自分の思い通りにならないことで、うつになる。何か解決策はある?
『諸行無常』という真理を理解することが重要です。それを『知らない』からこそ、自分の思い通りにならないことで、うつになるのです。
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うつで悩む人が悟るべき事実は『諸行無常』だ。
うつ病の根幹にある『自分の思い通りにしようとする意識』 – Inquiry. |
うつが他人の助けが必要な理由がちゃんとある – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
上記リンク記事でも書いたとおり、うつで悩む人の共通点は、『自分の思い通りにことが運ぶと思っていた』という事実が、最初に存在しているということである。
それはつまり、自分の人生がスムーズにいくと思っていた。幸せな家庭生活が送れると思っていた。子供が、途中で、死なないと思っていた。夫が、途中で、死なないと思っていた。なるべく長い間家族の温かい時間を過ごし、老人になってから死ぬものだと思っていた。そういうシナリオ通りに、ことが運ぶと思っていた。
しかし、
誰が、そういう風になると言ったのだろうか。どこに、そういう事実になると、書いてあったのだろうか。もしかしたらそれは、自分の心が生み出した虚構であり、自分の幸せへの執着が生んだ根拠のない妄想だったのかもしれない。
私は無宗教だが、仏教の開祖、ブッダは言った。
全ては流動変化していることを示唆した、ブッダの言葉である。これこそは、この世の真理を諭した、真の言葉だ。
全ては流動変化している。それが、諸行無常の言葉の意味である。それなのに、変化に合わせられない、変化しなければいいと願っているならば、そこにあるのは
の姿である。
その『揺らぎ』や『真理』は、人間が太刀打ちできる領域なのか。『うつの時は自分のペースを掴むことが大切だ』にも書いた様に、タイガー・ウッズやイチローといった超一流選手であろうと、これらを完全に支配することはできない。
暖炉に近づきすぎると体が焦げ、遠ざかれば温かいように、真理とは、敵視し、逆らうものではないのだ。味方につけるものなのだ。
この世は最初から諸行無常だった。それはおそらくこれからも未来永劫、数兆年という時間の規模で考えても、不変的な事実である。だとしたら人間がやるべきことは何か。人間がとるべき心構えとは何か。
IQ – IQ |
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