家族がうつ病になってしまった場合は、積極的に励ましていいの?
はい。むしろそうすることが最善です。しかし、うつの場合における『励ます』という言葉の意味を理解してなければ、逆効果になる場合があります。
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この記事は、
うつ病は必ず治る。だから無理をしないで焦らずに – Inquiry. |
うつの時は自分のペースを掴むことが大切だ – Inquiry. |
と併せて考えていきたい。
『うつに効く言葉がなぜ『頑張らなくていい』なのか』にも書いた様に、うつの人にあまり過度にプレッシャーをかけることは逆効果だ。何しろ、『頑張ったからこそ疲弊した』のだから。
※ちなみに2017年1月の最新情報では、『頑張って』という励ましの言葉は正当化された。この言葉が逆効果だと言われていた時代は、まだうつ病が浸透していない時代。今は、うつ病が当たり前となり、むしろ『頑張って』というワードは応援となる。うつ病は頑張らなくてはいけないからだ。
彼らが最も重きを置くべきなのは上記リンク先記事で書いているように、
ということだ。これが大原則なのである。従って、家族がそんな大原則に反して、
などと言うと、それは『重荷』となる。プレッシャーであり、ストレスだ。『外部のペース』がそうして介入してくると、自分のペースが乱れる。根気よく、あっけらかあんとした姿勢で、図太く付き合っていくことが大切なのである。
外聞や体裁を一切気にせず、『
』という考え方を持つことで、この問題は解決することになる。
『それでこの問題が解決することになる』と言っているのにもかかわらず、
と言うのであれば、
なんなら、そのような人間のせいでうつ病の人が誕生したんじゃないかと疑った方が良いくらいだ。
明石家さんまは言った。
この言葉がただのお笑い芸人の言葉だと決めつけるのであれば、そこにいるのは単なる無知な人だ。記事にも書いた様に、この言葉の根幹にあるのは『禅の教え』。つまりそれは仏教。そして仏教の最大の罪は『執着』なのだ。
私は無宗教だ。仏教徒でもクリスチャンでもない。だが、この『執着をするべからず』という考え方は、真理である。つまり、そうした断固とした真理に逆らい、『でも、執着したい』と思っているのであれば、
だろう。