照明と自然光はどっちがうつ病予防・治療に役立つの?
自然光です。
恩恵はいろいろ考えられますが、例えば、人間は太陽の光で網膜を刺激されることによって、脳内安定させる脳内物質『セロトニン』の分泌が活発になります。
先生
ハニワくん
太陽の光、照明の光。どっちが体にいい?
この記事は、
と併せて考えていきたい。やはり、自分の体から少しでも重荷を取ることが重要なテーマとなるわけだが、照明と自然光の向き合い方についてもそれを最適化することが出来る。
太陽の光、照明の光。そのどちら人間の体にとっていい影響を与えるだろうか。
やはり、電気などなかった時代、太陽光しかなかった。動物や虫、植物とて同じだ。皆、長い間この地球に棲息しているものは、『その環境に適した』からこそ、生き延びることが出来た。つまり、『
』なのである。
遥か昔、動物は今よりもうんと大きなサイズだった。化石を見ればわかることなのだ。だが、そのサイズがどんどん小さくなっていった。この理由の一つは、『
』からだ。
クジラは昔、陸でも活動していて、それから海だけで生きるようになった。その他にもそういう風に、この地球で生きていく為に進化を遂げて、現在に至るのである。
つまり、人間もそうしてこの地球という環境に適した存在になるように進化を遂げてきた。その地球には、太陽の光があり、朝と夜があり、四季があり、動物がいて、植物があり、酸素があって、資源がある。その与えられた環境の中で生きていくのに適した存在となったのだ。
先生
ハニワくん
蛍光灯とストレスとエネルギー
電気やインターネット、ゲームに照明の光といった人工物の歴史は、この圧倒的な人類の歴史からすればまだまだ浅いものである。
例えば、人間は太陽の光で網膜を刺激されることによって、脳内安定させる脳内物質『セロトニン』の分泌が活発になる。『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』にも書いた様にセロトニンが枯渇すると気持ちはうつになるわけだから、太陽というのは人間にとってなくてはならない存在なのだ。
だが、人工の電気を浴びてもそういう効果は期待できない。都会の喧騒にいるより、大自然の雄大な景色を目の前にして吸う酸素の方が、圧倒的においしく感じ、清々しいと思える。
どちらかというと、蛍光灯などを浴びるとストレスを感じる。私は実験として、筋トレをするとき、電気を消して太陽の自然光だけでやる場合と、蛍光灯をつける場合とで、違いを検証してみた。
すると、やはり自然光だけでやろうとすると、妙に力が抜けて、筋トレがはかどらない。そこで、電気を点けてもう一度やってみる。すると今度は、妙に頭上の蛍光灯から圧を感じて、
ダンベルや腕立ての次の動作が出やすくなった。
先生
ハニワくん
自然の光を取りいれることを念頭に置いて生活する
その他にも、自然の光の中で居眠りをするのと、蛍光灯の電気の下で居眠りをするのとでは、やはり落ち着いていられるのは、どちらかというと自然の光の中だ。どちらも明るいから寝づらいことはあるのだが、しかし疲れていて、バタンと倒れて、というとき、どちらが眠りやすいかというと、やはり自然の光の方だ。
また、海やプールで日焼けしながら眠るときもそうだ。真夏の太陽がカンカンに照らしつける中、ビールを飲んでサマーベッドで居眠りをするとき、
蛍光灯の下ではそういう気分になることはないのだ。
やはり、自然の光というのはそのセロトニンの事実だけ考えてもそうだが、リラックス効果が得られる可能性が高い。人間の脳に、長い間この地球で、この環境で生きてきた経験が、刷り込まれているのだろう。
崖のような高所で、落ちるのを心配して震える現象も、そうした
という説もある。その現象はむしろ健全で、そうやって恐怖できなければ、自己防衛ができない。落ちたら命は終わってしまうことが刷り込まれているから、人間は事故のないように生き延びることが出来るようになったのだ。
つまり、
ということだ。うつや、精神的なリラックスを狙うということになれば、目がチカチカするような蛍光灯の光はストレスの原因となる。
重荷を取る方法は様々あるが、こうした照明との向き合い方の最適化も、そのうちの一つだ。無理は禁物だが、取りれられる全ての要素を取り入れていきたい。
先生
ハニワくん
先生