うつ病の治療中に、仕事に復帰したくなったらしていいの?
いいえ。
まだ安易に判断することは控えるべきです。焦らずじっくりと治療することが大切です。しかし、もし適度な責任を負う気持ちになってくれば、うつは治りかけていると言っていいでしょう。そのまま確実に治療を続けていきましょう。
先生
ハニワくん
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責任を負いたい気持ちはなぜ生まれる?
もし適度な責任を負う気持ちになってくれば、うつは治りかけている。
と併せて考えていきたい。
上記リンク記事でも書いたとおり、うつの重要なキーワードは『
ことだ。だからこそ、以下の記事でも書いた様に、
少しでも自分にとって重荷だと思うのであれば、それを心身から排除することを最優先として生活していき、自分のペースを掴むことが大切なのである。
そんな中、『いや、でもやろうかなあ』という気持ちがわいてきたのなら、そこにあるのは『
』だ。意志が、そうしたあらゆる外部要因に対し、影響されることから反発し、主張し始めている証拠だ。
まるで、川の流れの中に、ポツンとある小さな岩の周りには、別の水流が出来るように、そうした主体的である意志は、たとえ流れの強い外部要因が自分の身に降りかかってきても、我を見失うことなく、自分の主張をする。
先生
ハニワくん
- うつの重要なキーワードは『重荷を取って軽くする』こと。
- うつの原因の根本である『責任』を負いたいと少しでも思うのであれば、それはうつが少し回復していると考えてもいい。
その充電方法は正解。続けた方がいい
例えば、『真夏のような暑い日にうつ的症状が出るのは当たり前だ。』の記事に書いた、
という部分があるが、その(いや、やらなければならない)と思ったところにあるのが、この
なのだ。うつは、この主体的な意志が何であるかを見失いかけている時期。川の流れで言えば、石が埋もれて見えなくなっているか、あるいは川の流れに流されて、川と一体化してしまった状態だ。
激しい川の流れの中で、断固として自分を見失わず、その流れに支配されないままでいることは、ある種のエネルギーがいる。
うつになる時は、『うつは単なる『充電不足』。だとしたらまた充電すればいい』の記事に書いたように、『 』なのだから、エネルギーで言えば、枯渇している。ちょうど、バッテリーが切れかかった懐中電灯の光が弱まるように、自分ができるはずの主張が、充電不足によって思う存分発揮できない状態となる。
そんな中、『いや、でもやろうかなあ』という気持ちがわいてきたのなら、それは、電力が少しずつ溜まってきた証拠だ。つまり、充電されてきている。これは至極単純に、まず、それを喜びたい。
先生
ハニワくん
- 充電が溜まってきたから、そのエネルギーで(何かが出来るぞ)という気持ちになった。
- ということで、その充電方法は正解であり、引き続きまた充電すべき。