戻ろうとする反発力が生まれる。外的刺激に対する生命体の緊急反応は、この反発力に当たる。
これは、『うつ病の改善に為に薬よりも重要な事実があることを知る』にも書いたが、人間は、『 生き物なのだ。
うつは、『ちょっと立ち止まって今までの人生を振り返るチャンス』ともいえる。そういう発想を持ちたい。
を合わせて考えると見えて来るはずだが、『本来の形に戻ろうとする』ということで、その『本来』の意味の正確な理解と、『現状の非常識な常識である負荷』を取り除くことは大きなカギとなる。
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またこのストレッサーだが、これも
(自分の心が変われば、自分の回りも変わるという発想)でそれは毒にも薬にもなる。『勝手に脅威と決めつけるな』ということになるからだ。
ケニアの大統領、ジョモ・ケニヤッタはこう言い、
アメリカの詩人、ホイットマンは言った。
自分がそれを『負荷』と決めつければ、単なる足手まといの負荷となる。だが、『筋トレで当たり前に使用するダンベル』だって『負荷』だろう。そう考えると、
なのだ。
また、『理由のないうつ』というものがある。怒ってる、傷ついた、疲れた、悲しい、等の様々な感情が入り混じっていると『勝手に』判断し、どれが本当かわからず、その『理由のないうつ』に陥ってしまうというものだ。
ここで自分にピッタリくる感情を探す作業は、言うなれば『理由探し』であり、だとすると『理由のないうつ』は、単なる無知、怠惰、ということになる。
対策を見つける為に、原因を見つけるのが大事で、
ことは消去法で見えてくるはずだ。
つまり、『深層心理』だ。そこに目を向ける時間を設ける。それを『内観(ないかん)』と言う。とある本には、『自分年表』を書いてみるのがいい、と言うが、それもこの『深層心理と向き合う内観』と同じ効果を狙っているのである。
これらによって、『自分の本質』を理解すれば、『なにがストレッサー』で、『なぜストレスが起きているか』ということが見えて来る。