『首凝り、肩こり、頭痛、めまい、腰痛』と抜け毛の関係はある?
あると言えばあります。
これらによって血流不全になりますから、頭皮や髪の毛に酸素や栄養が回りにくくなります。これを改善すれば、この問題は解決されます。頭痛で血流不全になると髪の毛に悪影響を与えることになります。また、その頭痛がもし食生活の乱れから来ているものであれば、そこにも薄毛の原因が隠されているかもしれません。腰痛を患うと、
等の問題を引き起こしますので、薄毛と無関係だとは言えません。
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首のこりや肩こりが薄毛の原因になるという事実はあるでしょうか。
答えは、Yesです。確かに、それらを慢性的に引き起こしている人は、薄毛になる可能性を持っていると言ってもいいかもしれません。その理由は一言、『血流』ですね。血流が悪くなって首や肩が凝るわけですが、それはつまり頭皮への血流も悪くなることを意味し、最悪は薄毛を引き起こしかねないということですね。
血流に関することは下記の記事にたっぷりと書きました。
薄毛と血行促進
例えば『眼精疲労』ですが、それも結局はこの『血行不良』が問題の根幹にあるわけです。『うつ 頭痛 めまい 不定愁訴 「首こり」をとれば90%以上完治する』にはこうあります。
目のトラブルには、自律神経の好不調が関係しているのをご存じだったでしょうか。たとえば、涙腺から出る涙の量は、副交感神経がコントロールしています。しかし、仕事でうつむいてばかりいると、首凝りによって副交感神経センターが失調してしまいます。
(中略)なお、ドライアイだけではなく、疲れ目や眼精疲労などのトラブルにも、少なからず首凝りが影響しています。首凝りによって副交感神経の働きが低下してくると、『瞳孔散大』という現象が現れてきます。これは、瞳孔をスムーズに収縮させることができず、瞳が開きっぱなしになってしまう現象。行ってみれば、カメラの『絞り機能』が働かなくなってしまうようなものです。
この現象が起こると、入ってくる光の量をうまく調整することができなくなるため、『目が疲れる』、『像がぼやける』、『まぶしくて目を開けてられない』、『目が痛い』などの症状が引き起こされるようになります。こうした目の症状は、いずれも首凝りを治せば自然に解消されます。
首凝りや肩凝りがあると、眼精疲労の原因にもなります。
このどれもが結局は『血行不良』を引き起こす、あるいはそれが原因で起きる現象なので、血行不良と関係がある薄毛は、これらとの関係性がないとは言えない、ということになるわけですね。
血行不良を改善するための方法は各記事に書きましたが、ここではまた違う内容を書きましょう。血行不良を改善し、血行を良好にすることで、ここで挙げられている症状が抑えられ、ひいては薄毛の対策になるわけですから、真剣に取り組んでいきたいですね。
基本的には、
などが血流を促進させるために有効です。とくに『温める』ということがそうであるということは、どんな人にでも納得がいく話ですよね。眼精疲労の記事には『ホットアイマスク』の話を書きましたが、あれも幹部を温めることによって血流を促進させ、凝り固まった疲労を取り除くことを狙った商品ですね。
また、入浴やサウナなどもいいですね。私はサウナもお風呂も好きでよく行きますが、サウナに入った後に水風呂に入り、その後に水をたくさん飲む。これを繰り返すことで目の疲労はスッキリするのを覚えます。
もちろん目だけではありません。首凝りだろうが肩凝りだろうが、大体の疲れは取れますよね。私は筋トレなどの運動を毎日していますから、常に体に疲労物質が溜まっている方ですが、その私からみても、疲労の原因の『乳酸』が流れてスッキリするような、そういう感覚を毎度のように覚えます。
それはやっぱり、ここで挙げているように『血流が促進される』からですよね。それによって凝り固まった疲労物質が流されて、スッキリするんです。ドロドロの状態の血液がサラサラになる、というイメージを持てばわかりやすいですね。
気を付けなければならいのはサウナの後の『水分補給』です。タレントの西城秀樹さんはサウナが大好きでしたが、その後の水分補給を怠ったことにより、『脳梗塞』になってしまい倒れてしまいました。
