最も抜け毛が起きやすい季節はいつ?
もっとも薄毛になりやすい季節は『春と秋』です。
従って、秋は抜け毛が多い季節と言えます。春や秋には学校や会社で新しい体制が始まり、強いストレスがかかります。そのストレスが抜け毛の一つの要因だと言えます。しかし、『夏と冬』の時期にも当然気を付けるべきことがたくさんあるので、注意が必要です。例えば紫外線やエアコンで髪の毛が乾燥することは、頭皮や髪の毛にダメージを与えます。
Contents|目次
この日本は春夏秋冬、四季が豊かな国です。例えばアイスランドなどは、最も暑い6~8月で、10℃くらいまでしか気温が上昇しません。冬は-5℃ですから、一年中寒いですよね。ちなみに10℃と言えば、息を『はーっ』と吐くと、白くなる現象が起きます。日本でそれが起きるのは往々にして冬ですからね。真夏に冬のような気温しかないということを考えると、日本人からすればとてもシビアな環境だと言えます。
ただ、現地の人は生まれてずっとその環境ですからね。北海道の人が寒さに慣れているように、そこで生きる人はその環境を案外好んでいるものです。
例えば、ロシアなども寒い地域ですね。ですからロシアの人は昼間からウォッカを飲んで体を温めるというイメージがありますが、あながち大きく外してはいません。マヨネーズなども多く摂ります。寒い地域ですから脂肪分を多く摂り入れようとして、本能が働くのでしょうか。日本人では考えられないくらいの量のマヨネーズをかけるのが家庭料理の定番となっています。
さて、そんな春夏秋冬ですが、当然そう考えると国によってその捉え方は違うわけです。例えば、白人の約8割、黒人の約9割がワキガ体質です。下記の記事に書いたように、
その理由は、彼らが暮らす地域、強いられている環境が大きく影響しています。普通、汗をかくというときの汗が、このエクリン汗腺から分泌されるエクリン汗だ。これの総数の量は、少ない人で200万個、多い人で500万個と言われ、個人差があります。また、この汗腺の全てが汗を出しているわけではなく、このうちの『能動汗腺』だけが実際に活動していることになり、およそ半分程度の数。
この能動汗腺の量は、生後3年ぐらいの生活環境に影響されるようで、それが実際の汗の量に影響します。したがって、外気温が高い地域に生まれ育った人は、寒冷地の人に比べて能動汗腺の割合が高くなり、より多量の汗をかいて体温調節をし、暑い地域での生活に対応しているのです。黒人でワキガが一番多いのは、これが理由なんですね。
そういう風に、人間が暮らす環境によって、その体質に大きな影響が出るわけです。存命中は知らない人がいなかったとされるアメリカの天才、バックミンスター・フラーの著書、『クリティカル・パス』にはこうあります。
太陽光を遮光する人間の器官に与えらえた皮膚の色素は、主に次の二つである。
- メラニン―茶色と黒色の皮膚
- カロチン―東洋人の(黄色の)皮膚
これらのことから、褐色か黒い肌をした人の足の裏や手の平の色が白色やピンク色をしているのは、その部分が太陽に晒されることもなく、そのため太陽からビタミンDを光合成できないので、メラニンやカロチンという保護フィルターで色付けをする必要がないからである。
このようにして人間の感覚や体型は、その環境に適したものに象られていくんですね。また、こうした気温というものは人間の『顔の作り』にも強く影響していて、日本人やモンゴル人のような顔や、目鼻立ちがハッキリした顔に分かれている理由も、こうした環境が関係していると言われています。
さて、ではこの日本における春夏秋冬で、もっとも薄毛になりやすい季節はいつなのでしょうか。やはり、極端な暑さ、極端な寒さに晒され、過酷な環境だと認識する『夏と冬』が一番抜け毛が多いのでしょうか。実は、下記の記事に書いたように、
『育毛の真理』にはこうあります。
髪は抜けて当たり前
仮に、毛周期を5年と定めて、単純に5年間で10万本の髪が生え変わると仮定した場合、
