M字ハゲの原因はヘアケアにある?それともAGA?M字脱毛は治る?
生え際の後退による薄毛は、M字型脱毛とも呼ばれていて、遺伝的な要因も大きいと考えられています。
対策としては、早めにケアをすること。また、洗顔をする時にはしっかりと生え際もきれいに洗うようにしましょう。このM字脱毛の原因はは、ヘアケア、AGAその両方にあると言えます。また、AGA以外の脱毛症の疑いもあります。一度知識を入れてチェックし、問題だと思えば早めにAGAクリニック等に行き、治療を受けるか、あるいは生活習慣や食生活の見直しをしましょう。
また、『M字ハゲ専用の対策』というものはありません。薄毛対策をすればすべてのパターンの薄毛対策になりますから、基本的な対策をしっかりと怠らないようにしましょう。例えば、食事とデトックスを最適化することがポイントです。
また、もしそのM字脱毛の原因がAGAであれば、100%治るとは言えません。しかし、
という成分が含まれた薬であれば、育毛効果が正式に認められています。
髪の毛が抜けるのにもいろいろな種類があり、それぞれのタイプによって原因や対処方法が異なります。そのため、
の違いを理解して、それに合った増毛方法を試す必要があるのです。
脱毛タイプの一つに、
と呼ばれるものがあります。小さな範囲で円形に脱毛が生じてしまうもので、他の部分はかなり髪の毛があるのに、そこだけ髪の毛がごっそりと抜けてしまうということがあります。
この円形脱毛は、多くの場合ストレスや薬の副作用、何らかの皮膚疾患などが原因となっています。急に髪の毛が抜けてしまうのでびっくりしますが、その原因となるものを取り除けば脱毛が収まって、再び髪の毛が生えてくることが多いので、しっかりと原因を探って対処することが肝心です。
また、
から薄くなってしまうという脱毛のタイプもあります。この頭頂部から脱毛が進むタイプは、主に生活習慣が関係しているとされています。睡眠不足や喫煙、食事の偏りなどによって、毛根細胞が弱まってしまったり、頭皮の血流が鈍ってしまったりして、徐々に薄毛が進行してしまうのです。
このタイプの脱毛には、まず生活習慣の見直しと改善が必要となります。脱毛を進行させるような悪い生活習慣を送っていないかどうかをセルフチェックして、それを改善するように努力しましょう。そうすることによって脱毛の進行を食い止められることもあります。
また、頭皮の血流を促進させるタイプの
を使うことも効果的です。市販の育毛剤でもある程度、効果の高いものもありますし、当然医師の処方によって使える薬を使えばさらに効果が高くなります。
タイプの脱毛もあります。全体としてはそれほど髪の毛のボリュームが減っていくわけではありませんが、前髪が少なくなり生え際が後退していってしまうのです。意識していないと本人でもあまり気づかないこともあり、気づいた時にはかなり症状が進行してしまっているというケースもあります。
特に、前髪を垂らすことである程度隠せるものですので、
こともあります。前頭部で脱毛が進んでいると自覚したら、それを隠すのではなく、すぐに対処方法を調べて、なんらかのケアをする必要があります。隠しきれなくなって周りに知られてしまうようになると、かなり症状が進行してしまい治療もしづらくなってしまいますので、 なのです。
この生え際の後退は、その見た目から
とも呼ばれています。頭頂部から脱毛しているのが主に生活習慣の悪さによるものであるのに対して、このM字型脱毛は が強いとされています。そのため、対処方法としてしっかりとした措置を取る必要があり、中途半端な増毛方法ではなかなか効果が出ないものです。
もし、両親が薄毛であるなら、このタイプの脱毛になりやすいという自覚を持って、常に気をつけている必要があります。また、薄毛というと加齢の象徴のように思われがちですが、遺伝と生活環境の悪さが重なると若くても脱毛が進行することがありますし、男性でも女性でも起こりえます。そのため、自分は大丈夫だろうという甘い考えを持つのではなく、しっかりと日頃から注意しておく必要があるのです。
M字型脱毛は、一度症状が進んでしまうとなかなか治療が難しいこともありますので、
を始めるようにしましょう。まずは、日常の生活でできることをしっかりと行うようにしましょう。
生え際の衛生状態に気をつけるというのがその一つで、
ようにしましょう。髪の毛が濡れるのが嫌だからということで、生え際までしっかりと洗わないでいると、頭皮の皮脂詰まりの原因になってしまい、脱毛を進行させてしまいます。