ここで言う『梗塞』というのは、血液が流れにくくなって、酸素や栄養が十分に行き届かず、酸欠に陥った部分の細胞組織が壊死する、ということを言います。簡単に言うと、『血液がドロドロになって病気になる』ということですね。
など、血液がドロドロになると様々な問題を引き起こします。下記の記事にも書きましたが、EDにもなりますからね。
冷え性にもつながりますから、男女問わず血液がドロドロになるということは避ける必要があります。サウナに入ると、むしろ血液は『いったんドロドロになる』と考えましょう。あの高温に体をさらすわけですからね。サウナに入った後は必ず水分補給をたっぷりとし、老廃物を流すイメージを持ちましょう。
また、私は『末端冷え症』であり、『ハウスダストアレルギー』でもあります。したがって、冬場は大変ですね。手足が氷のように冷たくなります。しかも、暖房がつけられないんです。暖房やストーブで部屋を暖めると、部屋が乾燥してほこりっぽくなり、ハウスダストが浮き上がってくしゃみが止まらなくなります。
ですから、足湯を買ってデスクの下に置き、毎日それを取り換えて温めながら仕事をするしかないんですね。これが結構な労力で、決して楽ではありません。ただ、そんな私でも筋トレなどの運動をした後、少し熱いシャワーを浴びると、数時間は足がポカポカになります。これはおそらく、運動によって血流が促進され、末端の手足まで血液が流れ、一時的に末端冷え症が改善されているのでしょう。したがって、血流を促進させるためには運動も有効だと言えます。
また、食事ですが、本から一部を抜粋しましょう。
『うつ 頭痛 めまい 不定愁訴 「首こり」をとれば90%以上完治する』にはこうあります。
首凝りの予防・改善には『青背魚メニュー』がイチオシ
首凝りが気になるみなさんに、ぜひ積極的に摂っていただきたい食事があります。それは、青背魚。アジ、イワシ、サンマ、サバ、マグロなどの青い背をした魚を使って料理したメニューです。
(中略)どのような成分が首の筋肉にいい影響を与えたのか、まだくわしいことはわかっていません。ただ、青背魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸が豊富に含まれ、これらの脂肪酸には、脳や神経の機能を維持したり、血液の流れをよくしたりする働きがあることが知られています。こうした作用が首にいい影響を与えているものと推測されます。
これらDHAやEPAは、『オメガ3脂肪酸』と言われ、体にとてもいいことがわかっています。
『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
オメガ3脂肪酸
寒流の魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、体、特に脳のすべての細胞の構造と活動に直接関係しています。自閉症の子供の治療におけるオメガ3脂肪酸の働きについては、積極的に研究が行われていて、脂肪酸のバランスの乱れや不足が、自閉症の障害に関係しているという事実に光が当てられだしました。
また、ある日のウォール・ストリート・ジャーナルにもこうありました。
妊娠中の果物摂取、子供の知能向上に影響か
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月30日(火)16時47分配信
妊婦が果物を多く摂取すると、生まれてくる健康な子供の知能指数が高くなる可能性があることが、新たに発表された研究で明らかになった。カナダ・アルバータ大学の研究グループが同国の688人の子供を調査したところ、妊婦の果物摂取量の多さと比例して、生まれてきた子供の生後1年後の知能が高い傾向があったという。グループは新生児の発達の経年研究をする同国の機関から得られたデータを元に調査を行った。
4月にEバイオ・メディシン誌に掲載された研究結果はあくまでも予備段階で、ほ乳類や人体での今後の研究の参考にすべき程度のものだと専門家は話す。しかし子供の知能発達に影響を与えるとされる食物はこれまで魚しかなかったことを考えると、今回の発表は大きな出来事だ。アルバータ大学で小児科学を研究し今回の調査も行ったピウシ・マンダネ准教授は、明確な違いが見られた実験結果に驚いたと話す。記憶力や学習能力の研究によく使われるハエを使った実験の再確認を同僚に依頼したところ、自らの調査と一致する結論が得られたという。
