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また、食事の問題ですが、『ストレス対策』として、
を挙げている人がいますが、これはもしかしたら短絡的な解釈かもしれませんので注意が必要です。もちろん、それらはとても美味しいですよね。私も大好きです。食べると脳内には報酬系物質のドーパミンが放出され、つまり、
幸せだなあ…!
と感じることができます。確かに、多少それらを摂取し、脳内に『報酬』を与えることは、心身に一時的にいい影響を与えるかもしれません。
しかし、『一時的』の可能性が高いのです。よく考えてみればわかるように、
なども、『一時的な快楽』の可能性が高いですよね。そう考えると、あながちこれらの事実を自分の都合のいいように曲解しないほうが身のためかもしれません。
『最後に読む育毛の本』にはこうあります。
肉よりもバナナのほうがずっと良質なたんぱく質が含まれます。もちろん肉よりも消化も吸収も遥かに良いため、極論すれば、バナナだけでたんぱく質補充も可能なのです。単純に歯ごたえが物足りないので、満腹中枢が刺激されないために空腹感が残るのです。
映画界やスポーツ界などで活躍する有名人たちは、実はこのことをかなり知っている人が多いようです。肉を極力避けている、または全く食べない人も少なくありません。レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、トム・クルーズ、マドンナ、カルロス・サンタナ、などの有名人は加齢を抑えるためにも肉食はしていないそうです。
獣肉を食べると加齢臭の元がつくられやすくなります。それは、肉には動物が排泄するはずだった老廃物を含んでいるためだからです。解体後の動物の老廃物まで取り込むことになります。それゆえ細胞が汚れ、疲労と老化をもたらすのです。
その『一時的な高揚感』も、実は単なる誤解の可能性が高いわけですね。
また、スイーツで考えるなら、『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
低血糖症によってよく起きる精神的な症状には、疲労感、怒りっぽい、神経質、鬱、泣き続ける、めまい、失神、不眠、頭の混乱、忘れっぽい、集中力の欠如、心配、恐怖と不安、感受性の喪失、感情の破壊的な爆発や頭痛などが含まれます。低血糖症になる一番の原因は、砂糖の摂りすぎでしょう。甘い菓子やパン、ケーキなどを控えるとともに、料理への砂糖の使用も控えめにすべきでしょう。
(中略)最近は特にスイーツと呼ばれ、ケーキ類や甘いものが人気を得ていますが、それを見ただけでも、将来、もっと精神病が多くなることが予測されます。パンを買いに行っても、甘くないパンを探すのは一苦労です。
確かに一時的にドーパミンは出て、ストレスを解消できるかもしれません。しかし、その後にすぐ、
などの問題が襲ってくるあたり、まるで『麻薬乱用』に似た副作用のようですね。
人が『うつっぽく』なるときは、血糖値が下がったときです。血糖値は、体内から糖分がなくなった、『と体が感じた』ときに強く下がるので、普段から高カロリーな食事を摂取していると、一時的にグンと血糖値が上昇し、多幸感を覚えますが、その後すぐに、ジェットコースターのようにガクンと血糖値が下がり、その時にうつっぽくなるのです。
足りないよぉ、おなかすいたよぉ…
として、うつっぽくなるんですね。そしてまた食べてしまうわけです。そうして負の悪循環が完成するんですね。ですから、『ストレス対策』として、
を一時的にでも暴食することは避けなければなりません。暴食したいですけどね。そっちの方が快感ですし。しかし、『楽』をすると『楽しい』人生は送れません。今回の『薄毛』というテーマ、あるいは『老化』というテーマを考えて、真剣に対策をしてみてください。
最近になって薄毛で悩む女子、『ハゲジョ』が急増しているという話がありますが、それは『半分嘘』ですね。しかし、半分正解です。何しろ、『ハゲジョ』という言葉自体が存在しなかったのです。ですから、そのカテゴリーが新たに創設されたということであれば、半分その事実は当たっていると言えます。
しかし、実際には『元々薄毛で悩む女性はいた』ので、『急増した』ということであれば、この話は『半分嘘であり、半分正解』ということになりますね。『○○女子』というフレーズはこの10年であっという間に激増しましたからね。
歴史が好きな女性。
仏像が好きな女性。
森にいる女性を意識したファッションを楽しむ女性。
山にいる女性を意識したファッションを楽しむ女性。実際に登山をすることも。
宇宙や星が好きな女性。
広島カープが好きな女性。
プロレスが好きな女性。
男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性。
『理系女子(りけいじょし)』の略語。理系の女性全般を表す。
そうした流行的な流れを取り入れて『ハゲジョ』などとして新しくカテゴリーを作れば目につきます。人間の『流行を追う恐怖心』を煽った、キャッチーなフレーズですね。人は流行に敏感であり、これからもその存在に脅かされ続けるでしょう。見るべきなのは以下の記事です。流行はまるで、透明のドラゴンのようですね。
