うつ病かどうかはどうやって判断すればいいの?
色々ありますが、『思考力の低下』があれば、うつ病の可能性も疑った方がいいかもしれません。
Contents|目次
などといった、思考力の低下が見られる場合があれば、それはうつ病の可能性もある。
もちろん、
うつの症状チェック項目『物事への意欲の低下』 – Inquiry. |
うつの症状チェック項目『否定的な言葉を口にする』 – Inquiry. |
の記事同様、別にこれに当てはまるからといって、いちいち騒ぎ立てる必要はない。
である。しかし、一つのサインとしては確実に見るべきポイントである。それに、上にも出ているように、
といったサインが全て出ていれば、これはやはり注意する必要がある。
思考力の低下は、
といった変化としても現れる。このような症状が見られた場合は、そこにあるのは『
』であることは間違いないだろう。それが、軽度か、重度かということは当然あるが、うつの分類になることは間違いない。
例えば私の部下は、まず『
』というどもり、黙り込む、という症状を出す精神病にかかっている。これは、調べると『保険が効くれっきとした病気』となっているため、そう言うことにしている。
私は最初、この吃音症という病気を知らなかったから、この『
』に対し、殺意を抱いたことさえある。電話のときが特にひどくて、電話で黙り込まれると、目の前でやれれるよりもはるかに『おちょくられている』という気持ちになってしまい、何度も何度も激昂したのである。
だが、調べると、『
』と出ていて、その時私は、(ああ、これはある種の病気なんだ)と思って、少し肩の荷が下りたのを覚えている。
その吃音症だが、実はこの病気は、うつ病、あがり症同様、『セロトニンの枯渇』が原因だとされている。『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』にも書いた様に、セロトニンが枯渇すると気持ちはうつになるわけだから、 のだ。
その部下はまさに、
だとか、
という信じられない言葉を発して、目を下に向けたことがある。そしてそれからしばらく経って、仕事の感想文を書けと指示されたとき、
という、正常の人間では到底考えられない言葉を発した。普通に生きて、仕事をしていれば、何らかの感想文は書ける。だが、それを『書けない』と言うあたり、
ということになりそうだ。
そして、『集中力が欠けてしまってどうしようもない』と言ったり、これはつい最近でも未だにそうなのだが、自分の興味があること(遊び、漫画、スポーツニュース等)の前向きさや記憶力はいいくせに、自分の興味がないこと(仕事、学び、哲学等)については、
し、あるいは全く興味を示さない。
これはもう完全に、
と言っているのと同じであり、正直、
である。
他人に対してはここまで厳しく言うつもりはないが、部下だから言わせてもらう。私には責任がある。もしどうしても本当に彼の限界がここまでなのであれば、もちろん彼のペースに沿った人生のプランを提案するが、彼は入社したころはまだ22歳だった。そして今は30歳だ。20代のうちに、彼の人生を決めつけ、彼のペースに合った人生を提案していたのでは、私も
である。
しかし、ついには年齢も30歳を超えるようになってきた。実は、この部下はいまだに『自分のやりたいこと』と『そうでないこと』に対する差別が激しく、 まことにふがいないばかりである。彼が後数年間、本当にこのままそうした人生を続けるのであれば、お互いが別の道を行き、それぞれのペースに合った人生を選ぶつもりだ。
というサインは、うつの症状だ。しかし、そのうつの原因は、本当に『甘え』ではないだろうか。ちなみに部下は、幼少期の頃に事故で兄を亡くし、以来、親に
をされた。