うつ病治療はすぐにはじめて、すぐに完治させるように動いた方がいいの?
いいえ。うつ病治療のコツは一気に全部をやろうとしないことです。三歩進んで二歩下がるのがうつの人の回復ペースです。無理せず焦らず、確実に治療していきましょう。
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うつの心を守るコツ。一気に全部をやろうとしない。
この記事は、
『まいっか!』がうつの薬になる – Inquiry. |
うつの時は自分のペースを掴むことが大切だ – Inquiry. |
うつ病を焦って治そうとすることはピラミッドを一瞬で作ろうと考えることと同じだ – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
『真面目で完璧主義』、あるいは『ピラミッド』の記事を見ればわかるように、どうもうつになる人は、『頑迷』であり、それを『頑固』だと思い違いをしているところがある。
要は、『頑固』であれば、それはある意味『意志が強いこと』の証拠でもあるため、妙にその性格に愛着がわいてくるものだが、『頑迷』とは、
ということで、文字通り、ちょっと生き方を『迷っている』ことになる。
自己発見に関する世界最高の権威の一人、ロビン・シャーマの著書、『3週間続ければ一生が変わる』にはこうある。
孤独になれる時間を確保する
イギリスの詩人、ウィリアム・ワーズワースは、思慮深いことばを述べています。
『あわただしい世界によってあまりに長いあいだ自分のいい面から隔てられ、世界のできごとに飽き飽きし、世界の悦びにもうんざりしているとき、孤独はなんと優雅で、なんと慈悲深いことか。』
(中略)
たとえ一日数分でもかまいません。孤独を経験すれば、最優先事項に集中することが出来て、わたしたちの多くの生活に浸透している怠慢を防ぐことができるでしょう。時間がないので定期的に沈黙していられないというのは、
、と言っているのと同じです。
私も極端な性格だから、二つ物があったとき、どんなに重くても、二度手間になるくらいなら無理をして一度で持ち運びたいと考える気持ちはわかる。一気にやってしまい。休憩なしにやってしまいたい。
しかし、それで気が付いたら自分の許容範囲を超えてしまっていて、あるいは、ガス欠になってしまうのである。
自分のやり方はあるだろう。それで随分長い間、やってきた自負もあるのだろう。うまくいった過去の経験もある。だからそのやり方に依存し、変えられないのもわかる。だが、長く続いたからといって、それが未来永劫に続くとは限らないのである。
なように、単なる老化だけでも、こうして自分の許容範囲というものは、狭くなるものなのだ。
自分のペースでいいんだ。
はどういうものなのか、自分の心と向き合いながら導き出し、それに従って生きていけばいいのだ。