しかし、元々『薄毛に悩む女性』は存在していたので、急増してきたのはただ、『ハゲジョ』というカテゴリーが新しくでき、そのカテゴリーに属する可能性がある人が、この人もそう、あの人もそう、という感じで、数えてみたらどんどん当てはまる、という事実があるだけの話ですね。
先ほどの女性と薄毛の記事に書いたように、女性でも脱毛症にかかります。その理由はたくさんありますが、まず最初に考えるべきなのは、『AGA(男性型脱毛症)』です。ただし、このAGAの場合はその原因が男性ホルモンですので、女性がこの症状になる場合、
の2パターンがあります。しかし実際には、
は同じですね。びまん性脱毛症は、ホルモンバランスの乱れが原因で起こる脱毛症です。ちなみに『びまん』とは、『ひろがっていく、蔓延していく』というような意味があります。
『医師による切らない薄毛・抜け毛・円形脱毛症最新治療―豊富な症例数が信頼の証し』にはこうあります。
びまん性脱毛症
女性によくみられる脱毛症で、生え際かからてっぺんにかけて、中心部に薄毛や脱毛が広がっていく症状です。このびまん性脱毛症といわれる症状は、原因からいくつかに分けることができ、それぞれにあった治療法を行うことが必要となります。
まずは、先ほど説明した男性型脱毛症である場合で、これは先ほど述べたように、幹細胞抽出因子注入療法やミノキシジルなどの薬学的な療法、頭皮の新陳代謝を促すヘアーチェンジレーザーなどを組み合わせる治療が最も効果的です。
次は女性ホルモンのバランスが崩れたときに発症する脱毛症です。第二次性徴気以降、女性らしさをもたらす女性ホルモンの一つにエストロゲンがあるのでうが、これが妊娠・出産や、更年期になると減少することが原因となって薄毛が起こると考えられています。
『びまん性脱毛症』も、女性ホルモンのバランスが崩れて起こります。そして、今ちょうど出てきた『女性ホルモンのバランスが崩れて起こる脱毛症』ですが、その通り、女性は女性ホルモンのバランスが崩れると薄毛が起こってしまう可能性があります。
したがって、
などによって女性ホルモンがバランスを崩すと、エストロゲンが減少して一時的にでも脱毛が促進されてしまうので注意が必要です。これを考えただけでも、『若い女性が薄毛に悩むことが急増している』ということは、『半分嘘』ですよね。はるか昔から、そこに女性がいる限り、これらの要素は存在していたのです。
大雑把に言ってしまうと、
とも言えます。男性は『母方の祖父』の染色体を遺伝し、薄毛になる可能性が高くなり、女性は遺伝よりも、女性ホルモンのバランスを崩すことで薄毛になる可能性が高くなるという傾向があります。
もちろん、それだけじゃありませんけどね。また、下記の記事にも書きましたが、女性の場合、
といった女性にありがちな薄毛の原因として、このようなものが影響していることから目を逸らせません。遺伝や女性ホルモンのバランスだけを重視し、後の要素を軽視するということのないようにしましょう。
『髪の悩みがみるみる解決する100のコツ』にはこうあります。
さらに、『ストレス』、『偏食』、『ダイエット』、『過度のヘアケア』などによって、以前にも増して30~40代という若い時期からの髪のトラブルに悩む人が増えています。
『以前にも増して』というキーワードは出ていることには注目です。
更に先ほどの本、医師による切らない薄毛・抜け毛・円形脱毛症最新治療―豊富な症例数が信頼の証し』にはこうあります。
女性の脱毛症
先ほども述べましたが、男性ほどではありませんが、女性の脱毛症(薄毛・抜け毛)の方の割合は以前より多くなってきているという印象があります。一概には言えませんが、30~40代で全体の1割~2割。50代で全体の2割~3割ぐらいの方に薄毛の悩みがあるようです。
ここにも、『女性の脱毛症(薄毛・抜け毛)の方の割合は以前より多くなってきている』と出てきていますね。ということは、あながち今回のテーマである、『ハゲジョが急増している』というのも、やはり『半分は正解』と言えるかもしれないわけですね。
特に先ほど挙げた女性にありがちな要素、
のうち、『ストレス』以外の要素というのは、この30年で急増していると言っても過言ではありません。2017年2月に芸人の渡辺直美が『米The Washington Post紙』に掲載され、
と絶賛されましたが、日本人は海外から見ても『痩せすぎている』と認識されているのが昨今の日本の女性の現実なのです。しかし、確かに同じ時代を生きる男性である私も、男女関係なく太っている人は『怠け者』に見えますからね。私がそうだったように、そうした体形は本人の努力次第だと考えているので、私のような厳しい考え方を持った人が多い国である、という解釈もできます。
『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』という本もあるくらいですからね。海外であっても、見る人が見れば『体の管理ができない人間に、どうして会社を経営できる』として、太った経営者は揶揄の対象になります。
シャンプーの種類も豊富になりましたし、パーマやカラーをすることの抵抗もすっかりなくなった今、確かに『ハゲジョが急増している』というのは、あながち『完全な嘘』とは言い切れないのかもしれません。また、『ストレス』という要素においてもそうです。『欧米食』は人間の心身に負担をかけます。
『からだのニオイは食事で消す 体臭は内臓からの注意信号』にはこうあります。
食の欧米化が体臭をふやした!