ただ、マンダネ氏は「妊婦に大量の果物を摂取してもらいたいわけではない」とし、「これはあくまでも1回の研究であり、果物の摂取増加による健康への影響はまだ調査していない」と語る。専門家らによると、妊娠中に大量の果物を摂取すると血糖値が上がり、妊娠糖尿病や急激な体重増加などを引き起こす可能性があるという。
今回の研究で調査対象となった妊婦の半数は、米政府が推奨する量の果物(1日当たり1.5カップから2カップ)を食べていなかったという。マンダネ氏は妊婦への助言として、「この推奨量程度は摂取すべき」と話す。
果物以外にオメガ3脂肪酸も
妊婦の栄養不足が胎児の発達にどう影響をするのかを調査した研究はこれまでもあり、妊娠初期に葉酸の摂取が足りないと胎児の神経管に影響が出ることや、鉄分やヨウ素を十分に摂取することが胎児の脳の発達に必要であることなどは明らかになってきている。しかし、妊婦の栄養摂取が生まれてくる子供の知能に与える影響を調査した研究は、これまでにあまりない。
魚などに含まれるオメガ3脂肪酸は脳細胞の膜組織を作るのに必要とされ、妊娠中に多くの魚を摂取した場合、生まれた子供が認知機能テストでより高い点数を得る傾向があるとされている。しかし魚油のサプリなどを使った無作為での実験ではこの結果は実証されていない。また、魚の摂取量だけでなく、それと関連する他の条件があって初めて認知力の向上に結びつくとする意見もある。
果物の実験に関しても「果物の摂取が大切なのかもしれないし、果物を多く摂取する女性は最初から健康を意識した生活をしているのかもしれない」と、ハーバード・メディカル・スクールなどで栄養学等を教えるエミリー・オーケン教授は指摘する。ただ、研究成果はいろいろな可能性が含まれているので「より深く調査を進める価値がある」とも同教授は話す。
これはどちらかというと『果物』に焦点を当てた記事ですが、オメガ3脂肪酸も注目されていることがわかります。
更に、 『「粘膜パワー」で若返る超健康になる』にはこうあります。
良い粘膜をつくるのに大切な栄養素がある
良い粘膜をつくるときに、現代人にとって不足している栄養素が2つある。まず、粘膜のもととなる栄養素のビタミンA。これが欠乏すると良い粘膜がつくれなくなり、結果としてお城でいうところの外堀の防衛機能が低下し、外敵が容易に侵入してくる。また、粘膜細胞の外壁をつくるのに不可欠なのが、『オメガ3脂肪酸』である。
これはマグロやサケなどの魚に多く含まれている。オメガ3という脂を材料としてつくられた粘膜細胞は、火事に強い家のように、攻撃に強く炎症などが起きづらいと言われている。オメガ3脂肪酸は魚だけに含まれているわけではない。えごま油、紫蘇油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品から摂取することもできる。また、ビタミンB群やたんぱく質も良い粘膜を作るのに欠かせない。
現代人に不足しがちなこれらビタミンAやオメガ3脂肪酸などを毎日の食事で摂取することは免疫力をアップさせ、外敵から体を守ることに繋がる。もし、食事での摂取が難しいようなら、ぜひサプリメントを利用する。目が乾く、鼻炎の症状がある、気管の調子が悪い、胃や腸の調子が悪い、といった症状は、粘膜の状態不良な場合によく起こる。まず、ビタミンAとオメガ3脂肪酸を意識的に摂取し、健康な粘膜づくりをする。
DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸取り入れることは、
などを改善し、そしてひいては薄毛の対策にもなります。積極的に摂り入れましょう。また、ある日の『PRESIDENT』の特集で、『医者が摂りたいサプリメント』という記事がありましたが、その中で医者たちが選んでいたサプリメントは、
でした。抗酸化作用を狙ったサプリメントなどは癌の原因になるかもしれないなど、医者独自の視点で厳しく目を向けて、選ばれたのがこのサプリメントでした。先ほどの本にも、『足りない栄養素はサプリメントで補う』という記事もありますが、魚をたくさん摂ることもなかなか難しいことですので、オメガ3脂肪酸はサプリメントで摂取するのがいいかもしれませんね。
『薬いらず!すぐに役立つ健康読本』(新風舎)にはこうあります。
肩凝り、腰痛は『ぜいたく病』って聞いたけど、どういう意味?