また、
を行うのも効果的です。脱毛が早く進んでしまう原因としては、頭皮の血管が弱くなってしまい血がしっかりと流れないため、毛根に十分な酸素と栄養が届かないというものが挙げられます。 になってしまえば、当然髪の毛が生えにくくなってしまいます。脱毛が進んでいる人の多くは、頭皮を触ってみると固くなってしまっていることが多いものです。そこで、頭皮マッサージを定期的に行い、頭皮を柔らかくして血流を促すようにしましょう。
そして、
を使用するという方法もあります。市販の育毛剤には、頭皮の血流を活発にするための有効成分が含まれているものがあります。こうした育毛剤を使うことで、毛根の状態を改善して脱毛が起こりにくくなります。
ドラッグストアなどで販売されているものでも、はっきりとした効果を示す成分を含んでいるものがありますので、しっかりと商品情報を読んで使用を検討してみると良いでしょう。気軽に購入して自宅でケアができるというのが、この脱毛防止方法のメリットです。
きちんとした対策をとりたいと思うのであれば、
などに行って医師の診察を受けるのがベストでしょう。AGA外来などの名称を持っていることが多く、脱毛を専門的に治療してくれますので、高い効果を期待することができます。
血液による遺伝子検査をしたり、ミクロファイバーで頭皮の状態をチェックしたりして、脱毛の原因をはっきりと突き止めます。その上でそれぞれの患者に合った適切な治療法を進めてくれますので、安心して増毛対策を行えます。
医師の処方による薬としては、
してくれるタイプの薬が一般的です。毛根に栄養と酸素が十分に届くようになりますので、丈夫でしっかりした髪の毛が生えてくるようになります。また、 するタイプの薬もよく用いられます。脱毛信号を出す酵素の数を減らすことができますので、脱毛の原因を根本から減らせるという効果を期待できます。
こうした専門的な薬を併用することによって、スピーディーにしかも確実に増毛ができますので、多少の時間と手間がかかるとしても、専門のクリニックに行くことには十分の価値があると言えるでしょう。
特に、
の脱毛は、いろいろな方法を試してもなかなか効果が出にくいという特徴を持っています。効果があまり出ないまま時間が過ぎてしまい、結果として脱毛が進行してしまうということにもなりかねません。そのため、前髪が少なくなってきて、前頭部が薄くなってきたなと感じたら、 のがベストでしょう。
専門のクリニックに行けば、実際の脱毛の状況を客観的に診てもらうことができます。それほど強い対策を採らなくても大丈夫であるということであれば、安心して気楽に脱毛予防の方法を学べますし、思っていたより脱毛が進行しているようであれば、すぐに必要な治療を始めることができることになります。
他の人に知られるのがなんとなく恥ずかしいなどの気持ちがあるかもしれませんが、こうしたクリニックは完全予約制で
ので、安心して通院することができるでしょう。
生え際が薄いという状況がある場合、下記の記事が参考になります。
ただし、『生え際が薄い』からといって、それだけでハゲと決まったわけじゃありませんからね。自分が一体どのような状況なのか記事を見ながらよく確認し、対策をしてください。
M字型ハゲだった場合は、AGAを疑う必要があります。AGA(男性型脱毛症)というのは、
だけがハゲていく脱毛症です。後頭部と側頭部には、薄毛の原因となる『Ⅱ型5α-リダクターゼ』という酵素がほとんどないんです。それとテストステロンが結びついて、脱毛を促進させる『ジヒドロテストステロン』が発生しますからね。
M字型ハゲというのは、額が『M』の字になるように、剃りこみを入れているかのようにハゲていく現象ですから、AGA(男性型脱毛症)である可能性は十分あり得ますね。
もちろん、そうと決まったわけではありません。必ずしもM字型ハゲがAGA(男性型脱毛症)だけで発症するわけではなく、あらゆる要素でなることがありますからね。下記の記事に書いたように、
薄毛の原因
薄毛の原因には、このような問題が挙げられるわけです。M字型ハゲであった場合、必ずしもAGAとは言えず、こうした『内部要因』が脱毛を促進させている可能性があるので注意が必要です。
