うつ病は一生治らないの?
うつは一時的なことです。だから安心してください。
先生
ハニワくん
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人間の心は充電できる
うつは一時のことだ。だから未来のことを思い煩う必要はない。
もし、うつが一生続くのであれば、それは『その未来』さえも鬱的な要因であり、更に自分の心身に重荷としてのしかかる。うつの重要キーワードは、『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』の記事にも書いた様に、 とだ。それなのに、重い未来を想像し、思い煩うことは違う。
『うつは単なる『充電不足』。だとしたらまた充電すればいい』。充電が減った電化製品はどうなる。いつも通り正常に動くのか。それとも、妙に点滅したり、画面が消えかかったりして、不具合が起きるのか。そしたらどうすればいい。充電をすればいいだけなのではないのか。それで元に戻る。それだけのことなのだ。
人間は冷蔵庫やデスクトップのパソコンとは違い、『ポータブル』だ。持ち運びできる。というか、備え付けではない。固定されてないから、コンセントにつけっぱなしで充電することが出来ない。ということは、こまめに『ある場所』で充電をする必要がある。そういう、携帯電話やデジタルカメラのような、ポータブルと同じなのだ。
その『ある場所』というのは、『充電が出来る場所』だ。しかしここは人それぞれ場所が違う。ある人は
だろう。ある人は かもしれない。もしかしたら、 という人もいるかもしれない。それは十人十色の人間のことだ。それぞれに適した充電場所が存在しているのである。
先生
ハニワくん
- うつは一時のこと。だから未来のことを思い煩う必要はない。
- 自分にとっての充電場所はどこか考える。
充電が出来ない場所なら、それは自分にとっての充電場所ではない
しかしこういうことがある。自分にとって、その場所は『充電場所』だと思っていた。だが、どうも充電が貯まっていないらしい。すぐに疲れも出るし、妙に体が重い。それは、
ことのサインなのかもしれない。
というが、どうも一時的ではないではないか。全然充電も出来ない。どう考えたっておかしいよ。だって今自分は、
というのに。
…もう一度言おう。『ある場所』というのは、『充電が出来る場所』だ。
つまり、もし自分のうつが長引き、これは未来永劫、生きている間ずっと続くと思っているのであれば、それはどこかがこんがらがっている。そのこんがらがった紐が、自分の足を引っ張り、前に進むことを阻止しているのだ。ということは、その
人間の体は、体にとって毒であると思うものは外に排出しようとするものだ。従って、便秘があったり、風邪のウイルスが入り込んだりすると、人間の体は症状を見せるだろう。それはそれぞれ、腹痛だったり、熱が出たりするわけだ。しかしそれは『サイン』だ。人間が、体にとっての毒を排出、あるいは撃退しようとしているサインだ。
人間の心にとってのうつも、サインだ。そこにあるのは何らかの重荷であり、『こんがらがった糸』だ。それさえほどければ、それは決して未来永劫の症状ではない。便を出し、ウイルスを撃退した後は、腹痛は収まり、熱も冷める。まずは、
だ。
先生
ハニワくん
- 充電が出来ない場所なら、それは自分にとっての充電場所ではない。