肩凝りや腰痛の根底には、酸性の食べ物の摂りすぎがあります。油ものや、甘いもの、肉や魚、卵に乳製品、そして白米などです。『ぜいたく病』といわれるのは、この理由に寄るのです。酸性の食べ物は血液を汚します。その汚れが停滞することから、肩凝りや腰痛は起こります。
(中略)肩凝りの改善にはまず、肉や魚、卵、乳製品などの動物性たんぱく質を控えることです。そして根菜類や海藻をしっかり味付けしてよく煮たものを摂ります。こうすることで血液がきれいになるとともに濃くなり、体温も上がります。すると血液に力がつきますから、体内にたまった汚れを血液が運んでいってくれるのです。
ここでも『魚は食べすぎてはいけない』と言っていますからね。過剰摂取には注意が必要です。ただ、魚と言っても、
この二つでは脂肪分に圧倒的な差がありますからね。言うまでもなく脂身が多いのは大トロであり、赤身のマグロを食べることに大きな弊害はありません。
ただ、『水銀』というキーワードがありますから、注意が必要ですが。魚を食べすぎると水銀の過剰摂取にもつながりますからね。とにかく、ポイントは『血流促進』ですね。その妨げとなるあらゆる問題を最適化すれば、薄毛の対策につながるというわけです。
頭痛と抜け毛の関係性を考えていきましょう。まず、先ほど『眼精疲労』の記事にも書いたように、長時間スマホをいじったり、ゲームをしたり、パソコンをすることは問題です。それによって血流が悪くなり、薄毛に繋がることになります。
私はこの間長時間ゲームをやっていまして、面白かったのであっという間に時間が過ぎていて、眼精疲労は特に強く現れなかったのですが、最後の方には頭痛が起きてしまいました。このゲーム自体が緊張感のあるゲームだったため、緊張とストレスによって、緊張型頭痛になったのかもしれません。
『頭痛薬が効かない頭痛になったとき読む本 あなたの頭痛は“薬物乱用頭痛”? (健康ライブラリー)』にはこうあります。
ケース1 緊張型頭痛
(省略)緊張型頭痛には大まかに分けて、筋肉の緊張による場合と精神の緊張による場合の2種類があります。かつては、緊張による場合は筋収縮性頭痛、精神の緊張による場合は筋収縮性頭痛、精神の緊張による場合は心因性頭痛と呼ばれていました。現在の診断基準では区別されていませんが、どちらの要因で緊張型頭痛になっているのかを考えなければ、きちんとした治療ができません。もちろん、中には両者が混在する患者さんも少なからずみられます。
筋肉性の場合には、日本人の国民病とまで言われる肩凝り、首凝りが目立ち、頭痛を伴います。頭痛まではいかない『頭重』くらいでも、診断としては緊張型頭痛に含まれますので、軽い場合も含めると緊張型頭痛の人はとても多いのです。ちょっと気になるというくらいから、バキバキの凝りのために仕事に集中できないという段階までさまざまです。
頭痛薬が効かない頭痛になったとき読む本 あなたの頭痛は“薬物乱用頭痛”? (健康ライブラリー)
精神の緊張による場合は心因性頭痛と呼ばれていた時代があったそうですが、大まかに分けると、緊張型頭痛ですね。さすがにあれは長時間やりすぎました。10時間やってましたからね。やはりそういうことをしてしまうと、長時間のスマホやデスクワーク同様、
等の様々な問題を引き起こしてしまいます。今回の問題で言えば、血流不全からの薄毛ですね。栄養が髪の毛に行き届かなくなれば、髪の毛が順調に成長しませんから、あまり過度に心身に負担をかけるのはやめておきましょう。