こうした『内部要因』が原因の場合、それらすべてを全体的に最適化することをしなければなりません。しかし、むしろそれをすることで薄毛以外のありとあらゆる問題を同時に解決しますので、一石二鳥どころの騒ぎじゃないんですね。ぜひとも最適化することを前向きに考えたいところです。
ただおでこが広いというだけでは気にする必要はありません。それだけでは薄毛になると決まったわけではなく、私の知り合いにも生涯ずっとそういうおでこのまま、ハゲずに老人になった人がいます。老人になるとさすがに『髪の毛がフサフサ』というわけにはいきませんが、決して『ハゲ』という印象はなく、普通に老いていったような印象ですね。
ただし、『どんどんおでこが広くなっている』という状況があるならば、薄毛対策をした方がいいでしょう。その場合も、もし挙げたような『内部要因』が原因なのであれば、それらを最適化する必要があります。それを最適化せずに薄毛を治すというのは無理な話ですからね。
例えば、お酒が大好きな人が医者に、
と言われたのに、
などという屁理屈で自分を正当化し、言うことを聞かないのであれば、それはどういう代償を払う結果になっても自分で責任を取る必要があります。例えば私が下記の記事を書いたとき、
往々にしてこの記事の評価は高かったのですが、中にはこの記事を紹介してTwitterを利用する人の中に、
とつぶやく人がいました。この記事は、『終わった過去に囚われず、来るかもわからない未来に不安を抱かず、今、生きているこの瞬間を全力で生きよう』という、錚々たる偉人たちの言葉をひとまとめにした黄金律です。
しかし、ある人がこれに直面したとき、そういう愚痴や言い訳が出る。人間は嘘をつき、言い訳をし、逃げることができる生き物ですからね。いくらでもそういう言い訳をし、現実逃避することができます。無限にありますよ。そういう選択肢は。しかし、私は更にそういう人間心理に対して、以下の記事を用意して網を張っています。
受け入れなければならない事実は、受け入れなければならないんです。人間の知性の高さと器の大きさは、それを受け入れる時間の長さに反比例します。すぐに受け入れられるならその人の知性は高く、器は大きい。しかし、いつまでも受け入れられない人は、残念ながらその逆の評価をしなければならないのです。
そのような事実があり、それがAGAではなく、挙げたような『最適化できる内部要因』が原因だった場合、その要素をすぐにでも最適化することが知性です。それを受け入れなければなりませんね。
ただ、これがAGA(男性型脱毛症)だった場合は仕方ありません。『AGA(男性型脱毛症)』の原因は『DHT(ジヒドロテストステロン)』です。男性ホルモン(テストステロン)には、体毛やひげなどに代表されるように、毛を生やす、という作用がありますが、前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)と結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛を促進する物質がつくられるわけです。(ちなみに女性の場合は、アンドロステンジオンという物質からもDHTが生じます。)
このジヒドロテストステロンは、自分の意志や、最適化によってどうにかなるものではありませんからね。それで何とかなるのであれば、この世に薄毛で悩む人はいません。しかし、だからと言って先ほど挙げたような『内部要因の最適化』をないがしろにしてはなりません。何しろ、
という、ダブルの脱毛症に陥るかもしれないんですからね。それだけではなく、薄毛以外のありとあらゆる問題を引き起こしかねません。
また、先ほど産毛の記事にも書いたように、もし『生え際がうぶ毛のようになっている』場合は、注意が必要です。『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。
薄毛は『髪のミニチュア化』から始まる
男性型脱毛症=AGAでは、脱毛した部分の髪の毛は産毛のように細く弱弱しい毛になっていき、さらに進行すると髪の毛がなくなっていきます。AGAの進行、つまり脱毛が進むプロセスは、最初から毛を作る毛包がなくなってしまうのではなく、毛髪がミニチュア化することからはじまります。毛包はヘアサイクルをくりかえすうちに成長期が短くなり、外に出た髪の毛が細く短い産毛のままで、抜けやすい休止期に入ってしまいます。そして産毛程度のものも表に出てこなくなり、毛球部も委縮して消失してしまうのです。
