気分がうつ気味なときは、よく食べた方がいいの?それともあまり食べない方がいいの?
気分がうつ気味なときには、食べないのも食べなさすぎるのも良くありません。というよりも、通常時からそのような『適度な食事』は原則です。
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気分がうつ気味なときに食べないのも食べなさすぎるのも良くない。
この記事は、
うつ病克服の重要キーワード。『不一致』と『ストレッサー』 – Inquiry. |
体が冷えるとうつになる可能性も上がる – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
気分が落ち込んでいると、食欲がわかない。風邪を引いているときなどを思い出してもそうだが、単純に、寝込むぐらいのことしかできないから、食事を摂らなくてもいい、という状態になるのだ。お腹さえ空かなければ、別に食べなくてもいい、と考えるのである。
風邪を引いているときは、寝込んでいたり、あるいは水分をたくさん飲んだり、薬を飲んだりしているから、あまりお腹が空かない。また、そういう時に、例えば
為、大好物を食べても美味しくないなら、何を食べても美味しくないと考え、食欲は薄まっていく。
また、脂っこいものなどを食べると胃がもたれ、体調が悪化することがわかるから、食べるものも消化に良いもの、おかゆや果物やスープなどになる。
健全なときは、それが『ダイエットになる』と思えても、渦中にある間は、そう思う余裕がない。だから気が付いたら体重が減っていて、しかも体調が回復したら元に戻ってしまうので、あまりいいダイエットとは言えない。
しかしとにかく、体調が悪いときはビタミンCなど、様々な栄養素を補給し、体調の自然治癒を促す努力をしなければならない。ただし、うつの人にとって、『うつに効く言葉がなぜ『頑張らなくていい』なのか』に書いた様に、努力という言葉はうつの時には逆効果となる場合もある。
』ということだから、『
※ちなみに2017年1月の最新情報では、『頑張って』という励ましの言葉は正当化された。この言葉が逆効果だと言われていた時代は、まだうつ病が浸透していない時代。今は、うつ病が当たり前となり、むしろ『頑張って』というワードは応援となる。うつ病は頑張らなくてはいけないからだ。
※更に2017年の最新情報では、風邪にビタミンCが効くという説が、あまり有力ではなくなってきた、という事実が明らかにされた。
だから
無理して食べなくてもいいのだ。逆に、無理して食べようとすると、体がびっくりしてしまい、内臓に負担がかかる。特に、ごはん、パン、麺類などの炭水化物の食べ過ぎで、
その負担が結局心の負担へと繋がっていくので、自分の心の声に従って、必要最低限の栄養素を摂りいれ、栄養不足が負担とならない程度にしておけばいい。
とにかく、『『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』』でもわかるように、『重荷』となることは全て除外したい。その重荷は、『食べ過ぎ』もそうだし、『 』もそうなのだ。