また、食生活の乱れが頭痛を招くこともあります。『頭痛を治す80のワザ+α (これ効き!シリーズ)』にはこうあります。
食生活を全面的に見直しました
(省略)そこで指導されたのが『食がすべて』ということでした。半信半疑でしたが指導されたとおりに小食を心がけ(腹五分目ほど)、なるべく菜食、インスタント・ファストフード・コンビニ一切禁止という生活に切り替えると、ウソみたいに片頭痛が起こらなくなりました。本当に『あれ?この前、頭痛かったの、いつだっけ?』というほどなくなってしまったんです。
(中略)食生活を見直すことも必要です
先に述べましたように、ラマダンの時期に頭痛が増える事実や、明け方の空腹時になると頭痛になる人が少なくないことなど、低血糖が片頭痛の誘因の一つと考えられています。したがって、このような人では、空腹を避けることが頭痛の予防になりますので、どんなに忙しくても朝食をきちんととってから出かけるようにするなど、食事を規則的にとるようにすることが大切です。食事の内容も片頭痛に関係していて、頭痛を起こしやすい食品と、頭痛の予防になる食品があります。
そして本には『しばしば片頭痛を起こす食品』として、次のようなものを挙げています。
これらの食品に含まれる、
などの成分が血管に作用して頭痛を起こすと考えられています。ここで出てきたもので当サイトが注目したいのは、
ですね。下記の記事にも書いたように、
には注意が必要です。
こういったものが全て『要注意食品』として挙げられることになります。先ほど挙げた『頭痛要注意食材』は、頭痛以外の様々な問題を引き起こします。
『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。
265人のADHDの子供たちを対象にした研究では、4分の3異常が異常なグルコースの変換を示したことが発見されました。脳と体の主な燃料絵あるグルコースの血液中のレベルが大きく増減して動揺しているときには、一日中、
- 精製炭水化物
- 刺激物
- 甘いもの
- チョコレート
- 発泡性のドリンク
- ジュース
が繊維が少ないかまったくないグルコースのゆっくりした吸収のローラーコースターに乗っているように、行動やそのレベル、注意力、集中力、焦点もまた大きく揺れるといったことが、ADHDの子供に見られるのは、何も驚くべきことではなくごく普通のことです。
等、様々な精神的な問題を引き起こしますので、やはり注意しなければなりません。食生活が乱れてしまうと頭痛や薄毛だけでなく、メタボリックシンドロームや動脈硬化など、数えきれないほどの害を被るリスクが高まってしまいます。
この本ではアドバイスとして、食事からすべての精製砂糖と、それが含まれる食べ物を取り除き、その代わりに、
を摂るべきだと推奨しています。スナック菓子は基本的には『食べてはいけない食べ物』の代表格のようなものですからね。本当にたまにパーティーやなんかで食べるのはいいですが、毎日のようにむさぼり続けるのは危険なのでやめましょう。
『子どもと添加物 33のポイント』にはこうあります。
ポテトチップスは、脂肪や塩分が多く、添加物も使われているので避けた方が無難。子供が『どうしても食べたい』というときは、『うすしお』または『のりしお』を!