先ほどAGA(男性型脱毛症)の原因がジヒドロテストステロンだと言いましたが、これが成長期を終わらせ、産毛のような髪の毛が増えてしまうんですね。これを『軟毛化』と言います。
『生え際が薄い』ということは、『産毛が増えてしまっていて薄く見える』という可能性もありますから、その場合はAGA(男性型脱毛症)を疑う必要があります。もちろんこれも、AGA(男性型脱毛症)だけじゃなく、違うものが原因で引き起こされている脱毛症の可能性もありますからね。同じように注意・最適化が必要です。
それから、『牽引性脱毛症』という可能性もあります。
などがキーワードです。それらがによって髪の毛を強く引っ張ることによって、牽引性脱毛症が引き起こされることがあります。
結果、これらいずれのうちどの症状に自分が当てはまるとしても、共通して言えることは、『心身に負担をかけない』ということですね。薄毛に限らず、それがすべての心身の不調の大きな原因となります。例えば下記の記事に書きましたが、
『うつ病』というテーマで考えても同じことです。うつ病は、『自分の器の許容範囲を超えた重荷を背負う』ことが原因で引き起こされることが多いのです。
うつ病に限らずすべての心身の不調が同じなのです。私はあるとき、酔っ払って意識をなくしたまま寝て、朝起きたら腕がしびれて起きました。それくらいならよくあることなのですが、その日はひどく、お酒のせいで『いつもよりも可動域を無視した寝相』を取っていたことで、肩の靭帯を伸ばしてしまい、それからおよそ一年間、筋トレなどの運動ができない体となってしまいました。
『自分の器の許容範囲を超えた重荷を背負う』と、人の心身は、不調を引き起こしてしまうんですね。薄毛の問題を真剣に考えることで、すべての要素の最適化をし、あらゆる心身の不調を改善できます。
生え際が薄いと感じるようになったらその事実を見て見ぬふりせず、真正面から受け止め、『自分の最適化』をする勇気を振り絞りましょう。やり終えた後は、まるで『矯正を終えた人の歯並び』のように、バランスが整って清々しくなった自分と向き合えるでしょう。
M字ハゲの理由は様々です。その形態からして『円形脱毛症』ではありませんよね。ですから原因は、円形脱毛症の原因である『ストレス』ではない、という考え方が頭に浮かびます。
しかし、実際は『ストレス』も影響している可能性があります。それは否定できないんですね。確かに円形脱毛症はストレスが2割ほどの原因だと言われています。しかし、AGA(男性型脱毛症)の場合、それは直接的な影響を与えません。
『ササっとわかる薄毛の悩み解決最前線』(講談社)にはこうあります。
『ストレス』で薄毛になる?
しかしAGAの場合、基本的にはストレスと脱毛には直接的な関りはありません。AGAが始まるのは思春期以降で鵜が、30代以降の中年期で割合が増加します。その年代の男性の多くが、家庭でも職場でもストレスを抱えており、そのため『ストレスが多いと禿げる』という迷信につながったのでしょう。
しかし、一概に完全否定はできないんですね。例えば、ストレスを負うと下記のような現象が懸念されます。
このような問題を引き起こすことになれば、『間接的に』ストレスが薄毛の原因作ってしまうということが言えるのです。先ほどの本には、こう続いています。
しかし、過剰なストレスは確実に体に悪影響を与えます。ストレスにより交感神経も刺激され血管が収縮します。血行は毛髪の成長にも欠かせないもの。髪の太さや伸びなどに影響し、男性型脱毛症ではなくても、脱毛しやすくなることは考えられます。
ストレスというものは、
等、薄毛以外の様々な問題を引き起こす原因となるのです。更にストレスについて調べるために見るべきなのは以下の記事です。
これ以上ネット上でストレスの害悪について書いた記事はないでしょう。
薄毛というのは、様々な問題が原因として挙げられるわけです。これを考えると、ストレスは立派な『薄毛の原因』。M字ハゲのような薄毛の原因を作り出したくなければ、ストレス対策をしっかりとすることが求められます。
また、もしそれが『AGA(男性型脱毛症)』というならば、その原因は『DHT(ジヒドロテストステロン)』です。先ほども言ったように、この前頭部と頭頂部の毛乳頭に多くある特殊な酵素(Ⅱ型5α-還元酵素)ですが、『ある対策』によって、この酵素の動きをある程度阻害することが可能です。それが、
という成分が含まれた薬ですね。日本でそれが含まれた製品は、
ということになります。
