職場の人間関係とうつ病はどういう関係がある?
職場の人間関係が最もストレスの大きい要素だというデータがあります。従って、それを最適化することはうつ病の予防や治療に役立ちます。
先生
ハニワくん
職場の人間関係が最もストレスの大きい要素
この記事は、
と併せて考えていきたい。やはり、自分の体から少しでも重荷を取ることが重要なテーマとなるわけだが、職場の人間関係についてもそれを最適化することが出来る。
『うつ病予防・治療に役立つ『仕事をする時間の調整』』にも記載した平成14年に厚生労働省が調査した『平成14年労働者健康状況調査の概況』には、こういうデータもある。
仕事で生じるストレスの内容は?
- 1位:職場の人間関係
- 2位:仕事の量
- 3位:仕事の質
- 4位:会社の将来性
- 5位:仕事への適正
- 6位:雇用の安定性
つまり、
が最もストレスの大きい要素となっているのである。しかも、
- 男性の30.0%
- 女性の44.4%
が、職場の人間関係について悩んでいる計算となった。女性に関しては、女性独特のコミュニケーション問題があったり、『一派』的な問題、あるいはセクハラ等の問題もあって、男よりも割合が多いのだろう。
また、男は職場で『仕事をする』のが目的だが、女は職場で『円滑な人間関係を築く』ことの方に重きを置いていることが多い。従って、男の様に出世を考えてバリバリ仕事をしていく女が珍しいことから、『キャリアウーマン』だとか、『女社長』といったように、分類化されているのである。
ある学者は、『男は上司に叱られたら、今回の仕事ぶりがダメだった』と捉えるが、女は『
』と思いがちだという。同じように叱っているだけなのに、男女というだけでそうも差が出てしまうのだ。そこには、男女の考え方の特徴が浮き彫りになっているのである。
先生
ハニワくん
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
立ち上がるのは、それに気が付いた人
のだ。責任が重く、主体性が求められるから、無意識にかかる負荷も重い。そこは一つ、皆で立場を理解し合って、円滑な人間関係を築きたいところだ。しかし、そうは言ってもなかなかそういう素敵な職場が存在しないことも事実。
だとしたら、
ソクラテスがこう言い、
ガンジーがこう言ったように、
なのかもしれない。
私の場合は、会社が変わるたびに必ず人間関係に納得がいかず、いつも不満を抱えていたから、最終的には起業して一人でやっていくことを決意した。自分で責任を全て負っていく方が、自分の性に合っていると判断したのだ。
人にはそれぞれ向き不向きがある。何がその人にとって最善な形かは、十人十色だ。それぞれの性格に合わせて最適な判断をしたい。
重荷を取る方法は様々あるが、こうした職場の人間関係の最適化も、そのうちの一つだ。無理は禁物だが、取りれられる全ての要素を取り入れていきたい。
先生
ハニワくん