うつを治そうと色々改善策を試すけど、すべてうまくいかない。もう一生治らないの?
そういう時は、『無理にうつを治す必要はない。無理に今の自分を変える必要はない。』という言葉を思い出しましょう。うつの治療にとって必要なのは、無理をしないということです。
無理にうつを治す必要はない。無理に今の自分を変える必要はない。
この記事は、
うつ病は必ず治る。だから無理をしないで焦らずに – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
無理に今の自分を変える必要はない。無理に変えようとすると、文字通りそこには『無理』が生じる。それはつまり『負荷』であり、『負担 』だ。ということは、リンク先の記事に書いた
ことになる。
あくまでもそれを大原則にする必要がある。だから無理にやって、それで負担がかかるというのなら、焦ってそれをする必要はない。
うつの人が最優先にするべきなのは、うつを治すことだ。うつを治せば、次の展開など黙っていても見えて来る。何の悩みもなくなっている。
まるで、
に似ている。どんよりとしていた曇り空があったことが嘘のように、前向きな気分でいられる。だからそういう状態のときは、心配する必要はない。
だが、心が曇り空である場合は、とにもかくにもその状態を脱することが必要である。その状態に長く身を置くことは、あまりいい影響を与えない。
だが、だからといって焦る必要などない。あくまでも、『一生うつでいるのは良くないが、焦って治そうとすることは『うつ病を焦って治そうとすることはピラミッドを一瞬で作ろうと考えることと同じだ』に書いた様に、ピラミッドを一朝一夕で作ろうとすることと同じだ』ということなのである。
自分の心から雲を払いのける必要はある。だが、それは別に『自分が違う何者かに生まれ変わる必要がある』という意味ではない。ただ単に、自分の心から雲を払いのける必要はあるというだけのことなのだ。自分の心から雲がなくなり、快晴になっても、別に人格が変わることはない。名前も変わることはない。
だから、
のだ。ありのままでいい。ただ、排泄物や毒素を排出し、虫歯を治療し、余分な脂肪をそぎ落とす必要性がある場合があるように、『一部の改正』は必要である。だが、何度も言うようにそれは一部であり、全部ではないのだ。
イタリアの政治思想家、マキャベリは言った。
自分の心が現在快晴だからといって、人の心はいつ曇り空になってしまうかわからない。しかし、晴れでも雨でも、別にそれは『天気が変わっただけ』なので、
ことを覚えておこう。