かつて、日本人の食生活は菜食が基本だったので、肉はほとんど食べていませんでした。仏教の影響が強かった日本では、おおむね肉食禁止の戒律が守られてきたからです。明治時代になって、西洋の肉食文化が入ってきました。それでも、戦前まではこうかな肉類は庶民の手には入りづらく、一部の人たちだけのごちそうでした。けれど、戦後アメリカの影響で食事が欧米化するとともに、動物性の食べ物や油脂の採取量が大幅に増えたのです。
食の欧米化が進んだのもここ最近です。若い人が、
などを当たり前のものとするようになったのも、ここ数十年ですからね。
先日、『20年前の女子高生と現代の女子高生を比べよう』というテレビのちょっとした企画がありましたが、当時も今も、
等、やってることはさほど変わりませんでしたが、20年前は『ファミレス』でたむろする習慣があったのに対し、現代の女子高生は『串揚げ屋』でたむろしていましたね。
私もその店は行ったことがあり、確かに目の前で自分で好きなものを串に刺して揚げることができ、新鮮だし、美味しいしで、評価が高かったのですが、いかんせん栄養のことで言ったら、最低ですからね。その店にはスイーツも豊富に揃っているのですが、
という、心身に悪影響を与える三拍子がそろっています。たまに行くのはいいのですが、そこに『たむろする』となると、これは危険ですよね。そういった意味でも、『ハゲジョが急増している』というのは、あながち嘘とは言い切れないかもしれません。
ただ、『発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません!』にはこうあります。
髪のオシャレと脱毛症
(省略)なかでも髪の毛を強く引っ張って一つに結ぶ『ポニーテール』は、愛らしさとともに活動的な印象を与えるポピュラーな髪型であるが、毎日続けていると頭皮と毛根に甚大な負担をかけ、脱毛症を引き起こしてしまう場合がある。一昔前までの日本で、丸まげを結い続けていた女性たちの頭頂部が、一様に丸くハゲてしまったのも、ポニーテールと同様に、頭頂部の髪を強く引っ張り続けたためである。
発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません! (B&Tブックス)
『一昔前までの日本で、丸まげを結い続けていた女性』というキーワードが出てきましたように、そうは言っても女性が薄毛になるとうことは昔からあった事実。
結論としては、男女に限らず、心身にあまり負担をかけずに生きてくのが、心身の不調を出さずに健康に生きていく秘訣、ということですね。
女性の薄毛が男性よりも深刻かどうかということについての答えは、Noです。男女に差別はありません。あるのは区別だけです。女性は往々にして『レディースデー』などの特別扱いを甘んじて受け入れます。小人用料金があるのと同じように、当たり前のようにそれを、
と言って受け入れるわけです。したがって、結構バランスはとれています。男尊女卑という概念も、だいぶ薄れてきています。確かに、『重い荷物を持つ』とか、『電車に女性一人で乗る』とか、そういうことは負担がかかります。会社ではセクハラがありますが、あまり男性側は女性からそれは受けません。ゼロではありませんが、往々にして男性は力があり、女性はないため、その特性通りに物事が動いてしまうことが常としてあります。
しかし、こと『薄毛』という問題で考えれば、別に男女に差はありません。むしろ、AGA(男性型脱毛症)になるのは男性の方が圧倒的に多く、『サザエさん』の『波平』のようになるのは、ほぼ男性です。女性も薄毛にはなりますが、男性のようなハゲ方はするでしょうか。そう考えただけでも、薄毛に関して言えば、別に男女に差はないのです。
先ほどの女性の薄毛記事に書いたように、血中のテストステロン濃度は男性の20分の1から10分の1ですからね。テストステロンが5α-リダクターゼと結びついて『ジヒドロテストステロン』になり、AGA(男性型脱毛症)になります。圧倒的に男性の方が不利ですよね。
ただし、ここに『女性が強いられている特性』を含めて考えてみると、確かに『女性の薄毛の悩みは深刻だ』という発想が頭に浮かびます。例えば、この日本ではまだまだ女性はある種、窮屈さを強いられています。アメリカでは、
