何だかうつ気味で、やる気が起きない。どうすればいい?
心がうつになるなら、心が晴れになるときもあります。
曇りの日があれば、晴れの日があるのと同じです。つまり、皆同じ条件で生きていることを知れば、なんだか気持ちも晴れやかになってきます。
先生
ハニワくん
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良い事があれば、悪い事もある。
心がうつになるなら、心が晴れになるときもある。
と併せて考えていきたい。つまり、こういうことだ。
美輪明宏は言った。
この世には、『正負の法則』があるのだ。良い事があれば、悪い事もある。しかし自分にとって良い事は、ある人にとっては悪い事であり、自分にとって悪い事は、ある人にとって良い事の場合がある。
例えば、普通は快晴の日が好きだ。だが、そういう人の知らないところで、『私は雨が好き』という人がいる。またあるいは、『雨が降ってくれないから、作物が育たなくて困るなあ』という人がいる。
だとしたら、自分にとって良い事、悪い事、というのが存在するだけで、この世に元々、『良い事、悪い事』というのは存在しない。
先生
ハニワくん
- 『やまない雨はない。』
- この世には、『正負の法則』がある。
- 自分にとって良い事、悪い事、というのが存在するだけで、この世に元々、『良い事、悪い事』というのは存在しない。
まだ、生きている。
ドイツの精神科医、ヤスパースは言った。
人間がいるからこそ、そこには『悪』がある。人間以外に、(ああ、あれは悪だ)として認識する存在があるだろうか。
動物や昆虫や植物には天敵がいて、それから逃げるが、しかし捕まって殺され、食べられてしまうことがある。だが、彼らはその相手のことを『悪だ』と思っているだろうか。もし思っているというのなら、彼らには思考があり、
である。
この世には、晴れがあり、雨があり、光があり、闇がある。白があり、黒があり、子供がいて、老人がいる。命は生まれ、ウイルスがあって、天敵がいて、皆一生懸命生きている。良い匂いがあって、良い景色があって、肌の色が違って、与えられた命の日数も違う。
この世はそういう、
なのだ。この世にはそういう があり、我々はその多様性の中の一部として生きているのだ。
自分にとって、良いときもあれば、悪いときもあるだろう。だが、他の誰かも同じように好調になり、不調になっていて、いずれは皆、もれなく必ず、平等にこの世を去るのだ。
どうせ死ぬんだ。だが、
のだ。見るべきなのは、まだ生きている、その事実だ。
先生
そんな多様性のある現実を生きている僕らが見るべきものは、『暗いもの』ではなく、『明るいもの』なんだ!こういう言葉があるよ!
『刑務所の鉄格子の間から 二人の男が外を見た 一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。』
ハニワくん
先生
- この世には多様性があり、我々はその多様性の中の一部として生きている。
- どうせ死ぬ。だが、まだ、生きている。