- 100,000本÷5年(365日×5年=1,825日)=約54.79本
となる。つまり、1日に約55本の髪が抜け落ちる(生え替わる)計算になるが、毎日決まった量が抜け落ちるわけではなく、暑い夏と寒い冬は少なく、気温の穏やかな春と秋に髪の生え替わりが集中する。
最も抜け毛が起きやすい季節は『春と秋』なんですね。強いられている気温的な環境が薄毛に直結するのであれば、
などの地域では、薄毛の人が多い印象があります。しかし、黒人独特の天然パーマこそよく見ることができますが、それらの地域に住んでいる人が必ずしもハゲているという印象はありませんよね。むしろ、気温が穏やかな『春秋』にヘアサイクルが活発化するというわけなんですね。ヘアサイクルについても先ほどのリンクした記事に書きました。
ですね。人間の髪の毛は、10~15万本もある髪の毛の一本一本が毛母細胞の細胞分裂によって成長し、やがてそれが止まり、抜け落ちるというサイクルをくりかえしています。これが活発になる、ということは抜け毛が目立つということですからね。もちろん、多少の抜け毛があるということは気にすることではないということは記事に書いた通りです。
また、下記の記事にも書いたように、
自殺が最も多い季節は『3月』であり、『月曜日』です。健全な人間から言わせれば、
新春や、新しい週の始まりで希望に満ちているはずだというのに、なぜ自殺をしてしまうのか?
ということになりますよね。しかしそれは、
といううつ病の一種があることを考えただけでも浮き彫りになります。
私の知り合いの大企業に勤める若者にも、『何曜日が一番楽しくて、何曜日が一番いやだ?』と質問したら、面白いくらいにこの原理のとおりの答えを言っていましたね。
つまり、
新春や、新しい週の始まりで希望に満ちているはずだというのに、なぜ自殺をしてしまうのか?
という疑問は、半分的を射ているのですが、半分的を外しているのです。
アイルランドの劇作家、バーナード・ショーはこう言い、
ジェームズ・ディーンは言いました。
人間というものは、『自由』に憧れている割には、『自由』の意味を理解していません。『解放』と『自由』は違います。しかし、多くの人はまず窮屈な目に遭ってから、そこから解放されることが『自由』だと誤解しています。
ある生物学者は言いました。
人間が快楽を覚えるためには、まず最初に苦痛を覚える必要がある。例えば、靴下の嫌なにおいをかぐ。そしてその後、そこから解放される。するとそこにあるのは快楽である。
つまり、人間の脳内に『ドーパミン』という報酬系物質が放出されるのですが、そのタイミングとはまさに、『まず窮屈な目に遭ってから、そこから解放される』ときなんですね。
毎週平日、週6で働き、土曜の夜になった。すると、翌日は休みの日曜日になる。そこには『解放感』があります。
ようやく解放された…!自由だ!
という感覚を強く覚えるのです。特にサラリーマンがそうですね。人に雇われている人は往々にしてそうなります。何しろ、自営業であり社長なら、いつでも好きな時に休めますから。もちろん体裁的にはダメですが、やろうと思えばできる。そういうプレッシャーのレベルは、従業員の方が高いと言っていいでしょう。
そしてその解放感は、=自由だと勘違いしてしまいます。実際にはドーパミンが放出され、一時的な快楽に酔いしれているだけなのです。そして日曜の夜になります。すると徐々にそのドーパミンの効力が切れてきます。
ああ…もうすぐ休みも終わりか…また明日から仕事だ。
という現実を突きつけられ、気分は決して『高揚』はしません。ここで落ち込んでしまう人が、ブルーマンデー症候群、サザエさん症候群にかかってしまった人です。なんだかこの動き、『麻薬中毒』のそれに似ていますよね。麻薬を使用する人が一時的にハイになり、切れたら抑うつ気味になる。実は、あながちこの話と麻薬は無関係ではありません。
『脳とカラダの不思議 (にちぶんMOOK)』にはこうあります。
人を好きになる気持ちは麻薬のようなもの!?
