おでこが広い…何㎝だと将来ハゲる?
おでこが何㎝だとハゲるという明確な基準はありません。それを気にするよりも、見るべき情報があります。
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おでこが広い人はハゲてしまうのでしょうか。確かにおでこが広いと、ハゲを連想させてしまうこともあります。しかし『こともあります』と言っていることからもわかるように、『そうじゃないこともある』ということですね。
つまり、答えは、Noです。
…と言いたいところですが、Yesと言うべきシーンもあるということを忘れてはなりません。その『おでこが広い』という人が、『徐々に広がってきている』という場合は危険ですね。それは『徐々に髪の毛がなくなってきている』ということと同じですから、その場合は他の部分と同様、つまり『頭のてっぺんがなくなってきている』などと同じように、薄毛になっていると見て間違いありません。
しかし今回のテーマにあるような『何㎝だと将来ハゲる?』ということでいうと、その答えは、
何㎝かどうかは関係ありません。
ということになります。私の知人におでこが広い人がいますが、20年経った今でも彼はハゲてませんからね。ただおでこが広いというだけで薄毛になるということではありません。
人それぞれ、体格や骨格は違いますからね。身長が140㎝の人もいれば、200㎝を超す人もいます。背中にびっしりと髪の毛が生えている人もいれば、わき毛やすね毛が全く生えていない人もいます。
それぞれが自分のそうした特性にコンプレックスを抱いてしまうものですが、それは『他人と自分を比較する』からですね。見るべきなのは以下の記事です。
唯一無二の自分の要素を大事にしたいものですね。また更にここに付け加えるべき言葉として、アメリカの哲学者、エマーソンの言葉を見てみましょう。
だれでも教育を受けている過程で嫉妬は無知であり、模倣は自殺行為にほかならないという確信に達する時期がある。
嫉妬は無知。模倣は自殺行為。自分が他の人と比べて劣っていたり、あるいは優れていると感じても、それは無知であり、自殺行為です。自分は自分にしかなれないし、また、なる必要もない。
あのサッカーの名手クリスティアーノ・ロナウドは、能力、容姿ともに世界トップレベルを誇る優れた人間ですが、187㎝もある身長にコンプレックスを持っています。彼の周りではそのくらいの身長は当たり前で、むしろ『小さい』。ですから、写真撮影をするときは、必ず背伸びをして撮るんです。
どんな人でも他人と自分を比べ、優劣をつけてしまうものです。彼のように、何もかも手に入れたような人であっても、それをする限り一生その悩みを背負い続けることになります。
今回のテーマは『おでこが広い』とか、『薄毛』という問題です。しかしこの問題をたとえ解決したとしても、また違う悩みが自分を襲ってきて、
この問題さえなければ…
として、悔やみ続けることになります。それを強く諭しているのがエマーソンや、その記事にまとめたあらゆる偉人たちです。時間があるときにじっくりと彼らの言葉を見て、自分のものにしましょう。
『心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』にはこうあります。
『もっと欲しい』と思うから苦しくなる
お釈迦さまのこんな言葉があります。
『人間の欲望というものは、たとえヒマラヤの山をすべて黄金に変えたところで、満たされることはない』
人間の欲望はどこまでも果てしないものだ、ということですね。(中略)『小欲知足(しょうよくちそく))という言葉があります。文字通り、欲を少なくして、足るを知るということです。お釈迦さまの御臨終前の最後の教えとされる『仏遺教経)の中には、小欲知足についてこう書かれています。
『知足の人は地上に臥すといえども、なお安楽なりとす。不知足の者は、天堂に処すといえども、また意にかなわず。不知足の者は、富めりといえどもしかし貧し』
現代語訳すると、
『足ることを知っている人は、たとえ地べたに寝るような生活をしていても、心は安らかで、幸せをかんっじている。しかし、足ることを知らない者は、天上の宮殿のようなところに暮らしていても、満足ということを感じられない。足ることを知らない者は、どんなに裕福であっても、心はいかにも貧しい』