男性型脱毛症の治療薬(育毛剤)として米国皮膚科学会や国際毛髪外科学会が効果を認め、薄毛治療の診察ガイドラインで強く勧めている塗る育毛剤はこの『ミノキシジル』だけです。日本の製品名は『ロゲイン』と『リアップ』ですね。
また、フィナステリドが含まれた『プロペシア』は、米国皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインや国際毛髪外科学会の指針では『ミノキシジル』と共に強く推奨されており、アメリカ食品医薬品局(FDA)も内服して薄毛を改善する薬として唯一有効性を認めている薬です。
また、デュタステリドが含まれた『ザガーロ』は、2015年9月に厚生労働省に認可されたばかりの新薬です。しかし、その効果は抜群で、Ⅰ型の5α還元酵素にはフィナステリドの100倍の抑制効果、Ⅱ型には3倍の抑制効果があり、副作用も少なく、安全性が高いと考えられています。
全ての最適化をした後、こうした外部対策を検討してみるといいでしょう。また、取り急ぎの対策として、M字型脱毛になったときの髪型の対策も確認しましょう。
また最後に、育毛剤に頼るときに気を付けることがあります。
『最後に読む育毛の本』にはこうあります。
発毛率はあてにならない
『発毛率89%以上!』
『発毛率92%以上!』
『必ず生える!』
『こんなに髪が生えました!』
宣伝コピーはどんどんエスカレートしていきますね。特に、『必ず生える!』などという表現は、薬事法上ではアウトです。(中略)例えば、世界で唯一、発毛することが証明されているとされる成分『ミノキシジル』。そのミノキシジルでさえ、そこまでの高い発毛率はなく、グーンと低い発毛率なのです。ここまで発毛率の実感が得られるならば、すでに世界的に有名な発毛剤や育毛剤になってもなんら不思議ではありません。
まず、前述したような薄毛の原因たる要素を全て最適化することがすることが絶対原則。酒も飲んでタバコも吸って、夜更かしをして睡眠不足でラーメンを食べて揚げ物を食べて、血液をドロドロにしてストレスを溜め、それで、
俺はミノキシジルを使っているからこれでいいんだ!
と思っているのであれば、大きな勘違いをしています。絶対軸は『外部対策』ではなく、『内部対策』。外部対策にだけ依存している人間は、どんなことをやってもうまくいきません。
例えば明石家さんまは、
と言いました。これも同じことですね。
こういう『偽物』では、芸能界だけでなく、どんな世界においても生き残ることはできません。いくら表面的に美人で、イケメンで、様相が整っていても、中身が醜悪であれば、それは本末転倒であります。
そういう人は外部依存をして生きているので、前述したようなコピーに引っかかりやすいと言えるでしょう。例えば、
楽して痩せられる!
だとか。そんなことはあるはずがないのです。ダイエットに関しても、食事と運動を最適化して、『体質改善』という『内部対策』を万全にするからこそ、成し遂げられるのです。
といった一切の『外部対策』は、その『補助』程度にすぎません。外部依存の考え方に依存し、間違った育毛対策をして、余計に悪化させないよう、気を付けましょう。
例えば食事について考えてみましょう。食事に関しての対策は、下記の記事に書いたのですが、
『最後に読む育毛の本』にもこうあります。
薄毛体質を食事で改善
血管回復のための食事法をご紹介します。体質、体調を改善するためには開始してからおよそ3か月はかかりますので、そのつもりでいてください。ただ、最初の1か月はあまり変化が感じられないでしょうが、2か月目以降は大きな変化を実感できるでしょう。あなたの身体は、今まであなたが食べてきた食べ物で作られています。薄毛を招く大きな原因の一つは食事なのです。
この本でも、食事の重要性を説いています。食事の最適化で重要なポイントは、
ということです。まず、先ほど載せた記事には『牡蠣』について紹介しているわけですが、その理由は『ケラチン』というたんぱく質の一種が大きく関係しています。これは髪を育毛させるのに必要となる栄養素の99%を占めている、重要な栄養素です。
だからといってタンパク質だけを摂っていても、体内で自動的にケラチンに変換されるわけではなく、変換するには亜鉛の力が必要不可欠になってきます。亜鉛は、体内に入ってきたタンパク質をケラチンに変換する効果があり、これにより質の良いタンパク質を生み出すことができます。体内の亜鉛が減ってしまうことでケラチンを生成できなくなり、髪の毛に良い栄養が届かなくなってしまうと考えられます。