好きな異性と一緒にいると、誰でも幸せを感じるだろう。これは脳内にドーパミンが大量に分泌されるためである。ドーパミンの分子構造は危険な麻薬として知られる覚醒剤とよく似ており、脳を覚醒させ、快感を発生させる働きがある。
覚醒剤はなぜ、やめられなくなるの?
偽ドーパミンとして脳に作用してしまう
一般に覚醒剤と呼ばれているのはアンフェタミンまたはメタンフェタミンという化学物質のことで、気持ちよくなったり、眠気や疲労をかんじなくなったりするといった覚醒作用をもっている。どちらの物質も、脳内に分泌される快楽ホルモンのドーパミンとそっくりな分子構造を持っていて、ドーパミンが大量に分泌されたのと同じ状態を脳内に作り出す。
(中略)その快感があまりにも強烈なため、脳がそれをひたすら求めるようになり、理性ではコントロールできない状況にまで追い込まれてしまうというわけだ。(中略)脳本来の機能が低下し、麻薬が切れると不快感を味わうことになるため、また手を出すという悪循環に陥っていく。
先ほど言ったドーパミンという報酬系物質は、覚醒剤や麻薬を使用したときに大量に脳内に放出されます。タバコやアルコールでも同じことです。その中でも覚醒剤やヘロインが強烈ですね。ヘロイン等は、3度やったらもう二度と抜け出せないと言われているキング・オブ・ドラッグです。
困難や窮屈からの解放。これによって脳内にはドーパミンが放出され、そしてそれはまるで麻薬を使用したときと同じ状態なのです。麻薬も切れてきたら不快感を味わいます。ブルーマンデー症候群、サザエさん症候群も同じことです。これが、自殺が最も多い季節は『3月』であり、『月曜日』だという事実のからくりなのです。
そう考えたとき、春にはとても強いストレスが与えられます。『秋』もそうですね。学校なら春が新しい学期の始まりですが、会社の場合、10月もその対象の場合が多いです。テレビ番組なんかでも、『改変期』というのはその時期です。番組が終わったり、始まったりする時期は10月ですからね。春と秋はそういう意味で、人間の心身に、大きなプレッシャーや負担を与える時期でもあるんですね。
また、ストレスを負うことにより、以下のようなの乱れも引き起こします。
すると、それが結果的に薄毛の原因になりますね。私もサラリーマンの時は、人間関係の問題でストレスが大きく溜まり、『大酒を飲んで暴れまわりたい』という気分になり、旧友に電話をして酒に付き合ってもらったときがあります。
普段、自分から酒を飲みたいなどと決して言わない私がそう言ったんです。それはそれは強いストレスがかかったということなんですよね。そういう人間関係のストレスを覚えるのもちょうどそういう『新しい時期』です。新たな人間関係を築き上げることは、それだけでストレスですからね。
ですから例えば下記の記事にも書いたように、
等は、人間にストレスを与えます。バーナード・ショーとジェームズ・ディーンに言わせると、
ということなのですが、人間とはそういう生き物ですからね。したがって、『環境適応能力』がない人は往々にして、こういうときに大きなストレスを負い、ふさぎ込んでしまう傾向にあります。
私はこの環境適応能力がとても高い人間だと自負しています。実家の引っ越しはほぼなかったのですが、自分自身が何度も引っ越しをして、色々な場所で生活をしました。ですから、そういう経験を積むと慣れるんですよね。最初は見慣れない光景が『白黒の世界』に見えても、住めば都。離れるころには名残惜しくなっているものです。
しかしそんな私でも15歳の頃はまだその能力がなく、大きな環境の変化によってストレスを負い、『口唇ヘルペス』を患ってしまいましたね。あれは一度発症したら一生ものなので、今も尚その持病と戦って生きています。
このようにして、春は何かと負担が多い時期。対策として当サイトで勧めるのは、『インサイド・アウトの発想』ですね。見るべきなのは以下の記事です。
人生に主体性があれば、周りや環境のせいにはしません。そういう、インサイド・アウトの発想を持って人生を生きれば、どんな季節、どんな環境であろうと、自分にかかる負担は小さくなるものです。負担というのは『初期設定』にかかっていますからね。ある捕虜たちは、