(中略)ポテトチップスは主に三つの注意すべき点があります。まず添加物が多いこと。次に油で揚げてあるので過酸化脂質ができていること。そしてカロリーと塩分が多いことです。ただし、添加物の数は種類によって違いがあります。
たとえば、湖池屋の『のり塩』は『調味料(アミノ酸等)』だけですが、『立地コンソメ』は、『調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料、パプリカ色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、香辛料抽出物』と多いのです。添加物が多い製品を食べると、口の中や胃の粘膜が刺激されて、人によっては気持ちが悪くなったり、胃が痛んだり、重苦しくなったり、張った感じになります。いわゆる胃部不快感です。また、下腹に鈍痛を感じることもあります。
もしどうしても食べたい場合は、『湖池屋の『のり塩』』等、添加物の少ないものにし、それももちろん、一日に3,4枚程度にしましょう。それだけでも十分『食べた感』と『罪悪感』の両方を味わえます。
正直そのような暴食をするとき、人はどこかでその『罪悪感』や『背徳感』なるものも味わおうとしているところがあります。毎日の規則正しい生活とルールの中で生きていて、たまに窮屈になるとき、そうやって道に逸れることで、解放感を覚えます。
ある学者は、テレビで『女装癖』をカミングアウトしていましたが、頭のいい人にはどうもそういう人が多いらしく、普段たくさん勉強をしていて疲れているから、心身のリフレッシュの為にあえてそういう『外れた行動』をとってみせるんですね。
私は女装癖はありませんが、言いたいことはとてもよくわかります。やはりそういう感情を無視してまでやるべきことを推し進めようとしても、ロボットではないので途中で動きがぎこちなくなってくるんですね。
遠藤周作は言いました。
機械の動きがぎこちなくなってきたら油をさしたりメンテナンスをしますが、人間にもそういうことが必要な時があるんですよね。ですからもし体に悪いと思っていてもそうした暴飲暴食をしたいときは、まず体にそんなに悪くないものをおなかにいれて、その後にこうしたスナック菓子やケーキをいくつか買い、少しずつつまみ食いをするやり方を推奨します。
そうすると『食べた感』と『罪悪感』を味わえますので、案外全部食べなくても満たされます。過剰に摂取したものはそれを結局、余分なものは体外に排出することになり、その分負担がかかり、様々な問題を引き起こすリスクを高めますので、注意しましょう。
『腰痛』と薄毛との関連性ですが、基本的には『頭痛』と同じですね。血行不良が薄毛に悪影響を及ぼします。
『腰痛を治す65のワザ+α (これ効き!シリーズ)』にはこうあります。
ストレスからぎっくり腰になる?
職場の人間関係や家庭内のトラブルなど、精神的なストレスが病気の原因になることがあります。ストレスの影響を受けやすい病気には、胃潰瘍や頭痛、めまいなどがあげられます。腰痛の原因、あるいは症状を修飾する要因として、ストレスなどによる精神の不安定な状態が考えられる場合があります。過度のストレスにより、自律神経の中の交感神経が緊張すると、筋肉の緊張が高まります。末梢の血管も収縮し、血流も悪くなり、乳酸などの筋肉の疲労物質が蓄積されやすくなります。
腰痛には、
など様々な種類があります。
突然腰部に疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいう。
ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態。
脊椎にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が狭窄する整形外科疾患。
基本的にはそのすべての腰痛が髪の毛にいい影響は与えないと考えていいでしょう。
今挙げた本の内容にも、
というキーワードが出てきましたね。例えば『自律神経失調症』で考えると、
薄毛に関係のある問題としても、
等の問題を引き起こしますので、決してないがしろにはできません。ストレスはホルモンバランスを崩す原因となり、
あるいは暴飲暴食の原因となり、
タバコやアルコールの摂取の原因となり、
血行不良になると、髪の毛に栄養が行き届かなくなり、
これらは全て、薄毛の原因となってしまいます。なるべく腰痛が起きないように、普段の生活から気を付けるようにしましょう。
『腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい!』では、腰痛になる原因として、以下のようなポイントを挙げています。
- 1.長時間、同じ姿勢で仕事をする