そこでその『亜鉛』が最も豊富に入っていて、気軽に摂取できる食事として、『牡蠣』がピックアップされているわけですね。その他にも、亜鉛が含まれている食事はその記事に記載したので確認してみてください。
また、体内毒素が大腸内にたまっていると、それが血液内に溶け込み、身体が生命維持に傾き、直接生命の危険性とは関係のない末端の髪への栄養供給も閉ざし、毒消しに専念してしまいます。
つまり、体内毒素を排泄し、生命を維持することを最優先にしてしまい、髪の毛への栄養供給がないがしろになるわけですね。うつ病や動脈硬化などの病気になると、EDになりがちという傾向があります。それも、ここで言う『優先順位』が働くからなんですね。つまり、
今は勃起などしているときではない。
として、身体が生命維持を優先してしまうんです。これは実際の話ですが、あるF1レーサーは、時速300㎞ほどの速度でレースをしていて転倒したとき、まず目の前が『スローモーション』になったそうです。そして、『色が白黒になる』という現象が起きたと言います。
人間が死に直面したとき、通常時では考えられないような現象が起きるということが、この例からもわかります。いざ死ぬとなったら、『色の識別』など二の次、三の次なんですね。
『最後に読む育毛の本』では、この悪循環を解消するために、食事内容を見直す必要があると説いています。体内の毒素を徹底的に追い出し、毒素を溜めない。それをすると自然に免疫力の高い体に変化していき、ひいては薄毛対策につながるということなんですね。
本では、溜まった毒素を排出して免疫力をつけるために、次の食事内容を最低一週間実行してほしいと言っています。
・朝食は抜く(水は午前中に500mlは飲む)
どうしても食べたい場合はバナナ、ゆで卵。
・昼食、夕食時にはたんぱく質を多くとる(糖質はご飯からの摂取で十分)。
・一日をとおして水は最低1.5~2リットル飲む(浄化のため)
※水以外では体の浄化ができません。
※水以外の清涼飲料水は飲まない(お茶、砂糖なしコーヒー、紅茶はOK。ただし水の代わりとしてはカウントしません)
こうしたデトックス(排泄行為)は、様々な恩恵をもたらします。これを実践している人は少ないのが現状でしょう。往々にして、一日三食、満腹になるまでご飯を食べるというのが日本人の平均的な食事スタイルとして定着していますからね。ですからまずは、これくらいの最適化をする覚悟を持つことが重要です。M字ハゲになりたくないのであれば、生活習慣の徹底改善を心がけましょう。
また、こうした『断食』にも似た食事内容は、免疫力を高める結果に繋がります。『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! 』にはこうあります。
断食は免疫を上げる
断食は免疫の力(病気と対抗する力)を上げ、自然治癒力を高めます。このことは、昔から経験的に知られていたことでした。たとえば、短期の効果でも、風邪をひいたとき、栄養があるものをたくさん食べるよりも、一日何も食べなかったり、重湯だけにしたりしたほうが早く治ります。
半日断食を継続している人では、免疫力が高まっていることは明らかで、たとえば、風邪をひきにくくなります。なぜ半日断食を行ったら免疫力が高まるのか、現代科学をもってしても、そのしくみは完全に明らかになっていません。
ただ、断食を実行したら免疫が上がることは、九州大学の久保知春教授が証明しておられます。たとえば、三日間の断食でリンパ球の免疫活性が高まるとか、白血球が多くなるとか、免疫に関する胸腺や副腎の重量が大きくなるなど、確認されています。
たったの半日断食をするだけでも、自己免疫力を引き上げる効果が期待できるんですね。下記の記事にも書いたように、
免疫力が下がると、『生命維持を何よりも優先した免疫力が、頭皮の免疫力を下げてしまう』という現象が起きます。したがって、全体的な免疫力を引き上げておけば、頭皮やその他の『後回しにされる部分的な個所』の免疫レベルが下げられることなく、安定します。それによって薄毛の対策にもなるということなんですね。
また断食は活性酸素も減らす効果が期待できます。
だけでなく、
などの様々な病気を引き起こすと言われています。薄毛対策と同時に様々な問題を一気に解決できるとなれば、やりがいが出ますよね。