うつ病かどうかはどうやって判断すればいいの?
色々ありますが、『物事への意欲の低下』があれば、うつ病の可能性も疑った方がいいかもしれません。
など、傍から見ると、明らかに自分の感情を上手くコントロール出来ていないような状態があると、そこにあるのはうつの傾向の可能性もある。
まあ、何もかもを『うつ、うつ』と騒ぎ立てるのはおかしな話で、そんな気分の変調ぐらい、誰にでもあるわけだから、もちろん決めつけることはない。
にも書いた様に、単なる天気の違いだけで、人の気分というものは大きく左右されてしまうのである。
事実、人間は太陽の光で網膜を刺激されることによって、脳内安定させる脳内物質『セロトニン』の分泌が活発になる。『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』にも書いた様にセロトニンが枯渇すると気持ちはうつになるわけだから、太陽というのは人間にとってなくてはならない存在なのだ。
人間は、外の天気がどうだとか、脳内のセロトニンがどうだとか、風邪気味で体調がどうだとかいう理由によって、こうも人格に差が出てしまうものである。
ただし、まずはチェック段階として、ここで出ているような『意欲の低下』が見られれば、
と考えることが出来る。意欲や気力が低下し、あるいは喪失していて、妙に全体的にのろのろとした動きになる。これはどちらにせよ何らかのサインだから、例えば少し休むとかして、対策を取った方が良い。
例えば単純に私も、午前と夕方のテンションは全く違う。私は
をしているので、夕方になればなるほどお腹が空いてきて頭が回らない。それにプラスして、それまでたっぷり頭を使って文章を書いたりして仕事をする。
それだけではなく、途中に筋トレをはさむ。これらが積み重なると、夕方ごろにはもうふらふらであり、目も痛いから仕事はできないし、運動は必要なだけやったし、ゲームや本も目が痛いから控えなければならない。やることがなくてただ寝るしかない、という状態になる。これは明らかに、午前のテンションとは全く違うものである。
しかし、それは体から『
なのである。したがって、体から出るサインというのは、敏感にアンテナを張っておいた方がいい。私も無理をする性格だから、(サインなんてないんだよ)として、気合でそれを突破しようとすることがあるが、よく、呼吸が難しくなったり、あくびが上手くできなかったりして、明らかに異常反応が出て来る。
(さすがにまずいか)と思って、思い切って休むのだが、私の性格上、
ので、大きく心身を崩すことになるだろう。
私の母で考えた場合も、私よりもうんと精神は弱い方だろう。私はどちらかというと強い方だ。弱っても(何のこれしき)と思って果敢に挑戦したり、かと思えば思い切って一週間ぐらい休む柔軟性を持っている為、弱ることがあっても、その修復能力がある。母は、夏になるとパンを作らないし、掃除や洗い物をする機会も減ってくる。
こちらからするとゴキブリやハエなどの害虫が出るとストレスでしかないから、そんな母を見て『家事放棄』のような悪い印象を得るのだが、しかし、真夏の暑い日にやる気がそがれるのは誰もが一緒であり、夫も亡くしているので、これといってイベントがあるわけではないから、ぼーっとしてしまうのもある種仕方がない。
母がそんな時に
もしかしたら心身を壊してしまうかもしれない。従って、まずはサインにアンテナを張る。そして、そのサインを無視することは危険なことだと自覚する必要がある。