うつになったと思う。どうすればいい?
うつになったと思うのは、あなたの感想です。ですが、『うつになってない』と思う選択肢もあるということを理解しましょう。
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うつになったと思う。だが、『うつになってない』と思う。
うつになったのは自分だ。もう一度言おう。『うつになったのは自分』だ。 – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
まず最初の『うつになったと思う』は、こういうニュアンスと同じだ。
そして、次の『『うつになってない』と思う』は、こういうニュアンスと同じだ。
前者はあまり根拠のない、人間の感覚的な感想や予想であり、流れに任せて自然と浮かび上がってきた言葉であり、考え方だ。後者は、まず最初にその『流れ』があって、だが、その後にすぐに『でも、そう思えばまた全然印象は違うか』として、
を出してその『流れ』を変化させている。
つまり、うつになっても、『いや、これはうつじゃないよ』と思えば、それはうつではなくなる。
『刑務所の鉄格子の間から、二人の男が外を見た。一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。』
間違えてはならないのは、これは以下の記事に書いた様に、
『自分だけはうつにならない』と思うのは勝手だ。だが… – Inquiry. |
自分をうつと認めないことは、うつ病である証拠だ – Inquiry. |
という現実逃避や真実の隠蔽
ではない。要は、
のだ。
脳は騙されることは、知っているだろう。例えば、目の錯覚を利用したアートだ。あれを見ると、まるで遠近感がずれてしまい、真実の実態の把握が困難になる。あれだけでもうこの説明は終わりだ。脳は、騙される。
例えば『カニッツァの三角形』とは、
ということで、
といった形で、自分に暗示をかけてやるのである。それを『自己効力感(アファメーション)』というが、サッカーの本田圭佑や野球選手のイチローなど、彼らはこの事故効力感に長けていて、『出来ないと思う暇があるならやる』という発想をする。それによって、本当に現実が追いついてきて、実現化するのである。
例えば本田はこう言っている。
つまり、それだけ人間の思い込み、脳で考えることの力は強いということなのだ。ということは、この力が逆効果になる場合もある。つまり、悲観的になり、
と言ってしまえば、本当にうつっぽくなり、全身から力が抜けてしまう。
知っているだろうか。
という事実を。