- 2.保育士や看護師、歯科医、コックなど、仕事で頻繁に前かがみの姿勢をとる
- 3.長時間の車の運転
- 4.スキーやスノーボードなどでしりもちをついた拍子にロッキングしてしまう
- 5.スポーツや事故で衝撃を受けた際にロッキングしてしまう
- 6.自転車におしりが痛くなるくらい長時間乗る
- 7.『体育すわり』をする習慣がある
- 8.出産をきっかけにロッキングしてしまう
ここでいう『ロッキング』というのは、『仙骨』と『腸骨』がひっかかって、動かそうにもうんともすんともいわなくなる状態のことを言います。『仙腸関節』の不具合のおかげで腰痛になってしまうので、このあたりの関節をロッキングさせないように、日々の生活で注意する必要があります。
『腰痛は99%完治する―“ぎっくり”も“ヘルニア”もあきらめなくていい!』にはこうもあります。
血流の悪化によりさまざまな不調が現れる
また、筋肉の疲労と前後して、骨盤周辺の血流が悪化します。実は、仙腸関節付近にはとてもたくさんの血管や神経が通っています。なかでも血管の数は多く、上半身と下半身をつなぐ重要な血管のほとんどが、ここを通っています。それは、酸素や栄養などの物資を積んだ無数の貨物船が、狭い”海峡”を通路にしてさかんに行き来しているようなもの。つまり、仙腸関節は、血流という交通の大要衝なのです。
しかし、この交通の要衝である海峡が封鎖されてしまったらどうでしょう。当然、貨物船が行き来できず、血液が思うように回らなくなってしまいます。仙腸関節がロッキングすることで、そこを通るたくさんの血管が圧迫され、全身に血流が巡らなくなってしまうわけです。
やはり『血行不良』の問題が出てきましたね。そうなるとやはり、髪の毛に栄養が行き渡らくなるので、腰痛も薄毛の原因になると言えばなるわけなんですね。
この腰痛の対策として、ビタミンCの摂取が推奨されています。ビタミンCが不足すると、腰痛やリウマチ、肩凝りなどになりやすいというデータが存在しています。
『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
体のたんぱく質の約30%はコラーゲンからできています。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ接着剤のような仕事をし、それがもとになって強い歯茎や血管、骨や筋肉などの各器官をつくります。ビタミンCの重要な役割の一つは、そのコラーゲンの生成に関与することです。
たしかにビタミンCはこのようにして、栄養素の説明の一番最初にこの骨や筋肉などの強化につながるコラーゲンの生成に関与することが挙げられていますので、それが理由でビタミンCが注目されているのかもしれません。ビタミンCはストレスに対抗する力も作りますから、先ほどぎっくり腰の説明で『ストレス』が出ていたように、摂って損をする栄養素ではないので、たくさん摂るようにしましょう。
『これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典』にはこうあります。
むやみに大量に摂取すればいいわけではない
(省略)しかし、2000年4月、米国科学アカデミーの『ビタミンCやEの錠剤を大量にとっても、健康によいとうい証拠はなく、むしろ害を及ぼす恐れがある』という報告は、ビタミンC大量摂取に一石を投じました。またビタミンCについては、錠剤での大量の摂取は下痢を引き起こすともいわれています。一方で、野菜や果物からの摂取はこれまで以上に必要だと報告されています。
確かにビタミンE等の抗酸化物質は、下記の記事に書いたように、
ガン細胞を活性化させる可能性があり、サプリメントからの摂取は注意が必要だとされています。更にビタミンCであっても大量摂取は危険なんですね。下痢にもなります。しかし、私はその下剤効果を利用して、朝いつもビタミンCとマルチビタミン&ミネラルの2錠を飲み、便意を促してスッキリしていますけどね。
ただ、言われているようにサプリメントの大量摂取は気を付けるようにしましょう。野菜や果物からの摂取で補うのが一番いいとされていますね。しかもそれらの食物はなるべく『丸ごと』食べることが推奨されています。もちろんそうなると、オーガニック(無農薬)でなければなりませんから食材にもこだわる必要がありますね。
また単純に、お風呂や温泉、マッサージなども有効ですね。お風呂に入ると体重が10分の1になりますから、その分、普段意識していない脊柱などの大きな筋肉や、もちろんここで出てきた仙腸関節のあたりも負荷が緩和されます。
薄毛と温泉、サウナ、岩盤浴については下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。