クリスマスに出れる…
復活祭には出れる…
正月には出れる…
という淡い期待を持って過酷な捕虜生活を過ごしていました。しかし、クリスマスになっても正月になっても、解放されることはありませんでした。そして、そのショックから一人死に、また一人死に、という具合に、やつれて倒れていったのです。
そんな中、アメリカの将軍、ストックデールというある捕虜だけは違いました。彼は言います。
彼は『初期設定』として、『最悪な結果』と『最高な結果』の二つを同時に覚悟していました。だからこそ彼は、クリスマスや正月が過ぎて自分が解放されなくても、別に大きなショックは受けなかった。そうやって自分の心身を正常に保っていたのです。これを『ストックデールの逆説』と言います。
最初から人生に、『解放』なんてない。そして逆に、『解放しようと思えばいつでもできる』という二つの逆説的な初期設定を持つことで、自分にかかるストレスというものは大きく軽減できます。それがひいては薄毛の予防にもなる。ぜひ、こういうことを覚えておきたいものです。
しかし、だからといって『夏と冬』も気を抜いていいということにはなりません。
それぞれ、
など、気を付けるべき点がありますからね。
記事を見て、それぞれの要素の最適化をすることが求められます。例えば、『発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません! (B&Tブックス)』にはこうあります。
プールの水に潜む危険
(省略)しかし大勢の人が利用するこのような室内プールの水は、感染症などを蔓延させる危険をはらんでおり、定期的に大腸菌などの細菌検査が実施されている。そのうえ、日本の水質安全基準は外国に比べて数段厳しく、水中で菌が繁殖しないように大量の塩素(カルキ)が投入される。
室内プールのみでなく、屋外のプールも同様で、幼稚園、小学校のプールにもアトピー性皮膚炎急増の一因ではないかと思われるほど大量の塩素が混ぜられる。(中略)この塩素入りの水は、病原菌だけでなく、実は、私たちの身体を雑菌から保護していくれている『皮膚常在菌』にも影響を与えてしまう。そればかりか、髪の毛にも多大な損傷を与えてしまうのである。
発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません! (B&Tブックス)
したがって、プールから上がったらすぐに良質のシャンプー剤を使用して洗髪し、徹底的に塩素を取り除くべきだと専門家は言っています。
また、冬眠の季節である冬にどうしても食べたくなる高脂肪食品ですが、薄毛以外の様々な問題を引き起こす原因になります。
などの原因になります。うつ病に関しては、
を食べるだけで悪影響があると言われていますから注意が必要です。
また、薄毛ということでいうならば、必要以上に摂りすぎた栄養素に有害物質が含まれていた場合は、それをデトックス(毒素排出)する必要がありますからね。そういった毒素の排出量を上回る有害物質を体内に取り入れると、頭皮下などに不純物として蓄積し、やがて脱毛症などの深刻なトラブルを引き起こします。
『夏と冬』もあながち油断することはできないということがわかりましたね。
季節ごとに抜け毛の本数は違います。先ほども書いたように、最も抜け毛が起きやすい季節は『春と秋』なんですね。しかし、『夏と冬』の時期にも当然気を付けるべきことがたくさんあるので、注意が必要です。
等の様々な問題があり、それが心身に悪影響を与え、ひいては薄毛になるということがあります。 プールと海に関しては『薄毛になる』というよりは、『薄毛をどう隠すか』という問題ですね。帽子をかぶるのか、かつらをかぶるのか等、記事を見てその方法を考えてください。
ただ、そこでも『紫外線』という問題は突きつけられますからね。紫外線や熱によってキューティクルが剥がれ落ちてしまうと、髪の毛に大きなダメージを与えます。キューティクルに関しては下記の記事に書きましたので、詳細はその記事で確認してください。
エアコンによる乾燥もそうです。同じようにこの乾燥で髪の毛の水分が失われ、キューティクルがはがれやすくなります。ですから、同じ考え方でドライヤーもダメですね。
『シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!』にはこうあります。
ドライヤーは髪や頭皮を傷める原因にもなります。長いならともかく、髪が短ければ、男性であれ女性であれ、ドライヤーを使う必要はないと思います。ドライヤーのいちばんの問題は『熱』です。毛髪はケラチンとよばれるたんぱく質でできていて、たんぱく質は60度以上になると、変性してしまいます。
下記の記事にも書いたように、
乾燥と言えば冬場を想像するものですが、実は夏場の乾燥にも注意が必要なんですね。
また、『酷暑とうつ病』の記事でも書きましたが、酷暑というのはやはり気持ちがなえてしまうものです。私はボクシングの練習を長い間続けていますが、外でミット打ちの練習をするとき、30度を超える真夏の日はさすがに熱中症で倒れそうになりますね。
サウナに入った時もそうですが、とにかく人は一定以上の温度になると思考が停止してしまい、何もやる気が起きなくなってしまいます。それを『うつ症状』と言えばそうなので、うつ病のサイトでもそう書いているのですが、そのようにしてとにかく人は、気温によって心構えを大きく変えてしまう生き物なのです。
それは仕方ないのですが、しかしここで考えたいのは、その時にかかる心身への負担です。大きなストレスがのしかかることになります。ストレスというのは、
と、ありとあらゆる問題を引き起こしますからね。また、更にストレスの害悪について知るためには、以下の記事を読むのがいいでしょう。おそらくネット上でこれよりストレスの害悪について詳しく書いた記事はありません。
特に薄毛の問題に焦点を当てて考えるなら、『ホルモンバランス』のことを考えることになります。下記の記事に『ホルモンバランスのくずれが頭皮にも影響を与えて、髪が細くなったり、抜けたり、白髪になったりというトラブルが引き起こされる』と書きましたが、
『髪の悩みがみるみる解決する100のコツ』から一部を抜粋します。
さらに、『ストレス』、『偏食』、『ダイエット』、『過度のヘアケア』などによって、以前にも増して30~40代という若い時期からの髪のトラブルに悩む人が増えています。
ストレス以外にも、
などもここで出てきましたね。夏と言えばダイエットです。私は男ですが、やはり脂肪を蓄えようとする冬場は筋肉を作り、夏場に脂肪をそぎ落とすという方法を繰り返しています。大体、ボディビルダーの動画等を見ても、大体体を絞るのはその時期ですね。夏場ばかりです。
これはもちろん女性も同じで、露出が多くなり、水着を着る機会が出てくる夏場に向けて、人は一斉にダイエットをするようになります。しかし、そこで出てくるのが上に挙げたような、
という問題ですね。それによってホルモンバランスが崩れれば、特に女性は薄毛になりやすくなるので注意が必要です。女性は特に偏食が多いですからね。偏食をすることに何の罪悪感も持っていない人がいますが、それは大きな間違いですので、それに気づくのが早いか遅いかというだけです。後悔する結果になるので、早めに修正したほうがいいでしょう。
例えば、10代後半ぐらいからテレビに出ていた女性タレントが、
と言っていましたが、あれから10年以上経った今、彼女のことをテレビで観ることは激減しました。つまりこれはどういうことかというと、『偏食の人は人生でつまづく』ということを意味しています。
どういうことかというと、そういう考え方の偏った人は、自分を頑なに変えられないところがあります。特に芸能界というのは、よほどの権力者を味方につけていないかぎり、臨機応変に時代に合わせて柔軟に対応していかなければ淘汰されていきます。
次々に若くてきれいな女性が現れて、椅子取りゲームに参加しますからね。自分の若さと人気がいつまでも続くと思うのは傲慢なんです。ですから、相手に合わせる、周囲に合わせる、環境に適応する柔軟性が求められます。
偏食の人は、それがあまりないんです。ないからその無意味なこだわりを変えられないんです。そうなると、結婚という問題にも影響してきます。独り身の時はいいですが、結婚をして、夫や子供に自分の偏食ぶりを押し付けようものなら、家族の形はいびつになります。