などは当たり前で、女性の『男性化』、いやあるいは、『男女の境界線』がなくなる傾向にあります。しかし、日本ではそういうことはまだまだありません。男の私が見ても、そういう女性に好意を持つことはありません。これは、植えついてしまった常識です。もう、私のような価値観を持った人間は死ぬしかありません。
例えば性的な話で言うと、人間は往々にして、思春期、一番性に興味があった時期に抱いた性的な価値観が、生きている間にずっと残り続けると言います。ですから私はその時に好きだったコスプレなどに、未だに性的欲求を覚えてしまいます。
今では当時のように、女性を見て我を失うほど興奮するということはなくなったので、やはり、強く強く頭に焼き付いたその時の思い出が自分の脳を構築し、後を引いているのでしょう。したがって、女性に求める理想像も、『男性化』が進む未来の女性像とは、相いれないものになってしまう可能性がありますね。
しかしそんな風に、結果として女性は『強いられている特性』があります。日本は世界に誇る『アニメ大国』でもありますからね。宮崎駿をはじめとしたアニメーターたちが作り上げる理想の女性像が、みんな純粋で、清廉潔白であるということからも見えるように、日本の男性は子供のころからそうやって純粋な理想像に触れてきて、女性にそういう奥ゆかしさを求めてしまうのです。
すると、女性は男性よりも、『油断する』ことができなくなってきます。例えば男性が女性の前でおならをしても、笑って済むかもしれません。しかし、女性がそれをしたらどうでしょうか。
そのような『純粋さ』とは遠く離れた行為をしてしまうと、男からモテないのです。幻滅され、愛想をつかされます。するといつまでも独り身でいることになり、惨めになります。
女性も男性と同じように人と比べますからね。友人や知人が次々と結婚していく中、何も思わない女性はそういません。またあるいは、子供が産めないという事実を受け入れられなくて、心を病んでしまう人も大勢います。
したがって、この日本で女性が『幸せ』をつかみ取るために、『ぶりっこ』のようなキャラクターは必然的に生まれたと推測できます。そうしないと生き残れないからです。人気が出ないからです。
同性からは嫌われますけどね。しかし、女性は異性と結婚して幸せになるのですから、同性の目を気にしてはいられないのです。そもそもその、
などという概念が存在するのは、すべて『女性が強いられている特性』が強く関係しています。女性とて、男性のようにあっけらかんと、大雑把でいられるのであれば、そうしたい。しかしそれをすると『女性らしさ』からは遠ざかり、女としての価値を失う、というプレッシャーに衝き動かされているのです。
さて、そこまで考えたら見えてきました。『女性の薄毛が男性よりも深刻か』ということについてです。そう考えると、確かにこの日本において、女性がハゲているということは、男性のそれよりも、明らかに不利な状況と言えるでしょう。
男性がハゲているならキャラクターを演じられますが、女性がそういうキャラクターを演じると、惨めになります。女性芸人の悩みにも同じようなものがあって、『本当はもっと笑ってほしいのに、女性が芸をすると、哀れみの目を向けられる』というのです。
ことエンターテインメントで言うならば、『東京ガールズコレクション』のような華々しい舞台であれば、女性は活躍します。しかし、テレビ番組のエンターテインメントのようなものになると、女性の地位は一気に落ちてしまうのが現実です。
『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』では、番組全体の平均視聴率は過去最低の9.8%。『女芸人No.1決定戦THE W』では平均視聴率は13.1%だったものの、世間の声は厳しいものでした。多くの人は『笑い声が足されている』ことが違和感があったようです。
この国で女性というものは、
という条件に当てはまらなければ、スポットライトを浴びない傾向にあるかもしれませんね。そうするとやはり、 『女性の薄毛が男性よりも深刻か』の答えは、Yesになるかもしれません。本当は男女に差別はなく、あるのは区別だけなのですが、その『区別』を境界線を引いてる人間自体があいまいで不完全なものですからね。こうした現実が存在してしまっているのでしょう。
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