大きな目標を達成して、燃え尽きてしまった。何もかもやる気が起きない。どうしたらいい?
『うつ病と生きがい』には密接な関係性があります。
例えば『燃え尽き症候群』というものも、それに該当するわけです。しかし、生きがいがなくなったのであれば、答えは簡単です。『生きがいを見つければいい』だけです。
先生
ハニワくん
Contents|目次
『うつ病と生きがい』の密接な関係性
生きがいがなくなることはうつにとって重要な問題だ。
と併せて考えていきたい。上記リンク記事でも書いたとおり、うつの重要なキーワードは、
- 重荷を取って軽くする
- 自分のペースを掴む
- 焦らない
ということだ。その中で、『
』ということは、うつを患う人にとってはどういう影響があるだろうか。
まず考えるべきなのは、『
』だ。別名、『 』である。人生の全てを、そこでメダルを獲る為だけに費やしてきた。ゴールが決まる、勝負が決着する、順位が決定する。そのたった一瞬の為に費やす時間は、何千時間であり、何万時間だ。
そうしてオリンピックが終わった。確かに、最高の生きがいを覚えた。全てはその為に生きてきて、努力してきたからだ。だが、刹那の快楽が終わったあと、そこに残ったのは『
』だった。
この状態は、ある種のうつ病である。何もやる気が起こらず、喪失感に襲われる。暴飲暴食、犯罪、薬物乱用に手を染めることもある。
だって、
これはオリンピック選手だけに限った話ではなく、プロスポーツ選手にもよく見られることだ。
先生
ハニワくん
- 『燃え尽き症候群』について確認する。
『燃え尽きた…』と言っている暇などない
そう考えると、『
』という事実には、密接な関係性がある。
子供を失った。伴侶を失った。彼は、彼女は、自分の生きがいだった。だからうつになった。うつにならなければ、命に失礼だとも思った。気持ちを切り替えて余生を生きることは、命に対する冒涜だとも思った。
だが、考えたい。その他の命の存在のことも。自分や、まだ生きているその他の命は、どうなってもいいのか。自分がその教訓を教え、人に伝えれば、尊い命の価値を、引き上げることはできないか。そんな運命を背負った自分にしかできないことはないのか。
人間が、どうせ散りゆく運命を背負い、儚くも虚しい、この刹那の人生を生きていく中で、『生きがい』というものは極めて重要な、エネルギー源である。
だが、自分の命を『虚しい』ものにするか、『尊い』ものにするか、それを決めるのは自分だ。我々は、
のだ。
先生
ハニワくん
- 『燃え尽きた…』と言っている暇などない。また次の生きがいを見つければいい。
- 世界が平和になるまで人間から目的がなくなることはない。