高齢者のうつ病と認知症の特徴って?
高齢者のうつ病は認知症と似ているように見えます。
- 物忘れが目立つ
- 日時や自分の居場所があやふやになる
- ぼんやりとして反応が鈍い
- 無表情になる
こういった症状が、認知症によく似ているのです。
うつ病と認知症との違いの一つは、抗うつ薬による治療で回復する可能性があるのがうつ病。抗うつ薬では回復がなく、進行しやすいのが認知症だと考えられます。
先生
ハニワくん
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『仮性認知症』と『激越うつ病』
この記事は、
と併せて考えていきたい。高齢者のうつ病は認知症と似ているように見える。下記といった症状が、認知症によく似ているのである。
- 物忘れが目立つ
- 日時や自分の居場所があやふやになる
- ぼんやりとして反応が鈍い
- 無表情になる
これを『
』という。仮性認知症は、高次機能障害(失語・失行・失認)や人格の変化が進むことはなく、うつ病が回復すれば治る。
高齢者のうつ病は、抑鬱気分よりも焦りやイライラ感が目立つことが多く、強い不安感からそわそわと落ち着きなく歩き回ったり、衣服や髪の毛を引っ張る行動が見られる。こうした行動が特に目立つケースを『
』という。
うつ病と認知症との違いは、抗うつ薬による治療で回復する可能性があるのがうつ病。
である。
先生
ハニワくん
先生
- 仮性認知症は、高次機能障害(失語・失行・失認)や人格の変化が進むことはなく、うつ病が回復すれば治る。
- 抗うつ薬による治療で回復する可能性があるのがうつ病。抗うつ薬では回復がなく、進行しやすいのが認知症。
自殺者全体の約4分の1を高齢者が占めている
認知症もこれらのうつ病も、きっかけの多くは、
- 定年退職
- 仕事の場から離れる
- 近親者の死別
- 知人の死別
- 収入の減少
- 体力の減少
などの、
である。とくに注意するべきなのは『自殺願望』であり、 が占めているということ。体や生活上の不安、孤独感などから自殺をはかるケースが多いというのである。
私の祖母も、今まさに認知症気味である。84歳という高齢でもある彼女は、今から数年前、自分が長く住んでいた大きな家を処分するとき、手伝っていた私にこう言った。
その言葉を言い捨てることで孫に与える影響のことなどに頭が回らない。こういうケースは、それまでの時間の中であまり見かけなかったからよく覚えているわけだ。つまり、彼女は老化し、様々なものを喪失しはじめると、次第に気分が鬱屈としてきて、悲観的な考えをするようになった。
それから数年後、祖母は『
』の疑いがあることがわかった。 も受けるようになった。また、更に数年後の現在、この間、部屋の前を通るときに思わず眉をしかめる異臭がしたのだ。最初は、目の前にあるトイレから臭っていたのだと思った。
それにしても、私よりもはるかに不健康で栄養バランスの悪い『食べたい食事』を食べている傾向を考えて、少しその不摂生な態度にイラつきながらその日はそこを通り過ぎた。だが、ある日また同じ匂いが辺り一面に広がっていたのだ。
ドアを開けたり閉めたりする音が何度も何度も響き渡っていたからどうもおかしいとは思った。(私と祖母は半確執状態のため一定の距離がある)高い可能性で、『
』。そして自分で洗面所にいってそれを洗ったりして、ドアが開け閉めされていた可能性が高い。
私が懸念しているのは『自殺』だ。かつて母親が言っていた言葉が耳に残っている。
もし、このおもらしの件について自分の娘に話が出来ていないのであれば、そこにあるのは『見栄』である。私と半確執状態にあるのも、彼女が私に見栄が原因の悪態をつき、私に謝罪をしていないことが原因なのである。
祖母はクリスチャンだ。私という無宗教者がいながら、祖母も母も妹も、皆クリスチャンとなって、別々に行動していた。そのキリスト教の教えでは、もちろん自殺を認めていないだろう。
私はもちろん、家族として特別な感情をもってこの一部始終を考えているが、どこかで俯瞰的にこの件を冷静に見ているところがある。それは、かつて私が、クリスチャンになることを強要され続けた、不遇の時代がそうさせているのかもしれない。
さあどうする。この究極の場面で、自分が今まで貫いてきた信仰は、どのように自分の人生に作用する。
私は引き続き、特別な思いで祖母の人生を見ていきたいと思っている。
先生
ハニワくん
先生
- 認知症やうつ病のきっかけのほとんどは、『喪失体験』と『老化』。
- 自殺者全体の約4分の1を高齢者が占めている。