ということです。
見るべきなのは以下の記事です。
人間の欲望というものは、たとえヒマラヤの山をすべて黄金に変えたところで、満たされることはない
この記事には実に研ぎ澄まされた黄金律を2つも載せました。しっかりと立ち止まてじっくりと考え、自分のものにしましょう。
『医療で治す薄毛の悩み』にはこうあります。
体毛数は、一人ひとり遺伝子レベルで決められていますから、赤ちゃんのときも、青年になってからも、その総数はほとんど変わりません。思春期の頃、急にひげやわきなどの毛が生えてきて、『大人になった』と感じても、実際にはもともと生えていた細くて柔らかい産毛の色が濃くなってきただけのことです。
もし自分が人よりもおでこが広いとか、毛が足りないということであれば、『毛むくじゃらで悩んでいる人』のことを想像すればいいということは、ここまでの記事を読めば理解したはずですが、こうした専門知識を入れることでも腑に落ちる人もいるでしょう。
体毛数は遺伝的な要素も含めて、ある程度決まっているのです。豊満な胸を持っている女性の親や祖母が豊満な胸だったり、背の高い男性の両親が背が高かったりして、人間の骨格や体格のポテンシャルは、少なからず両親を含めた先祖のDNAを引き継ぎます。
ですから、そこにイライラしても仕方ないんですね。そうではなく、悪い面を見るのではなく、『その先祖の存在がなければ自分はこうして生きていない』ということに着目するべきなのです。
デール・カーネギーの著書、『道は開ける』にはこうあります。
300兆分の1。これは一体何の数字だと思うか。親が出会って、自分が生まれた確率だ。だとしたら、生を受けられた。それだけで奇跡なのだ。
自分が他人とちがうからといって一瞬にもせよ悲観することはない。あなたはこの世の新しい存在なのだ。人類が誕生して以来、あなたと瓜二つの人間はいなかったし、将来どんな時代が訪れようと、あなたと全く同じ人間が現れることはないだろう。遺伝子科学の教えによれば、あなたという存在は父親から与えられた23の染色体と、母親から与えられた23の染色体が結合した結果に他ならない。
これら46個の染色体の中には、あなたが受け継いだ資質を決定する全てが含まれている。染色体の一つ一つには『数十ないし数百の遺伝子があり、ときにはたった一つの遺伝子によってさえ個人の全生涯が変わることもある』とアムラム・シャインフェルドは言っている。まさに私たちは『おそろしいと同時にすばらしい』産物なのである。
300兆分の1の確率ですよ。親が出会って、自分が生まれた確率が。これって奇跡以外の何でもないですよね。人間というものは考え方一つです。私は、とある容姿が整った人と、そうでもない人の、二人の男性の半生をこの目で見ましたが、
織田信長が、
と言ったように、前者は少し、自分の実力を過信してしまっていました。しかし、ある種のあきらめにも似た感情を持った後者は、自分の出来る限りの最善を尽くし、ひたすらに自分の武器を磨き続けました。
そうして10年が経ちました。現在も生きている人であり特定されるので詳しくは言いませんが、彼ら二人の間には雲泥の差が開いてしまいました。まるで、『ウサギとカメ』です。カメのごとく『自分が踏める一歩』を確実に踏んだ後者は世界的に有名な人になりました。
しかし、ウサギのごとく容姿にかまけて鍛錬を怠り、私利私欲に支配された後者は、カメたる後者に追い抜かされました。そしてその差は、後を追ったウサギがなんとかなるような距離ではなくなってしまっていました。
『オトコの病気 新常識』にはこうあります。
佐藤医師によると、薄毛の男性はテストステロンという男性ホルモンが多く、『攻撃性や競争心、支配欲が強く』なりがたいで、『力強くたくましい肉体をもっており、大脳皮質が発達していて知能にも優れ、性欲が強く生殖能力が高い、優れた人間の傾向が強い』という。ジュリアス・シーザーからガリレオ・ガリレイ、ライト兄弟、はては湯川秀樹や本田宗一郎まで、偉人には薄毛が少なくない。ハゲは『できる男』の証なのだとか。ちょっとうれしい話である。
全ては考え方次第ですね。見るべきなのは以下の記事です。
これでこの記事に張った黄金律は3つになりました。とてつもない英知が満載の記事になりました。