もし、彼女から『若さ』という武器がなくなったとき、彼女に残るのは単なる『頑固で知識のない哀れなババア』という印象です。それを考えたとき、『偏食の人は人生でつまづく』という言葉の意味が見えてくるはずですね。
男性が魅力的だと思うのは『若くて綺麗な女性』と『家庭的な女性』です。『頑固で知識のない哀れなババア』は、男性からは好かれません。家庭的な女性は、決して偏食をしません。栄養のバランスをきちんと考え、食事で家族をしっかりと支える、大黒柱の一人です。それを自覚している女性なら、若くても偏食はしないはずですね。
つまり、偏食している女性は自分勝手ということです。自分だけが綺麗に見られればそれでいいという考え方をしていて、若い自分ならそれでも許される、という思い上がりの心に支配されているということです。
ダイエットというのは無理をしなくてもできます。むしろ、『無理をしないダイエット』こそが、真のダイエットと言っていいでしょう。それ以外はリバウンドをする、一時的な減量にすぎません。健康的に脂肪をそぎ落とそうとするなら、月に2㎏が限界なのです。
と自慢している人は、
と公言しているようなものだからやめた方がいいのです。よく考えればわかりますが、月に2㎏でも、一年で24㎏もの脂肪をそぎ落とせるのです。とてつもない量ですよ。しかもリバウンドしないんです。時間をかけてるから、体質改善もされているんです。
無理なダイエットをすると筋肉まで同時に落としてしまい、基礎代謝を下げるから痩せにくい体になり、さらにそこでドカ食いをすると前以上に脂肪がつきやすくなるので、逆効果になるんです。これがリバウンドのからくりなのです。
少しずつ痩せていけば体を『だます』ことができますからね。ドカ食いの衝動も抑えられ、必要な筋肉の維持や増強もでき、一石二鳥なのです。偏食というのは安易な考え方です。暑いからエアコン、暑いから冷たい飲み物、暑いからプールや海で遊んで日焼け、暑いからアイスしか食べない、これらは全て安易な考え方です。
安易な考え方は、往々にして悔いの生む結末を招きます。しかし、夏というのは『酷暑とうつ病』の記事でも考えたように、どうしても安易な考え方になりがちですよね。なにより、暑くて、考えることができませんから。ですから夏場の本屋は、必ずエアコンを効かせて部屋を涼しくしています。そうしないとお客が冷静に本を選ぶことができないからなんですね。
そう考えると、もはや『夏場』というよりも、季節関係なく、普段から『基礎』をがっちりと固めておきたいですね。そうすれば、夏場にちょっと『夏モード』的に基準からずれても、基礎が固まってるからそう大きな問題になりません。
夏に脱毛の原因を作らないために、『夏以外の季節』からの基礎・土台作りを怠らないようにしましょう。
また、春夏秋冬でのニキビ対策は意外と考える点が似ていて、無関係ではありません。例えば書いた記事から一部だけ抜粋すると、
、皮脂腺も汗腺も機能が最も抑えられている時期。毛細血管の縮小も出て、肌は乾燥する。夏のエアコンの効き過ぎと同じ考え方がここでも当てはまる。春に肌がどんどん皮脂を分泌しているのに、表皮が厚ければ出口が狭くて、皮脂が詰まってしまう。また、秋になると本来は表皮は薄くなっていくのだが、夏に肌を焼き過ぎて表皮が厚いままだと、やはり皮脂が詰まり、肌トラブルを引き起こす。
春夏秋冬別で、心身への影響はあるということですね。『心』という問題で言えば、下記の記事に書いたように、『うつ病』などの症状と季節も、無関係ではありません。
春夏秋冬で最も抜け毛が目立ちやすいのは『春と秋』ですが、『夏と冬』に関してもそれぞれの理由で、油断はできません。また、薄毛以外の様々な問題のことを考えると、四季の中で『油断をしていい季節』というものはないということがわかりますね。
まあ、人間というものは油断をして特にメリットというものはありませんから、こういった事実からも『常に気を引き締めるべきだ』と戒める人は、賢い人だと言えるでしょう。見るべきなのは以下の記事です。