うつ病で呼吸困難になった。どうすれば症状は出なくなる?
うつで呼吸困難になる場合はゆっくり休養し、深呼吸が必要です。うつじゃなくても同じことです。呼吸困難は心身が休養を求めるサインです。
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うつで呼吸困難になる場合はゆっくり休養し、深呼吸が必要だ。
この記事は、
『まいっか!』がうつの薬になる – Inquiry. |
うつの時は自分のペースを掴むことが大切だ – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
私も、うつではないが、心身を大分酷使しているとき、急に呼吸が浅くなり、息苦しくなったことがある。人生に経験がないことなので、意味が分からない。仮眠を取っても治らない。お風呂に入っても治らない。
今まで、ボクシング、剣道、筋トレやダッシュを含めた激しいロードワークなど、様々なトレーニング、あるいは徹夜で遊んだりした経験がある私からすれば、一体最近の生活の、何がこの呼吸困難を生み出す要因となったのか、わからなかった。別に、過去以上の激しい活動をしていないからだ。
しかし、考えれば確かに思い当たる節はあった。
のだ。その読書のスピードを思い返すと、確かに超特急だった。
しかし、読み飛ばしてはいけないということで、見るべきポイントはしっかり頭に入れていた。それまで、300冊以上の本を読んできて、自分の中で読書のコツを掴んできたのもあったのかもしれない。
かつて、全く活字が読めなかった時代は、理解できないからページが進まなかったのだが、今では、(このページはほぼ見る必要がない)などとして、一度理解して、そして情報を処理して、それで必要、不要と分別している為、脳はフル回転しているわけだ。
そうなると、やはり自分では読み飛ばしていて、あまり読んでいないつもりであっても、実際は脳は酷使されている。短期間に詰め込まれた情報を処理する為、モーターで言えば、触ると熱い、ああいう状態になっている。冷やさなければならない。
のだ。
うつの呼吸困難も同じことである。それは心身が疲弊しているサインだ。だとしたらまずやるべきなのは、『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』にも書いた様に、その重荷を取り外すことだ。
私は、『仮眠、お風呂』では治らなかったと書いた。つまり、それはただ『それだけでは十分な休養とはならない』というサインだったのである。モーターで言えば、
ということなのであり、そのサインを無視することは危険だ。
ゆっくりと休養し、深呼吸をしよう。深呼吸をするというのはその場でそうしてもいいし、大自然の中でゆっくりとしてもいい。どちらにせよ、何らかの重荷を背負い過ぎたのだ。無意識のうちに。それを淡々と取り払えばいい。
のだ。私なども常にそう主張して、休むときはたっぷり休む習慣をつけている。その代り、普段は人一倍働くのだから。
ステファン・サグマイスターというデザイナーは、
という。標準的な人生のパターンは、最初の25年を『学習』、その後の40年を『仕事』、最後の25年を、『余生』として過ごすとされている。この型にはまった人生の時刻表に気付いた、サグマイスターは思った。
定年退職後の5年間を、『仕事』のところどころに分散して入れたらどうだろうか。
そして彼は、7年に一度、一年間の長期休暇(サバティカル)を作ることにした。この期間を利用して旅に出たり、初めての土地で生活したり、新しい企画を試みたりするのだ。
のだ。自分のペースを作り上げればいい。